ZZR1400GTR's Tagebuch(日記)

主に独逸・墺太利・瑞西・南チロルの欧州事情を発信。

高所アルペン街道

2011-05-11 07:31:50 | ZZR1400
この写真はオーストリアの高所アルペン街道の一部です。時速百キロ前後で高度差二千メートル近い道を 「気持ちよく飛ばす」、 そして 「スカッ」 とできます。空気が美味しくて、愛車のエキゾーストノートが心地良い、視界に飛び込み続ける景色は絶景で、感動が間断なく続くと、気持ちに重さがある事に気が付きます。私は幾つかの峠道を繋いで周回路 (1周約三百キロ) にしてますが、それは取って置きのツーリングロード。ここを通る百人が百人、リフレッシュできるだろうルートです。









ある種の 「極み」

2011-05-11 04:22:01 | ZZR1400
このGL1800、その後ろに私の1400GTRが停まっていますが、このゴールド・ウイングはある種の 「極み」 に至っているバイクだと思いました。ペイントから各種の改造、車体料金+百ウン十万円コースでしょう。「下品と上品の狭間」 に留まりながら、「独特の雰囲気」 を醸し出していました。これはホンダのバイクであってホンダでは無く、「ゴールド・ウイング」 なのです。

このGL1800の横で一服していたドイツ人のおっさんとしばし話し込んだのですが、彼も 「これは連れと一緒にツーリングするんだったら "夢(理想)のバイクだ" 」 と溜息を付いていました。私も全く同感です。奥さん孝行に照準を合わせたら、「女王様の席」 を用意した旦那が 「運転手」 となって、女房や彼女に尽くす 「しもべ」 に 「へーんしん」 させられる 「地を這う魔法の絨毯」 なのかもです。

最近注目した BMW の K1600GTL なんかがこういったモディファイをされるのかどうか、「ツール」 としてのバイクに留まるのか、「嗜好品」、大げさに言えば 「芸術品」 のとば口の様な所まで到達できるのか、大変に興味があります。元々、ハーレーやゴールド・ウイングに興味を持つ人と、BMW のバイクに興味を持つ人たちとの交点は無いような気もしますが、単に 「タンデム」 の相棒が乗るのか、その相棒が 「女王様」 にまで祭り上げられるのかで、どちらの方向に 「進化」 するのか決まるのかもです。

女房に迷惑をかけた、女房に悪い事をした、の自戒の念が積もり積もって、女房に頭が上がらん、いつか何とか 「報いたい」 と思う、そしてそれがバイクでだったら、私は迷わず 「GL1800」 を手に入れて、「あれやこれや」 と改造しまくることでしょう。しかし、女房に対するそんな後ろめたさが、薄いか無いかだったら、K1600GTL なんかも選択肢です。「普段の行い」 でも進化の方向が決まる気がします。