(続) お山でウォーキング

里山歩きをメインにして運動不足の解消を図ろうと思っています。

神奈川県  台山を歩く(1)

2014-12-06 21:08:52 | 里山歩き
2014年12月6日(土)

坂呂橋バス停・坂呂橋交差点・・・秋葉神社・・・台山153.5m・・・八坂神社・・・
・・・弘法大師堂・・・五所八幡宮・・・中井町役場・比奈窪バス停

   台山は小田原市、中井町、二宮町にまたがる低山で、なだらかな丘陵地帯にあってその山頂を特定することも難しいような山です。 典型的な里山ウォーキングを楽しむことができる場所ですが、以前北側(中井町)から歩いたので、今回は南側(小田原市)から歩いてみる事にしました。山頂付近までは特に問題なかったのですが、その先でコース変更を余儀なくされてしまい、後のコースどりはぐちゃぐちゃになってしまいました。 この際とばかり、思いつくままに歩いたのが原因ですが、結果的にはとても面白いウォーキングになりました。 もしかするとウォーキングの理想形ではないかと思えるような(苦笑)・・・  (坂呂橋付近との標高差はおよそ120m)


道路は県道709号線で、北方向(比奈窪方面)を見ています。 手前少し戻った所に坂呂橋交差点と「坂呂橋」バス停があり、桜並木の右側には中村川が流れています。


今日は時間的に余裕がありそうだったので、坂呂橋を渡る前に、近くの神社に立ち寄ることにしました。
写真の場所はすぐ傍のコンビニの駐車場の脇を左に入ったところですが、正面の山裾にぶつかった後、右折して少しばかり進むと


「豪族・中村氏居館跡(殿ノ窪)」という説明板が目に入りました。
説明板によると   この中村郷周辺を広く領有していた中村庄平ノ宗平は、源頼朝の石橋山挙兵の際、次男土肥次郎実平をはじめ、女婿岡崎四郎義実とその嫡男真田与一義忠等々一族を挙げて参戦せしめ、よって宗平の頼朝の覚えめでたく開幕後も頼朝がしばしばこの館に宿泊したという。・・・

尚、神社の場所は偶々この説明板の傍で出会った地元の方に伺ったところ、先程右折した場所を逆に進めば良いとのことでした。


すぐに見つけることができた秋葉神社の参道石段と鳥居


秋葉神社  取り立てて立派なお社とは言えませんが、この静かな佇まいと小さな神社であっても手入れが行き届き、その土地に生きる方々の思いが伝わって来るような神社の風景が好きです。 




「秋葉神社」  秋葉神社には火防の神が祀られていることが多いそうですが、先程この場所を教えて頂いた方からも、かつてこの辺りが大火で焼け野原になってしまった後にこの神社が建てられたという話を聞かされました。








神社の階段を降りて右に進むとこの道路に出ます。  右手の道から出て振り返ったところですが、手前に進めば坂呂橋交差点はすぐ目の前です。


坂呂橋交差点   県道709号線 左、比奈窪、大井町方面  右、押切から国道1号線へ  正面には台山方面が見えています。


坂呂橋   下を流れる川は中村川  橋を渡って直進します。


「隧道口」バス停(神奈中バス)


直進   左は中井町の中心部に向かう道(路線バス運行)


道路は右に曲がって二宮方面に向かいますが、台山は直進して農道に入ります。


舗装された農道を進んで   右手はキウイ畑


この農道をそのまま進めば何の問題もなく山頂方面に向かえる筈ですが、もう少し自然な道を歩いてみたいなどと考えて、ここで左に曲がってみました。


左に曲がった直後のようす  50mほど進んだ後


東に向きを変え




こんな所までやって来ましたが、やっぱり心配になり方向を変えて・・・


最初の舗装された農道に出てしまいました。  左へ




舗装された農道を進みます。




西側の展望が開けてきました。  左手が相模湾方面、右寄りに大観山から駒ヶ岳・神山方面


手前に不動山


尾根筋に近づいてきました。


尾根筋に乗ると、丹沢方面の展望も開けます。 右寄りに塔ノ岳・三ノ塔方面


塔ノ岳から大山方面
お天気が良く、土曜日ということもあって、蜜柑の収穫がさかんに行われていました。


尾根筋を北西方向へ進んだところに三角点(少々見つけにくい所です)   前回とは逆方向からやって来たので、案の定、すぐに見つけることが出来ませんでした。


玉ネギ(?)畑の中の三角点(フェンスの外から撮影)


三角点(ズーム使用)


三角点付近より  手前左側が高山、右側に不動山  その間の奥に箱根中央火口丘


台山山頂付近にあるJR東海の送電鉄塔(西相模-平塚55号)
この鉄塔脇の道を下り、台山の北側を大きく回り込むようにして中井町の久所方面に降りる予定だったのですが(以前も途中まで同じ道を利用して中井中央公園へ)、ここから50mも行かない内に


目を疑うような光景が現れました。 ごく普通の森林だったところがばっさりと切り取られ、平坦に造成された土地には今話題のメガソーラーが建設されていたのです。足元の高くて急な斜面の真下までパネルが広がり、今まであったルートは影も形もありません。まだ建設途中で、作業をしている人達の姿も見える状態だったのですが、あっけにとられるというのはこんな事?


山頂にごく近い所に広がる畑   ここまで戻って

いろいろと考えたのですが、この後の予定は全てボツという事にして、取り敢えず往路で歩いてきた農道とは別のルートで再び小田原市側に戻ることにしました。後は中井町方面を適当に歩いてから帰ろうと・・・


登ってきた農道と良く似た農道を下ります。  左寄りは曽我丘陵(不動山)ですが、富士山には雲が




二宮方面と中井町の中心部を繋ぐ道路(路線バス運行)に出たところ   降りて来た農道を振り返って見たものですが、この辺りは往路の農道の入口からさほど離れていない打越というところのようです。(住所は小田原市小竹)
右手の建物のフェンスには「小竹メーターステーション 小田原ガス」と記された看板が架かっていました。


これから比奈窪辺りまで進んでみようと思ったのですが、先ずはやや逆方向にある御堂のような建物に向かうことにしました。 地形図にある神社のようです。


八坂神社


八坂神社


狛犬 吽像


狛犬 阿像  

この後は五所八幡宮(ごしょはちまんぐう)に向かうつもりです。


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