(続) お山でウォーキング

里山歩きをメインにして運動不足の解消を図ろうと思っています。

神奈川県 鳶尾山・八菅山を歩く(3)

2014-01-25 09:29:41 | ウォーキング
2014年1月24日(金)

三角点225.7mより


次は標高点221mの地点を目指します。


ゴルフ場と相州アルプス


指導標 上荻野・幣山 ⇔ 八菅神社(はすげじんじゃ)・八菅橋(はすげばし)


ゴルフ場関係の施設のようです。 直進  左はゴルフ場内に入ってゆく道で立入禁止の標識あり。


指導標 「 上荻野バス停方面 → 」


送電鉄塔脇を進んで  「佐久間東幹線403号」


分岐点  指導標 上荻野バス停1.8Km ⇔ 八菅神社1.5Km 八菅橋2.4Km
             右、幣山(へいやま)0.6Km


ゴルフ場関係の施設を右に見ながら坂道を下ると


広い道が左右に分かれます。 正面やや左寄りにも小さな標識( ← 上荻野バス停)があって、ハイキングコースは左に折り返して進むように設定されていました。

*左に進めば何の問題もなく上荻野バス停に至る筈ですが、私は右に進んで標高点221mのところから尾根筋を利用して海底(おぞこ)地区付近に出ようと考えていました。従ってこの先は正規のハイキングコースを外れるので、ウォーキングには適さないところも出てきます。


右に進むと道はすぐに二手に分かれるので更に右の道へ




左手に観測施設らしきものが


「相模川水系荻野雨量観測局」という名称で、雨量を無線で城山ダムに知らせるための施設でした。


尾根筋のしっかりした道を歩きます。


降雪の名残り


ここも右へ進みます。  左はゴルフ場内へ


緩やかな上りの道を進んでゆくと水道関係の施設のようなものが現れました。ここから道は左に曲がりながら下りに転じます。(確かな事は言えませんが、この道をそのまま進むと丸山地区に至るようです)
という事で、どうやらこの辺りが標高点221mの地点ではないかと思いました。

*この地点から北西方向に一直線に延びる尾根を角田大橋(すみだおおはし)に向かって下ろうというのが当初からの計画でした。分かりやすい尾根であるし、踏み跡もありそうな気がしていました。
  ただし、問題点が全く無いわけではありません。地形図を良く見ると尾根の先端部が崖になっているようなので、その場合は西側(海底地区側)に回り込みながら一般道に出られそうなところを探そうと思っていました。あとはヤブですね・・・


標高点221m地点と思われるところ  左が丸山地区(?)方向で、正面が尾根方向です。尾根への進入口を探しながらやや右寄りに進んだ所が


この場所です。 少々はっきりしないところがありますが、良く見ると踏み跡らしきものが見えました。


中に入ってみるとこんなにはっきりした踏み跡というより道がありました。これは予想以上のものだったので驚かされました。




調子よく進んでゆくと、間もなく道は左(西)方向に曲がって行きます。どこに進むのか分からなかったのですが、このルートを進んでしまうと尾根から外れそうな気がしたので、ちょうどこの辺りから直進方向に進むことにしました。そのため踏み跡は薄くなってしまうのですが、角田大橋に向かって尾根を外さないように歩きました。


やや荒れた感じですが、明らかにそれらしき道も現れます。


小広いスペースに


造りかけの林道のような跡も現れます・・・というよりこれは防火帯でしょうか


防火帯?がヤブっぽくなってきたところ。夏場はうるさくなりそう・・・


樹間に角田大橋がちらりと見えてきました。


角田大橋の見え方からすると尾根はもう先端部に近いようです。


角田大橋と中津川  これは注意しながら尾根の先端に近づいて撮影したものですが、下はコンクリートを吹きつけたかなり高い崖になっていました。


予定通り、少し戻ってから左手に回り込んで進む事にしました。かろうじて踏み跡らしきものもありました。獣道にも見えますが、途中でテープのマーキングがあったので人も通ったことがあるのでしょうね。


間もなく小さな墓地の裏手に出てきました。左手に回り込んでから5~6分の所だったと思います。


一般道に出てからその墓地を眺めたところ  左、幣山地区方向  右、平山地区方向   勝楽寺のある平山地区方向に進みます。


ここは海底地区です。 何とも面白い地名すね。傍を流れる中津川と関係があるのでしょうか? 住所でいうと、「神奈川県愛甲郡愛川町角田」というところになります。


途中にあった小さな橋の橋名板「海底沢橋」




正面に勝楽寺の門が見えてきました。


県道54号線を横断します。 左、平山坂下交差点 右、平山大橋  近くには「半僧坊前」バス停があります。


寺号標  「田代半僧坊」 「曹洞宗 勝樂寺」
説明板によると、勝楽寺には遠州奥山方廣寺より勧請した半僧坊大権現が祀られているところから「田代半僧坊」とも呼ばれています。4月17日の例大祭は多くの人で賑わい、中でも近郷近在の新花嫁が挙式当日の晴れ姿で参拝する習わしがあるので花嫁祭とか美女祭として知られているそうです。




説明板によれば、元は真言宗で、初め永宝寺と称し後に常楽寺から勝楽寺に変わった。天文年中、能庵宗為大和尚が開山し曹洞宗となった。・・・寛政五年焼失し、後に再建されて今日の姿になったという・・・


山門  これだけの山門をもつ寺院は珍しいですね。 この山門は名匠の右仲、左仲、佐文治の三兄弟の工によるもので、楼上に十六羅漢の像があるそうです。


山門  扁額に「満珠山」  両側には大きな仁王像


もう一つ門が現れて、これは中門といったら良いのでしょうか?


本堂


鐘楼



No.359





















神奈川県 鳶尾山・八菅山を歩く(2)

2014-01-25 09:28:20 | ウォーキング
2014年1月24日(金)

鳶尾山山頂より


鳶尾山から八菅山(はすげさん)に向かいます。




桜の名所になっているようです。


やなみ峠分岐 道なりに直進  左手前は「まつかげ台団地」へ


やなみ峠分岐  案内板


暫く舗装された道を下ります。




小さな橋のあるヘアピンカーブに分岐点  左、八菅山いこいの森 みずとみどりの青空博物館  右、八菅神社・八菅橋方面
八菅神社経由はきつくなってしまうので、正面の階段道を進んで直接八菅山に向かいます。


階段道の入口に設置されていた指導標 「 どんぐりの小径 → 」


どんぐりの小径を進みます




指導標 展望台広場 ⇔ どんぐりの小径  右、八菅神社・八菅橋


展望台広場へ  周辺にはアスレチックの施設が点在しています。


梵天塚  説明板によると、八菅山修験組織の一つである覚養院に属する塚であった。・・・


梵天塚


舗装路を進んで


ここから右に入って展望台広場へ


八菅山展望台広場 その1 「八菅山いこいの森 展望台広場」  地形図によると、この地点の標高は凡そ200mぐらいになるようです。


八菅山展望台広場 その2 教城坊塚  説明板によると、八菅山修験組織の一つである教城坊(後の教城院)に属する塚であった。・・・修験道特有の祭祀遺跡である。


八菅山展望台広場 その3


八菅山展望台広場 その4 展望台より


八菅山展望台広場 その5 展望台より  相模原方面


八菅山展望台広場 その6 展望台より


八菅山展望台広場を後にして、三角点225.7mを目指します。


左側のゴルフ場は標高点221mのところまで並行して続きます。


緩やかに坂道を上ってゆくと


最高地点の辺りでこんな標柱が右手に立っていました。
「登尾入口 八菅山 尾山  里山をまもる会」  
かってな想像ですが、八菅山という名のついた単独の峰は無く、この付近の峰々を総称して八菅山と呼んでいたのでしょうか?


という訳で、前の写真の登尾入口から右手の一番の高みの辺りに立ってみたのですが・・・ここをいうのでしょうかね? はっきり言って全く分かりませんでした(笑)。


間もなくゴルフ場内からきたと思われるもう一本の道に合流しました。 右へ


合流地点の指導標  上荻野・幣山 ⇔ 八菅神社・八菅橋


そろそろ三角点225.7mの辺りかなと思いながらやって来ると、道幅が極端に広くなっている所が現れました。


道路の周辺を探したのですが、見当たりません。三角点は道の右側にあるようなので、前の写真の位置まで戻って右手の高みに入ってみることにしました。




ありました。


225.7mの四等三角点です。


神奈川県 鳶尾山・八菅山を歩く(3)へ




No.358




















神奈川県 鳶尾山・八菅山を歩く(1)

2014-01-25 09:25:27 | ウォーキング
2014年1月24日(金)

鳶尾団地入口・・・標高点213m 展望台・・・鳶尾山234m・・・やなみ峠・・・
・・・八菅山・・・三角点225.7m・・・標高点221m・・・勝楽寺

   国道412号線を挟んで、南西側に相州アルプス、北東側に緩やかに連なる丘陵地帯があります。今回はこの丘陵地帯を南端から北端まで歩きました。とても人気のあるハイキングコースになっているところで、散歩という様子で歩かれている方々もちらほらと見かけました。誰でも安心して歩ける絶好のウォーキングコースですね。


「鳶尾団地入口」交差点  右折  左は国道412号線(津久井方面を見ています)


まずは天覧台公園を目指して


直進  右手の看板には「厚木市立鳶尾小学校」


「鳶尾駐在所前」交差点  左折


右手に天覧台公園が見えてきました。 後方のこんもりした山に見える所が丘陵地帯のほぼ南端にあたるところで、手すりのついた道が樹間に見えます。


さて、あの道は何処から入るのかなと思っていたら、親切にもこんなに大きな文字で案内してくれました。


案内板には 金毘羅宮跡まで20分、鳶尾山観光展望台まで25分、鳶尾山(とびおさん)山頂まで55分となっていました。


階段最上部には鳥居が見えます。


階段上部から振り返って  大山方面


コンクリートの階段が終わるとすぐに歩きやすい山道に


ゆったりと歩いてゆくことができます。




ルートが三つに分かれました。 左は巻道、中央は金毘羅宮跡へ、右は平地区や棚沢地区からやって来る道と思われます。 中央の道へ
分岐指導標 日清戦没記念碑・展望台0.15Km ⇔ 天覧台公園0.65Km


鳥居に「金毘羅社」


金毘羅宮跡  トタン張りの小屋があるばかりで、金毘羅宮そのものは昭和の時代に焼失したそうです。 右手には石祠


金毘羅宮跡を後にして


指導標 鳶尾山山頂1.1Km ⇔ 天覧台公園0.7Km  右は鳶尾一丁目方面へ


前方にかなり高い展望台が見えてきました。


展望台下にあった日清戦没記念碑(征清軍人陣亡之碑)  
ここが標高点213mのピークと思われます。


展望台より  北東(相模原)方面から右方向へ順に撮影したものです。


展望台より


展望台より


展望台より  大山方面


展望台より  相州アルプス方面


観光展望台を後にして  下りに入ります




鳶尾山山頂への道  造成されて出来たような平坦な場所に出ました。地図上の位置がもう一つはっきりしないのですが、地形図を見ると標高150mぐらいのところでしょうか。


指導標  鳶尾山山頂0.65Km ⇔ 日清戦没記念碑・展望台0.35Km




山頂は近いようです。


鳶尾山山頂へ


鳶尾山山頂 その1 緊急時位置確認標示板 鳶尾山コース NO.9


鳶尾山山頂 その2


鳶尾山山頂 その3 とても立派な山頂標識


鳶尾山山頂 その4 地形図では標高点235mとなっているのですが、234.1mの一等三角点が置かれていました。(最新の地形図では三角点になっている)


鳶尾山山頂 その5


鳶尾山山頂 その6 相模原市方面


神奈川県 鳶尾山・八菅山を歩く(2)へ



No.357