ZZR1400GTR's Tagebuch(日記)

主に独逸・墺太利・瑞西・南チロルの欧州事情を発信。

フランスで見かけた光景(バイク編)

2011-03-28 11:04:17 | ZZR1400
一見すると、「2台の現行の日本車に1台の古いBMW」 って感じですが、真ん中のバイクは日本製ではありません。この真ん中のバイク、欧州では着実に数を増やしていっているようです。この写真は出先のフランスの町中で撮ったものです。

真ん中のバイクを見た私の想いは、多分、「左の日本製バイク」 の当時の製品を見たその頃のドイツ人の想いと重なるものが多い、と言うより 「同じ」 であろうと推測致します。

その想いとは、「すばらしい」 とか 「いいことだ」 ではなく、全くその逆なネガな印象を咀嚼するようなものだったのでしょう。一昔前のアメリカ人たちの日本車を見て思ったという感情に似ていると思います。

しかし、どんな想いを誰が抱いたとしても、そのバイクにどんな歴史があろうとも、「消費者次第」 で、世の中はどんどん遷り変わって行ってしまいます。20年後、どういった状況になっているのかの想像は容易ではありませんが、私的にはこのどれにも乗るつもりはありません。

でも、毎年誕生するバイク乗りの青年たちにとっては、「ほぼゼロからの選択」 になるのでしょう。

バイクで出張の季節

2011-03-28 06:34:48 | ZZR1400
長い冬が終わり、バイクで出張の季節です。一昨日と昨日にかけてフランスに行って来ました。この写真の背後に見えるのは「看護学校」のようで、壁面の巨大画はフランスの著名な生化学者のパスツールだと思います。

フランスでの楽しみは、ズバリ 「フランスパン」 です。ドイツでもフランスパンは 「どこでも」 買えますが、モノが違います。統計によると、フランスでのフランスパンのパン全体での比率は5割を超えているとかで、いかにフランスでフランスパンが重要かが分ります。

夜はイタ飯なんかを食べましたが、朝と昼はフランスパンに何か塗るか、挟むかで済ませていました。最後の昼は、「フランスパンの丸かじり」 で済んでしまいました。何も塗らず、挟まず、でも 「パンだけで食べられる」 のが 「本物(少なくとも、私にとっては)」 です。

フランスのフランスパンは、一般に 「細い」 です、ドイツや日本でのそれよりも。そして、焼きたてが日本でのお米の 「炊き立て」 位の価値があるようです。香ばしい外側を食べるために細長くしているようにさえ思えます。





三分の一日がかりな出来事

2011-03-12 17:58:35 | ZZR1400
ずっと、「しよう」 「やろう」 「いつかは」 と、時々考えていた事を今日に実現しましたが、三分の一日がかりな出来事でした。「半日ががり」 は12時間のことだと思いますので、4時間ほどかかったことになります。

これはカワサキの1000GTRのアンダーカウルの熱対策パーツです。グラスファイバーの上にアルミ箔が貼ってあって、アンダーカウルをエンジン熱から守っています。左右が剥がした古いもの(製造後12年経っています)で、アルミ箔は 「ボロボロ」 でしたが、グラスファイバー部分は割としっかり(それなりに汚れていましたが)していて、アンダーカウルは全く損傷(割れたり)していませんでした。

でも、「剥がした後」 に接着面が強力だったせいで、「全面に接着面がグラスファイバーの産毛と一緒に残った」 のには参りました。「溶剤」 を使うと12年間ものあいだ守られたアンダーカウルを傷めてしまうので、色々なもので根気良く擦り取り、紙ヤスリをかけ、キッチン用の洗剤で油分を取り除きシャワーを浴びさせ、完全に乾かしてから、新しいものを貼りました。

この作業の間に、オイルもフィルターと共に交換。リザーブしか残っていなかった状態で近くのスタンドでフレッシュなガソリンを満タンにしてから、リザーブのまま20キロほど走って、家に戻って来て ON に戻しました。やはり、このバイクは 「良い」 と思いました。