あんのん雑記

愛媛県西予市野村町の慈雲山安穏寺、
住職の雑記です

春までもう少し

2015年02月07日 | 日記
寒い一日になりました
午前中お寺でのご法事をお勤めした後バラ大師へ

冷たい風の中、境内の若い桜の木につぼみがひとつ
健気に春に向けての秒読みを始めているようです

ちぢこまった背中を伸ばして少し胸を張ってみました

節分行持

2015年02月04日 | 日記
節分の日はみんなで豆まきを修行しました

夕刻に節分諷経のお経をお唱えします
昔は攤鬼諷経とか逐鬼諷経とかいったそうな

「攤」は広げるとか投げるとかの意味があるようで、「逐」は
追い払うという意味で刑罰を表す字でもあるようで…
う~ん少々、鬼が気の毒な様な気もしてきます

お経がおわれば

小鬼たちと一緒に盛大に豆まきです。撒きながらおもわずポリ
ポリとかじって随分年齢を超えてしまったような…

皆々さまに福がありますように!

冷たい空気のなかで

2015年02月03日 | 日記
朝、本堂で坐っているとヒシヒシと冷気を感じます
衣から出ている指先が痛くなってきます
外が明るくなるにつれて更に冷たさが増します

外に出ると真っ白な霜、空気がピーンと張りつめたようで、
清々しくもあります

水が滴っているところでは「樹氷」ならぬ「草氷」が・・・

天然の氷の彫刻が朝日にキラキラと輝いていました

2月になりました

2015年02月02日 | 日記
2月になりました。お山(修行道場)では「攝心(せっしん)」が行われます

攝心では一週間、雲水たちがただひたすらに坐禅修行に専念します

この間は自分自身に喝をいれ、より雲水に近づこうとしております・・・

だがしかし怠けそうになる!そこで、あえて家人に
「これから攝心なんで、そこんトコよろしく!」
と宣言して(言った手前やらないと・・・)自らのお尻を叩いております

これも、まわりの人のお陰で修行が助けられているという姿でしょうか?