「すすんで学ぶ賢く優しい子」シリーズ第3弾です。
「記憶力って生まれつき」と思っていませんか?
「生まれつき頭がいいから記憶力もいい。生まれつき普通だから、記憶力も普通」と思いがちですよね。人の能力って、もちろん生まれつきもあります。
しかし、生まれた後の生活習慣(記憶習慣)で生まれつきの能力が大きく伸びるのが0歳~6歳です。この0歳~6歳の過ごし方が勝負なのです。というのは0歳~6歳期、身体はもちろん大脳も大きく成長するからです。この一大成長期に何を与え、何をするかがその後の人生に大きく影響を与えるものなのです。せっかくですからこの時期にお子様にイイ影響(教育)を与え、生まれ持った能力をいっそう大きく伸ばしましょう。
さて、それでは0~6歳期に何をすればいいのでしょうか?
まず、お薦めなのは「何でも憶える習慣」です。0歳~6歳期に見たこと、聞いたこと、実体験したことなど、何でもその場で憶えるように指導するのです。
そして、憶えたら、その場で憶える人がとっても素晴らしい人(頭の良い人=できる人)だと、たくさん褒めます。(「その場で何でも憶えるのが素晴らしい人」という価値観を伝えます。)
その繰り返しで何でもその場で憶えるようになります。それが「何でもその場で憶える習慣」につながります。これにより記憶力が大巾に伸びます。
もし、憶えるのを面倒くさがったり、嫌がったら、お子様の好きなものを憶えさせると良いです。例えば、車が好きなお子様には車の車種、鉄道ファンなら鉄道の型式、お花が好きなお子様なら季節ごとのお花がいいです。好きなことならすすんで憶えるし、憶えるのが苦になりませんから。何でもいいからとにかく憶えるように仕向けましょう。すると大脳シナプスが繫がりだし、好きなこと以外のことも苦労せずに憶えられるようになります。
昔(30年近く前)ポケモン全部を歌のようにして憶えるというのが子供達の間で流行りましたが、これも記憶力向上に役立ちました。また、落語に出てくる名前「寿限無寿限無・・・・」と全部憶えるのも一部の子供達の間で流行りましたが、これも記憶力増強に貢献していました。
何でもその場で憶える習慣、これが記憶力向上の秘訣です。