山上俊夫・日本と世界あちこち

大阪・日本・世界をきままに横断、食べもの・教育・文化・政治・歴史をふらふら渡りあるく・・・

リラン・バクレー監督の映画「ザ・思いやり」を普及しよう 

2015年11月03日 11時04分55秒 | Weblog
 10月31~11月1日の「2015日本平和大会in富士山」の分科会で素晴らしい映画に出会った。アメリカ人映画監督リラン・バクレーさんの作品「ザ・思いやり」だ。「思いやり」とは日本政府のアメリカ軍への思いやり、思いやり予算のことだ。
 34年間で6兆円以上も米軍に投入している。条約では一切義務付けられていないのに、思いやりでやっている。世界一の借金国日本政府が、税金から米兵一人当たり毎年1300万円も支給している。在日米軍人の住宅の豪華なこと。米軍基地内の小中学校の緑とアンツーカーの400mトラックのグランド。専用ゴルフコースの数々。フィットネスクラブ。米兵にはすべて無料。日本人の税金ですべて面倒を見ている。
 思いやり予算の矛盾を驚きと笑いの映像であばきだす。おもしろい映画だ。上映会の参加人数で上映料金が変わるから、大赤字で困るということもない。20人までで1万円、100人以上で5万円。監督のバクレーさんもスケジュールがあいていれば、出張して話もしてくれる。
 じつはバクレーさん、日本語が達者でびっくり。高校1年のとき埼玉でホームステイ、日本の大学を卒業、アメリカと日本の大学院修了、日本文学を研究。青山学院大学講師、英会話スクール経営、そして映画監督。
 日本平和大会でのバクレーさんの紹介に参加者がびっくりしたのは、神奈川平和委員会のリラン・バクレーさんという表現だった。神奈川県平和委員会、日本平和委員会の重要な会員であり、平和運動家だ。日本の平和運動も厚みが増してきた。
 上映会・試写会希望の向きは、zaomoiyari@hotmail.co.jp へ。
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