MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

トラブルあるもまずまず

2009-11-07 23:19:00 | 戦果報告

はや今年も残すところあと二ヶ月・・・11月に入ってもまだ本格的な冬型の天気はわずかで本日も9月の下旬のようでちょっと汗ばむくらいの陽気であります!
風もほとんどなくこの時期からはなかなか機会に恵まれないので飛ばせるうちに飛ばしておきます。

本日は零戦五二型、Bf109G、F6F!
さて、零戦の1FLT目・・・開始早々なにやらバタつくような羽音が!
羽音が鳴る瞬間、機体は左に大きく傾きます・・・エルロン病発生!
この症状の場合はエルロン側のリンケージ固定に遊びができた状態なのでまだ修理は容易かな!
ホーン側に遊びができた時はバタバタ音はせず、操舵する度に偏向してきます。
フラフラしながら何とか着陸。
着陸するまではいつバランスを崩すかヒヤヒヤ。
回収してからチェックすると左エルロンのリンケージを固定している箇所の隙間が大きくなりヒンジも抜けかかってました。
わずかな隙間から振動が大きくなりエルロンが豪快にバタバタしてヒンジが徐々にもがれて最後にはエルロン脱落・・・以前は最後まで何の音かわからずエルロン紛失をよくしたもんです。
リンケージにエルロンを再接着!これであとの3FLTは何事もなかったかのように楽しく遊べました。


F6Fは慣れてくると味がましてきまして、ひと周り大きい機体なのと舵面が大きい事もあってラダーの効果も零戦以上にハッキリ出てきます。
三舵の練習はこの機体で習得した方が良いかも!

妙な症状に襲われているBf09G!

普通に飛んではいるのですが最高速に向かって加速をしていくとどんどん上を向いてしまいます。加速をすればある程度の偏向が出るのはわかるのですが、通常この場合はあて舵でダウンを少しづつ入れて抑えるのですが・・・な~んにも効果が出ず・・・では、もうちょっとダウンを!と入れてやると急にカクンとしたを向くっといった感じ。
翼君のドライブシュートのようだ。

TOSにもBf109Gを楽しんでいただいたのですが、その際に症状を感じてもらいました。
???今の所は原因不明・・・リンケージの動きが渋いわけでもないしニュートラルが狂うわけでもなし・・・じっくり解明が必要であります。

完熟を重ねるTOSのMiG-21。

搭載バッテリーを軽さの1200mAhかパワーの2000mAhかで思案していたようです。
どうも2000mAhの方が飛びに勢いがあって良いそうな。


本日の戦果
三菱 零式艦上戦闘機五二型 FlyingStyroKit:4FLT
メッサーシュミット Bf109G FlyingStyroKit:1FLT
グラマン F6F ヘルキャット Freewing:1FLT


RC文化の日なので・・・

2009-11-03 11:14:00 | 搭乗員日誌 TOS編
TOSより入電!

せっかくの祝日なのに、外は完全に冬の寒さ。 天気予報見ると徐々に回復傾向にあるものの、朝から冷たい雨がシトシト。 RC文化の日に飛ばせないのはシャクですし、飛行機2機・ヘリ2機を積んで、尚且つバッテリーフル充電で強行出撃!
いつものA面は雨でグチャグチャなのが容易に想像できましたので、芝生のサッカー場へ行くことにしました。 飛行場に着いた頃には、時おり日差しが射すぐらいの意外な陽気。 しかし今日は手袋とホッカイロは放せませんでしたね。 

飛行機は「京商かるまーとST」&「アルファ MiiG-21 フィッシュベッド」
今日はやや風にムラがあるのでダクト機にはチョット厳しいかも。 MiG-21はダクトの吸気口から排気までの距離が長く、且つ直線的なので、まさしく「筒」ですね。 そのため、飛行中に迎角がキツくなりすぎると吸気量が減り、失速気味になるのではないかと思っていましたが、実際に若干そのような傾向が見られます。 大きなループを描くときは事前に充分にスピードを乗せる必要がありますね。 ALFA製では見られませんが、他メーカーのダクト機には、機体の下部にも吸気口が設けられていて、迎角がついても吸気量を稼ぐことが出来るようになっているものもありますね。
ダクトユニットはMiG-15のお下がりのALFA製3枚羽根です。 手投げ初期は空気をグリップするまでに少しガマンが必要で、徐々に機速を乗せていくタイプです。 本当は5枚羽根にすれば空気の食いツキも良くなるのでしょうが、羽根は用意してあるものの、ガッチリ接着された3枚羽根がどうしてもハズれなくて・・・。
飛行特性については機体形状から想定できるとおりです。 ジェットスタイルにありがちな表裏の解りずらさ、クイックなロール、速度が乗ってないと厳しい旋回性・・・など。
でも、この冷戦時代のソ連製ジェット戦闘機独特の凄味のあるスタイルが好きなんですねぇ~。 「Su-24 フェンサー」とか出ないかなぁ~。

カルマートは純粋に操縦テクニックの再確認と向上を狙って導入したものです。 最近は、お手軽発泡スケール機ばかり飛ばしていたので、フライトテクが全く上達していませんでした。 カルマートは練習機の範疇とはいえ、スタント機の素性を持った機体なので、結構「キレイに」飛ばすことが可能です。 直線飛行が楽しい~。 ラダーを使ったテクも積極的にマスターしたいですね。
今日の飛行場は芝生なので、離陸と着陸の「キレイさ」にこだわった練習もできて非常に充実しました。

ヘリは「JR スーパーボイジャーE 6C」&「ALIGN T-REX600」
SV6はだいぶ調整も煮詰まってきてイイ状態を保っています。 あとはテク次第といったところですね。 実際、今の私のテクではこのSV6は完全に宝の持ち腐れだと思います。
機体の仕様はキット標準のノーマル状態ですが、機体的には何の不満もありません。 パーツの精度や劣化に対する耐久性も素晴らしいと思います。 さすがJR製ですね。
私はアライン製のT-REXから「ヘリ入門」しましたが、その時はT-REXの製品精度に十分満足していましたし、逆に、お高い日本製ヘリなんか要らねぇんじゃねぇ~の?と思っていました。 今になって思えば結構頻繁に必要だったパーツ交換についても「ヘリはこんなモノ」と納得していました。 しかしJR製SV4を手にして愕然としました。 率直に感じたことは「価格の差にはソレなりの理由がある」ということです。 これは実際に使用比較した方なら感じていると思います。 とにかく飛行回数が多くなるにつれての「ヤレ」の進み具合が全く違うと感じています。 あまりにも長期間に渡って好調を維持するので、メンテを疎かにしてしまう程です。
しかし、この感覚は「頻繁な墜落修理を伴う入門者」や「安ければイイというエコノミストの方」にはナカナカ理解しにくいと思われます。 私がそうでしたし・・・。
そんなわけで、私の場合はSV4の出来の良さに感嘆し、さらに上級仕様のSV6を配備し、尚且つT-REX600に一時は見切りをつけたくらいです。

T-REX600が抜け殻になった状態がしばらく続きましたが、貧乏根性から来るものなのか放置しておくのがモッタイナく思えてきましたし、やはり50クラスの浮遊感も捨てがたく、心の中で復活の機運がフツフツと沸いてきました。 しかしコレを再配備させるにはサーボやジャイロ、フレーム、ローター等の新調を含め、軽く見積もっても約6諭吉が必要でしたので、長期計画で地道に調達しておりましたが、ようやく飛行に必要な最低限の機材が揃いましたので一気に組み上げて今日のテスト飛行にこぎつけました。
T-REXにとっては新たな門出ですので、再出発を記念してキャノピー再塗装で第2章の始まりです。 スケールヘリではないので視認性のみを考えたらこうなりました・・・。
ローターは新発売の「K&S製CB-600」。 VJプロダクト代表の小林さんが監修したということで是非使ってみたいと思いました。 ローター幅は若干せまめですが、捻り剛性は以前に使用していたラディックス並の硬さがあり期待できます。
ジャイロは新調した「JR G750T」。 2機のSVに搭載してある「G770T」の後発機だけにフィーリングが楽しみ~。
フレームが破損していましたので、今回の新調にあたり前々から気になっていた「2.0mm厚」のカーボンフレームにしてみました。 ノーマルの1.6mm厚は非常にフニャフニャで、とてもこのクラスに必要な剛性を確保しているとは思えませんでした。 0.4mmの違いは大きく、多少重くなりましたがカッチリした仕上がりで好印象です。 でも、「剛性」って非常に奥が深くて、高剛性による副作用もしっかりあるんですよね。 もしかしたら1.6mm厚でバランスの良い飛びになっていたのかも・・・。 まぁいいけど。

あと、今回は実験的に「強制空冷ファン」を付けてみました。 冬に向けて装着してどうすんだって感じですが、いろいろと思うところがありまして・・・。
現在使用している受信機用電源として、フライトパワーのリモニレギュレーターをセットで使用しています。 このレギュは最近多い「スイッチングBEC」ではなく「リニアBEC」で、ノイズのリスク低減を狙った製品というのが気に入って導入しました。 面白い仕様として「2重系統の電源入力」「出力電圧の可変機構」「常時出力のスルー電源」などがあり、このスルー出力を利用してファンを回そうと考えました。 レギュの電流値のMAXは連続8Aですが、ファンの消費電流は0.2Aとなっていますので、デジタルサーボ4個とジャイロを同時使用しても十分余裕があると思います。
夏になるとモーターの発熱が悩みの種で4分程度の飛行時間でヤバくなっていましたが、コレで少しは放熱効果を期待したいところです。

さて、T-6のテスト飛行ですが、久しぶりの大型機の操縦で新鮮味を十分感じました。 500クラスとは明らかに違う浮遊感にニンマリ~。 キャノピーの色も大正解で逆光でも視認性に不満はありませんでした。 ローターのバフバフ音も派手気味でイイ感じ~。
ただ、ただ・・・、やはり動力系統のやかましさに精度の甘さを感じますねぇ~。 なんせメインギヤのバックラッシュにムラがありますからね。 正確な「円」ではないということ? このT-REX600に関しては今までのスタンスを少し見直し、違った付き合いかたを通して存在意義を見出していきたいと思います。 ガツガツ飛ばすじゃなくてね。


【本日の放課】
カルマート・・・6フライト(累積41F)
MiG-21・・・5フライト(累積12F)
SV6・・・3フライト(累積37F)
T-REX600・・・2フライト(累積605F)