自己実現ってどういうことでしょうか?
本来は心理学用語ですが、転じて「自分の目的、理想の実現に向けて努力し、成し遂げること。」ということです。だから、自己実現をどういう意味でつかっているかは人によってさまざまです。
そこで、ちょっと恥ずかしいのですが、私の小さな自己実現を紹介しますね。
それは「本当に気に入ったものだけをつかいたい。」です。
パソコンは使えればいい。車も下駄代わりだから動けば良い。デザインとかどうでも良い。部屋(家)も生活が出来ればいい。-そういう人もいますし、そこまで極端ではないけれど、こだわりがなく、別に何でもいいよ。という人はけっこういますね。
そういう人に対して「な・げ・か・わ・し・い~!」とまでは言いません。(*^_^*)
ただ私は違います。長く使うものや毎日使うものだからこそ自分が本当に気に入ったものだけを購入し、それを大切に使います。気に入ったものというのはデザインや性能、操作性、機能、質感、丈夫で長持ち、価格とのバランスなどです。ブランドものを集めて一人悦に入るというブランド志向ではありません。また、高価なものを購入して、自慢げに他人にみせるというのも違います。
自分が気に入った「いい物」を購入し、それを大切につかう。それがたまたま無印良品の商品であれば無印良品で購入するし、それがブランドのビジネスバッグならそこで購入するだけです。
たとえば、海外旅行に使うスーツケースなら、デザイン性、機能、質感、耐久性でいけばリモアを購入したいのですが、国内で購入すると結構お高いです。だから、すべてリモアで揃えたいところですが、今の自分ではスーツケースにそこまで出せない。そう思い、実際に購入したのは無印良品のスーツケースです。身分相応ということで価格では妥協しましたが、だからといって、デザインや機能性、耐久性、質感では一切妥協していません。スクエアな無印のスーツケースはとっても気に入っていて、家内も娘も色違いの同じモデルです。
トヨタのFJクルーザーもそうです。自分だけのポリシ-があって、7年間乗りました。本当に気に入って買った車なので本人はニコニコで乗っていました。(家族には不評でした。)
眼鏡や時計、スマホ、カメラもそうです。
だからと言って他の人に自分の趣味・趣向をおしつけることはありませんし、聞かれてもいないのに自分のこだわりを語ることもありません。ただ単に自分がそう思い、そうしたいのでそうしているだけです。
だから、選べる幸せの中での小さな自己実現です。(*^_^*)