MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

雷電 主脚不具合検証修理

2020-08-01 20:43:00 | 軍需工廠

初FLT以降の4FLT全てにおいて展開に不具合を起こしてしまう主脚。
着陸後の動作では問題なく開閉、今まで内側カバーの問題かと思い調整はしてみたものの結果は同じ、地上テストでは問題なくとも実際にFLTし着陸となった場合必ず右主脚が出てこない。

もういいや、内側カバーは諦めた!と思い内側カバーを取り外した状態でFLTさせ「とりあえずこれで問題は回避かな・・・」と思ったところ何と主脚が出てこない!
内側カバーでの負荷が原因かと思っていましたがとんだ的外れだったようです。

帰宅後、点検・・・やはり何度やっても内側カバーを装着した状態での地上動作では問題なく開閉できる・・・。

試しとして主脚を閉じた状態にしてFLT時間の経過を見てみる事に!

ペラは大袈裟に回転はできませんがFLTしている事を想像しながら舵を操舵しアラームを待つ。

ピピピピピっっとアラームが鳴ったところで主脚展開!

片足が出ない!
問題の再現ができました。
梅雨時にFLTができない状態で時間はあったので日を変えながら10回試し、確率は9/10とまず間違いなさそう。
閉じていたようで実際は閉じ切っておらず、負荷を検知し動作停止となっていたようです。
もしかして1号機の主脚が開かなかったのはコレがあったのかな?
でもあの時の映像を見ると閉じ切っていなかったので別かもしれない・・・今や不明です。
まぁ、とりあえず今は手元の2号機を何とかしなければなりません。


主脚カバーの根元、ここの干渉し負荷がかかっていたのかな?


では、カバーを取り外してどうなるのか?結果は3/3で不具合発生。
カバーの問題ではなくもっと根本的な問題のようです。

主脚開閉機構のカム部分

3mmシャフトから4mmシャフトに加工してあるのですがそこが何か影響あるのか?
それとも主脚ユニットの寿命かしら?
とりあえず新しい物に交換し組み付けました。


主脚カバー内側のリンケージも変更。
ピアノ線の後端を機体に差し込み展開用にテンションを持たせるようにしましたがフリーにしました。


閉じやすく開きやすいようにピアノ線があたる個所に1㎜バルサを追加しました。


後方はフリーで垂れ落ちないように棒を接着。
以前は奥に見える穴に差し込んでテンションをかけていました。

確認試験

また暇にまかせて繰り返し、しつこく一回あたり4分を15回。


結果は・・・。

作業の甲斐あって0/15です。問題解決?ホントに!

あとは実際にFLTさせてのお楽しみに♪

ようやく梅雨があけそうですが盆休みまでは生憎何かと立て込んでおりFLTできず。
早く確認したいなぁ。



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2 コメント

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Unknown (Yoshida)
2020-08-29 08:31:19
Masさんご無沙汰しております。

いやー雷電かっこいいですねえ。それに不具合にも修理の目処がついた様で何よりです。電圧降下と風圧なんかも関係あったのかもしれないですね。次の飛行をこっちでも楽しみにしています。

私は2月以降一度も飛ばせていません。こんなことはラジコン人生始まって以来で自分でも驚いておりますが今は感染症に気をつけつつ日々の商いに精を出しております。

ですのでMASさんの記事は今の私の心を潤すオアシスなようなものです(笑)。零戦製作記事も興味深く読ませていただいております。お互い体には気をつけながら家族生活と趣味を続けてゆきたいですね。

また来ます。

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Unknown (MAS)
2020-08-30 16:59:20
Yoshidaさん、こんばんわ。

雷電の方は不具合解析に助言もいただき梅雨明けには再度!と思い修正は済ませましたが・・・いざ、梅雨が明けてからはシャレにならない灼熱天気。
今年は8月なのに仕事が立て込んでしまい体調を崩すわけにもいかないので平日失った分の体力を休日に取り戻すよう努めております。

コロナ禍でどこも大変ですが飲食業は観光と並んで大きく影響を受けている事と思います。
体に気を付けて頑張って下さい。

零戦作製は溜まったら処理しているような感じでなかなかオアシス要素はありませんがそう言っていただけると励みになります。
もう少し涼しくなったらまたFLTに行きたいと思います。

お互い頑張って生きましょう♪
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