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藤枝MYFCを中心としたサッカー観戦記やサッカーに関する個人的な意見の書き込みが中心です。

前座試合

2010年03月01日 22時41分14秒 | その他
今回のゼロックススーパーカップはユース年代の選抜チーム同士の対戦を前座試合として開催する初の試みが行われました。
結果的には、スパサカややべっちFCといったTVではでは全く取り上げられませんでしたが、ネット等では少しばかり話題になり、関係者の予想以上の反応があったようです。
初の試みということで不都合な点も多々ありました。
・開門時間から試合開始時間まで間隔が短い
開門10時で試合開始が10時40分、私は10時15分には国立に着いていたのですが、手荷物検査のところで長蛇の列ができており、スタジアムの中に入れたのは10時30分位でした。直前に会場着いた人は前半15分くらいは見られなかったと思います。
・ユニホームの色が非表示
オーロラビジョンにユニホームの色が表示されていませんでした。赤と白のユニホームでしたが、最初はどっちがどっちだかわかりませんでした。
・盛り上がりに欠ける
場内アナウンスも少なく、そそくさと試合を始めた感じでした。もう少し盛り上げてほしかったと思います。
・エキシビジョンかマジ対決か中途半端
エキシビジョンマッチとして組まれた試合でしたが、倉又監督は「勝負にこだわる」といった発言をしており前半はクラブと高体連の意地がぶつかった良い試合をしていたと思います。しかし後半途中からは招集した選手を全員出場させるエキシビジョンマッチになっていました。
個人的にはエキシビジョンマッチで良いと思っています。前日に集まったメンバーで勝負に徹した戦いをするのには無理があります。エキシビジョンの中に「クラブ対高体連」の意地が見られれば良いかなと思います。
(因みに今大会の売りの1つだった全チーム分が集合したスタジアムグルメについては、約8割は試合開始1時間前には売り切れていました。大繁盛でしたが、在庫の数が非常に少なかったと思います)

今回の試合は前座試合として、今後にひとつの可能性を示せた試合だったと思います。
私はこれまでずっと1つの前座試合を実現してほしいといってきた試合があります。それは高校選手権の優勝チーム対サンスタートニック杯(Jユース杯)の優勝チームのチャンピオンシップです。今年なら「山梨学院大付属対FC東京U-18」ということになります。
この試合を元日の天皇杯決勝の前座試合で行ってほしいと考えています。
高校選手権の日程を変えなければならないことや、天皇杯決勝の前座で女子の決勝が行われているなど実現が非常に難しいことは良くわかっていますが、実現してほしい試合です。
この1試合が行われることで、ユース年代が抱えているクラブと高体連の隔たりやクラブに対する世間の認知度の低さといった問題が良い方向に改善されると思っています。


もう1つ前座試合で行ってほしい試合は、Jリーグの前座試合です。
今季からJリーグはサテライトリーグが廃止され、控えや若手選手の実戦経験を積む場が少なくなることが心配されています。
そこでベンチ入りしない選手同士の試合を前座試合で行ってほしいと思います。
ただし、45分ハーフのフルゲームをやるのは難しいと思うので少し工夫する必要があります。
私は25分ハーフの8人制の試合がちょうど良いと考えています。
問題はアウェイ側のチームの遠征費が8人分(GKをベンチ入りする控え選手にすれば7人分)増えてしまうことですが、そこはJリーグが工面してあげてほしいところです。


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