休日をつかって自宅の片付けをしていたら、20年~30年以上前の資料が出てきました。前職で勉強合宿の責任者をしたときのもので、終了後各校舎の生徒(中3生)が私宛に合宿の感想や合格への決意を寄せ書きにして書いてくれたものです。「絶対合格の信念で、志望校に合格します。」「自分に期待し、幼い頃から自分を支えてきてくれた父母のために全力で頑張ります!」「この合宿のこと、一生忘れません。」「感動しました。」・・・・。読んでいたらその頃のことがたくさんよみがえってきて、涙が出てきました。
懐かしい思いで読んでいたら、見覚えのある名前を発見。現在ウエルストリームに通っている生徒のお父様の名前です。お子様の入塾手続きの際に、お父様が川越校の出身で私井澤とは勉強合宿で会ったことがある旨、おっしゃっていました。
親子二代の受験に関わることが出来るとは、なんという幸せ・・・・。実は、同じように前職の教え子だった方のお子様を他にも数人お預かりしていました。だから、4家族目です。
次の目標は親子三代ですね。(笑)
30代~40代の頃も今と同じで目の前の生徒達のために寸暇を惜しんで全力であたっていました。そんなに一生懸命やらなくても・・・と言われたこともあります。しかし、「他人が見ていなくても真心(至誠)をこめて全身全霊をあげて使命を果たす。」というのが私の信念ですから。
そうやって前職で数十年やってきて、人生の折り返し時点でこのウエルストリームを開校しました。開校して数年後のある日、入塾手続きの際に
「井澤先生、以前は○○○○○○で教えていましたか。」
「あ、はい、教えていました。」
「私は○○校で井澤亨先生に教わっていました。旧姓は○○です。憶えていらっしゃいますか?」
「○○さん・・・・。たしか中学受験をされて・・・」
教えていたのはその方が小学生の頃ですが、印象深いお子様でしたので憶えていました。ー憶えていて本当に良かった・・・。当時小6生のお嬢様がすでに素敵なお母様です。「あの井澤亨先生がやっている幼児教室だから、安心して任せられる。」とおっしゃっていただきました。まさに「有り難し」です。その後この方のお子様3人の受験指導を次々担当し、3人ともさとえ学園小学校に入学していただきました。
30代の頃は前職の「○○○○○○を日本一素晴らしい塾にしよう!」と日々燃えていましたから、まさかその後独立して幼児教室を開校するとは思っていませんでした。ましてや、教え子達がその後立派な社会人となり、結婚され、そのお子様を自分の塾にあずけてくれるなんて想像すらしていませんでした。ーずっと一生懸命やってきてよかった。
「計算なしに日々全力でやってきた過去の自分が今の自分を手伝ってくれている。」ーそんなこともあるのです。
だから、今でも「他人が見ていなくても真心(至誠)をこめて全身全霊をあげて使命を果たす。」が私の座右の銘の一つです。
皆様、何年やっていてもまだまだの私井澤ですが、今後ともご教示のほどよろしくお願い致します。