山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

参院選の争点は改憲を許すかどうかだ

2016年07月09日 09時32分44秒 | Weblog
 安倍首相は、アベノミクスは道半ば(アベノミクス下から読めばバカな道とやゆされている)だといいながら、テレビコマーシャルでは、格差拡大を隠して、今の日本はバラ色だといわんばかりだ。サミットの時、リーマンショックの前の状況に似ているなどといったのとどう整合性がつくのか。
 安倍は憲法改悪に執念を燃やしているのは事実だ。リーマンショックと同じといって消費税を延期したのも、参院選で改憲勢力が3分の2を取って、任期中に改憲をするための条件づくりだ。すべてここに収れんしている。
 だが、選挙前には、改憲につきすすむとはいわない。サミットという国際会議で、欧米の首脳があ然とするような、リーマンショック論を平気でいって、国際会議を自分の選挙対策にもてあそぶ人物だから、選挙でうそをつくことなんか朝めし前だ。
 だまされてはいけない。参院選の争点は、安倍改憲を許すのかどうかだ。安倍自民党・公明党・おおさか維新・日本のこころに投票するのは、安倍改憲に賛成の1票だ。
 改憲の本丸は、いわずと知れた9条だ。すでに集団的自衛権容認の安保法制=戦争法で立憲主義が崩されている。ついで本丸に攻撃をかけようとしている。
 世論調査で、9条改憲反対は多数だ。改憲反対の気持ち、ここを基点に参院選を判断しないと大変なことになる。国民の良心の発露を期待したい。
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石田純一さんの気持ちを尊重したい

2016年07月09日 08時41分10秒 | Weblog
 俳優の石田純一さんが、昨日8日、都知事選に野党統一候補であるなら出馬したいと態度表明をした。別の人が統一候補になるなら自分は下りて、喜んでその人を応援したいと語った。野党統一候補を立てることが何より必要だという立場だ。
 石田さんは、原発再稼働反対の運動や、安保法制=戦争法反対の運動で、一市民として国会前のデモに参加し、発言をおこなってきた。そのためにテレビの仕事で足を引っ張られることもあったようだが、屈することなく運動に参加してきた。信頼できる人だ。
 選挙になると、おれがおれがという人(小池百合子さんは女だが)が出てくる。石田さんは、別の人が野党統一候補になるなら喜んで応援するという。その姿勢がすがすがしい。
 参院選の野党4党と市民団体の共闘組織で緊急に話し合って(市民団体はすでに動いてくれているだろうが)、石田さんの気持ちを尊重して、いい方向にもっていくように努力してほしい。民進党も一歩引いて対応してほしい。民進党がまず候補を決めてそれを受け入れよ、いやなら勝手にやるというのでは、統一のために頑張ってきた人の期待を裏切る。
 共産党志位委員長は、石田さんの発言を歓迎したい、だれを統一候補にするかは4党で早急に話し合いたいと述べた。ここはやはり、市民団体を入れて今日にでも話し合いをしてほしい。
コメント (1)
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