前回のあらすじ・・・秩父鉄道の概要,熊谷~長瀞間の車窓からの見どころ
を紹介しました。
今回は、秩父鉄道が力を入れている「長瀞」の観光事業等を巡ります!
Ⅲ,長瀞における観光開発と秩父鉄道の関係
長瀞は、秩父鉄道が古くから観光事業として力を入れている場所である。
その前に、長瀞駅前には秩父鉄道にゆかりのある人物が建てたモノがある。

こちら。長瀞駅を北側方向に出て、長瀞駅前信号の宝登山方に目を向けると、大きな鳥居が立っている。
これは、秩父鉄道ゆかりの人物(諸井恒平の長男)「諸井貫一」奉納の鳥居を見ることができる。
秩父鉄道は、1917(大正6)年から遊船業を開始。現在も人気の「長瀞ライン下り」である。
他にも、秩鉄は直営事業を行っており、長瀞周辺には・・・
長瀞ライン下り/宝登山ロープウェイ/宝登山小動物園/有燐倶楽部/ガーデンハウス有燐 を直営で運営している。
また、秩父鉄道が関与したものとして、現在 政府指定・国際観光旅館の「長生館」、養浩亭・秩父自然博物館(現・埼玉県立自然の博物館)などがある。

秩鉄の観光事業の目玉!「長瀞ライン下り」

秩鉄が関与したものの一つ、「長生館」

秩父鉄道「長瀞駅」本屋。趣のある駅舎で『関東の駅百選』にも認定されている。
長瀞の岩畳
さて、長瀞に来てもう一つ有名なものがある。それは長瀞の「岩畳」である。
三波川変成帯と呼ばれる変成岩帯が地表に露出しているところで、岩がはがれやすい形成が特徴。こちらも観光資源の一つとなっている。

岩畳の看板。奥が岩たたみである。
日本ジオパーク認定

2011(平成23)年9月、秩父地方が『日本ジオパーク』に認定され、各場所には「ジオパーク秩父」の看板が設置されている。
今回は、ここまで。長瀞の観光事業等を紹介しました。
次回は、秩父鉄道と武甲山・石灰石採掘事業のことについてご紹介したいと思います。

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