2015年12月9日(水)
内野地区ため池隣駐車場・・・賀背橋・・・二十曲峠1152m・・・石割山1413m・・・
・・・標高点1318m・・・三角点1111m・・・内野地区ため池隣駐車場
前回に引き続いて富士見ウォーキングです。 二十曲峠は富士山のビューポイントとして良く知られ、紅葉シーズンは特に良いそうです。 ここを初めて訪れるにあたって、プランニングに少々頭を捻りました。 というのは、峠まで車を使わないで歩きたい、峠まで行ったらやっぱりお隣にある石割山まで足を延ばしてみたいという訳です。そして出来れば帰りはピストンを避け、距離をあまり延ばさないで出発地点に戻りたい・・・そんなこんなを解決するにはいつもの事ですが車を置く場所が問題になりますね。

ため池(右)の南側にある駐車場が今日のS・G地点 駐車場の並びにトイレあり(閉鎖中?)
実際のところは、ゴール予定地点付近に適当な場所が無ければ二十曲峠まで車で上がり、後は石割山をピストンして帰ろうと思っていました。 そんな中で偶然発見したのがこの駐車場です。 どうしてここに駐車場があるのか(花見客用?ハイカー用?)詳しい事は分かりませんが、すぐに見つかったことも含めて、運が良かったとしか言いようがありません。
※このため池は忍野村東部の内野地区(旧内野村)にあって、ため池西側のすぐ傍に標高点966m(位置 北緯35.27.10 東経138.52.32)があるので発見しやすいと思います。 忍野村に入って二十曲峠に向かう道路を走っていると、右手にため池の土手が遠くからでも見ることができます。 なお、このため池は新版の地形図や道路地図には記載されていますが、古い地形図には記載なし。

トイレの前を通り、ため池の西側に出たところ
左手に富士山の頭がすぐに目に入ったのですが、進行方向は右です。
この後二十曲峠への道に向かうのですが、地図に記載されている道を利用すると、どうしても遠回りになってしまいます。そこで、近道をしようとダメもとで右にまっすぐ進んでみる事にしました。 ただし、この方向には賀背川があって地図上に橋が無い・・・

やっぱり川を越えるのは少々面倒な事になりそうだったのですぐに戻って来たところです。 この後は広い農道を歩いて北西方向にある賀背橋へ
正面の忍野村の集落には朝霧がかかり、幻想的な雰囲気が漂っています。その上遠くに雪を頂いた南アルプスの山々が並ぶ姿はとても印象的でした。 この一帯が標高1,000m近くあるとはいえ、水田の広がる平坦な場所からこういう景色を目にする事ができるとは・・・

農道左手に富士 周囲が白っぽく見えるのは霜、日蔭は寒いです。

農道右手は杓子山方面 写真左隅、煙が上がっている辺りに賀背橋

斜め右に曲がって直進すると賀背橋。 そこで二十曲峠への道に合流します

賀背橋(北緯35.27.29 東経138.52.18) 下は賀背川
私は右手から到着したところで、手前方向が「花の都公園」・忍野村役場方面です。
少々複雑な交差点ですが、標識が分かりやすく出ているので問題はありません。

正面の標識【 二十曲峠3.4Km → 】

賀背橋欄干にも【 ← 二十曲峠 《二十曲峠・石割山・大平山ルート》】

二十曲峠(にじゅうまがりとうげ)への道

右手に富士を見ながら



分譲地の看板 直進


分岐点 右、直進します
左は車が走れる舗装された林道ですが、こちら向けには次のような看板が立てられていました。
「車両の通行止 平成27年9月1日~平成28年2月17日 時間帯8:30~17:00 林道鹿留線改良舗装工事」(ただし看板にはどれも一番上に「休工中」の張り紙がしてあったので現在は一般車両も通行可?)
右が当初から予定していたショートカットの林道で、こちらの方には「二十曲峠迂回路 ※車両通行不可」の標示がありました。

最初のうちだけ舗装されていますが

間もなくダートの林道に


ここは大きく右にカーブして 正面の道は少しばかり進むと行き止まり



地形図にも表わされているヘアピンカーブ

太陽の陽射しが当たる場所に出るとやっぱり気持ちがいいですね

ここで舗装路と合流 右へ 峠は近い
少し手前に舗装路を使わないで峠に至ると思われる山道がありましたが、そこはパスしました。

合流地点より


二十曲峠に到着のようです 今回歩いたショートカットの道は車が走れるレベルの勾配ですから、ウォーキングに相応しい道で、距離的にも程よいものでした。 左手の階段は杓子山方面へ

二十曲峠 その1 二十曲峠のほぼ全景

二十曲峠 その2 「忍野高原 二十曲峠 標高1151.5m」

二十曲峠 その3 左手(北)方向に林道鹿留支線

二十曲峠 その4 「林道鹿留支線 起点」の石柱 ゲートは通行止閉鎖
このゲートの左上に「立ノ塚峠」を経て鹿留山・杓子山方面に向かうルートがあります。

二十曲峠 その5 「起点 林道鹿留支線」最終的には行き止まりになっているようです。

二十曲峠 その6 正面方向には「林道鹿留線」 都留市大野・砂原地区を経て桂町方面へ こちらも「一般車両通行止」の看板と共にゲートは閉鎖

二十曲峠 その7 手前に石割山への進入口

二十曲峠 その8 「弐拾曲峠水神」の石碑 石碑の後方に水場

二十曲峠 その9 「山の神」鳥居と二十曲峠説明板

二十曲峠 その10 石段を上ると「奉鎮祭大山祗命神璽」の石碑

二十曲峠 その11 説明板によれば 正徳三年(1713)時の奉行江川太郎佐衛門の入山許可状により、鹿留山(ししどめやま)に入会が認められて以来、薪炭材、建築材等を提供する貴重な入会の土地となった。この峠には小さな山の神様の大山祗命が祭られ、峠を越えるたびに一日の安全を祈願し、夕方は明日への無事を祈って一日の労苦を憩う峠でもあった。・・・数年前鹿留よりの引水によって峠に冷水が湧き、林道の開とともにふる里の自然を求める人達で賑わうようになった。・・・毎年二十曲峠お山祭りが盛大に行われている。・・・昭和六十年八月吉日

二十曲峠 その12 地形図によると、右手トイレ前の道は石割山への登山道に接続しているようです。

二十曲峠 その13 休憩所

二十曲峠 その14 正面の説明板より 「二十曲峠」 樹林越しに見える忍野村の農村空間から空に向かって伸びあがる富士山の姿を楽しめます。 天気の良い日は、富士山の右手に南アルプスを望むことができます。・・・夜明けの時刻に訪れれば、富士山が雪化粧する頃は紅富士に、山頂の地表が見える頃には赤富士に出会えるかもしれません。

二十曲峠 その15 左手から連続写真2枚

二十曲峠 その16 忍野村と南アルプス方面がよく見えたのですが、もう少し詳しく見たかったので

二十曲峠 その17 ズームで撮ってみました。 左から連続写真3枚(倍率は異なります)

二十曲峠 その18 南アルプス 赤石岳、悪沢岳方面

二十曲峠 その19 南アルプス 塩見岳、農鳥岳方面
山梨県 二十曲峠から石割山を歩く(2)へ
No.479
内野地区ため池隣駐車場・・・賀背橋・・・二十曲峠1152m・・・石割山1413m・・・
・・・標高点1318m・・・三角点1111m・・・内野地区ため池隣駐車場
前回に引き続いて富士見ウォーキングです。 二十曲峠は富士山のビューポイントとして良く知られ、紅葉シーズンは特に良いそうです。 ここを初めて訪れるにあたって、プランニングに少々頭を捻りました。 というのは、峠まで車を使わないで歩きたい、峠まで行ったらやっぱりお隣にある石割山まで足を延ばしてみたいという訳です。そして出来れば帰りはピストンを避け、距離をあまり延ばさないで出発地点に戻りたい・・・そんなこんなを解決するにはいつもの事ですが車を置く場所が問題になりますね。

ため池(右)の南側にある駐車場が今日のS・G地点 駐車場の並びにトイレあり(閉鎖中?)
実際のところは、ゴール予定地点付近に適当な場所が無ければ二十曲峠まで車で上がり、後は石割山をピストンして帰ろうと思っていました。 そんな中で偶然発見したのがこの駐車場です。 どうしてここに駐車場があるのか(花見客用?ハイカー用?)詳しい事は分かりませんが、すぐに見つかったことも含めて、運が良かったとしか言いようがありません。
※このため池は忍野村東部の内野地区(旧内野村)にあって、ため池西側のすぐ傍に標高点966m(位置 北緯35.27.10 東経138.52.32)があるので発見しやすいと思います。 忍野村に入って二十曲峠に向かう道路を走っていると、右手にため池の土手が遠くからでも見ることができます。 なお、このため池は新版の地形図や道路地図には記載されていますが、古い地形図には記載なし。

トイレの前を通り、ため池の西側に出たところ
左手に富士山の頭がすぐに目に入ったのですが、進行方向は右です。
この後二十曲峠への道に向かうのですが、地図に記載されている道を利用すると、どうしても遠回りになってしまいます。そこで、近道をしようとダメもとで右にまっすぐ進んでみる事にしました。 ただし、この方向には賀背川があって地図上に橋が無い・・・

やっぱり川を越えるのは少々面倒な事になりそうだったのですぐに戻って来たところです。 この後は広い農道を歩いて北西方向にある賀背橋へ
正面の忍野村の集落には朝霧がかかり、幻想的な雰囲気が漂っています。その上遠くに雪を頂いた南アルプスの山々が並ぶ姿はとても印象的でした。 この一帯が標高1,000m近くあるとはいえ、水田の広がる平坦な場所からこういう景色を目にする事ができるとは・・・

農道左手に富士 周囲が白っぽく見えるのは霜、日蔭は寒いです。

農道右手は杓子山方面 写真左隅、煙が上がっている辺りに賀背橋

斜め右に曲がって直進すると賀背橋。 そこで二十曲峠への道に合流します

賀背橋(北緯35.27.29 東経138.52.18) 下は賀背川
私は右手から到着したところで、手前方向が「花の都公園」・忍野村役場方面です。
少々複雑な交差点ですが、標識が分かりやすく出ているので問題はありません。

正面の標識【 二十曲峠3.4Km → 】

賀背橋欄干にも【 ← 二十曲峠 《二十曲峠・石割山・大平山ルート》】

二十曲峠(にじゅうまがりとうげ)への道

右手に富士を見ながら



分譲地の看板 直進


分岐点 右、直進します
左は車が走れる舗装された林道ですが、こちら向けには次のような看板が立てられていました。
「車両の通行止 平成27年9月1日~平成28年2月17日 時間帯8:30~17:00 林道鹿留線改良舗装工事」(ただし看板にはどれも一番上に「休工中」の張り紙がしてあったので現在は一般車両も通行可?)
右が当初から予定していたショートカットの林道で、こちらの方には「二十曲峠迂回路 ※車両通行不可」の標示がありました。

最初のうちだけ舗装されていますが

間もなくダートの林道に


ここは大きく右にカーブして 正面の道は少しばかり進むと行き止まり



地形図にも表わされているヘアピンカーブ

太陽の陽射しが当たる場所に出るとやっぱり気持ちがいいですね

ここで舗装路と合流 右へ 峠は近い
少し手前に舗装路を使わないで峠に至ると思われる山道がありましたが、そこはパスしました。

合流地点より


二十曲峠に到着のようです 今回歩いたショートカットの道は車が走れるレベルの勾配ですから、ウォーキングに相応しい道で、距離的にも程よいものでした。 左手の階段は杓子山方面へ

二十曲峠 その1 二十曲峠のほぼ全景

二十曲峠 その2 「忍野高原 二十曲峠 標高1151.5m」

二十曲峠 その3 左手(北)方向に林道鹿留支線

二十曲峠 その4 「林道鹿留支線 起点」の石柱 ゲートは通行止閉鎖
このゲートの左上に「立ノ塚峠」を経て鹿留山・杓子山方面に向かうルートがあります。

二十曲峠 その5 「起点 林道鹿留支線」最終的には行き止まりになっているようです。

二十曲峠 その6 正面方向には「林道鹿留線」 都留市大野・砂原地区を経て桂町方面へ こちらも「一般車両通行止」の看板と共にゲートは閉鎖

二十曲峠 その7 手前に石割山への進入口

二十曲峠 その8 「弐拾曲峠水神」の石碑 石碑の後方に水場

二十曲峠 その9 「山の神」鳥居と二十曲峠説明板

二十曲峠 その10 石段を上ると「奉鎮祭大山祗命神璽」の石碑

二十曲峠 その11 説明板によれば 正徳三年(1713)時の奉行江川太郎佐衛門の入山許可状により、鹿留山(ししどめやま)に入会が認められて以来、薪炭材、建築材等を提供する貴重な入会の土地となった。この峠には小さな山の神様の大山祗命が祭られ、峠を越えるたびに一日の安全を祈願し、夕方は明日への無事を祈って一日の労苦を憩う峠でもあった。・・・数年前鹿留よりの引水によって峠に冷水が湧き、林道の開とともにふる里の自然を求める人達で賑わうようになった。・・・毎年二十曲峠お山祭りが盛大に行われている。・・・昭和六十年八月吉日

二十曲峠 その12 地形図によると、右手トイレ前の道は石割山への登山道に接続しているようです。

二十曲峠 その13 休憩所

二十曲峠 その14 正面の説明板より 「二十曲峠」 樹林越しに見える忍野村の農村空間から空に向かって伸びあがる富士山の姿を楽しめます。 天気の良い日は、富士山の右手に南アルプスを望むことができます。・・・夜明けの時刻に訪れれば、富士山が雪化粧する頃は紅富士に、山頂の地表が見える頃には赤富士に出会えるかもしれません。

二十曲峠 その15 左手から連続写真2枚

二十曲峠 その16 忍野村と南アルプス方面がよく見えたのですが、もう少し詳しく見たかったので

二十曲峠 その17 ズームで撮ってみました。 左から連続写真3枚(倍率は異なります)

二十曲峠 その18 南アルプス 赤石岳、悪沢岳方面

二十曲峠 その19 南アルプス 塩見岳、農鳥岳方面
山梨県 二十曲峠から石割山を歩く(2)へ
No.479
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