MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

雷電・紫電改 お手入れ

2016-10-23 16:41:00 | 軍需工廠

やはり10周年を迎えたにあたり景気よくFMS1,100mm零戦初FLT・・・or墜落・・・等の派手な記事と行きたかったところですが、昨日は仕事日。
本日は金沢マラソンが市内で行われており、交通規制で我が家周辺は陸の孤島状態でどこにも出られませんでした。
天気はいまいちだし風も強い・・・それより何より!昨日朝から感じでいた腰痛が業務をこなす度にひどくなり帰宅した頃には立って歩くのもやっとの状態。機動力85%ダウンでアリマス。
今日も相変わらずこの状態なので天気がよかろうがマラソンなかろうが結局出られないわけです。
まぁ、とりあえず這いつくばっていても記事は書けるのでちょっと地味な作業していましたので書いておこうかと。

雷電二一型

現状、受信機がなく稼働不能ですが先日お手入れしている際に日の丸が剥がれてしまいました。
受信機が入ったらやってみたくなるだろうし、Bf109Gが長期分解休業予定なのもあるし今の内にメンテをしておこう。

主翼上面

んで、気になったのが主翼上面 リブとスチレンの接着箇所にある筋?ヒビ?
主翼は1mmスチレンで包んだ構造でした。
リブとの接着面に力がかかるのと接着剤で若干溶けるため脆くなったのだと思います。
本来なら部材の劣化が起こるよりも先に天国に召されるはずですが、2年間は吊るされた状態で放置してたので仕方がありません。
今回はこの上面に何かを貼り付けて補強します。

障子紙と木工用ボンド

その材料ですがなかなか思いつかず・・・スチレンと相性の良い接着剤それに表面に貼るそこそこ引っ張り強度のある用紙かフイルム・・・と探して色々と端材でテストしている内になぜかこれになりました。
ボンドに関しては瞬間接着剤はスチレンに対する攻撃性が強く穴が空くまで溶けてしまう。
当時使用していたテトラが今ではなかなか手に入らず。
障子紙はさして重量ないしこのボンドとスチレンの接着相性良かった。

障子紙貼り付け

とりあえずボンドを水で溶き刷毛塗りして貼り付けてみた・・・。触り心地ツルツルではありましたが、そこはやはり紙・・・なんとなく上面に繊維感を感じます。

ついでに2機とも

あまり考えても他に良い知恵浮かばない。紫電改は雷電程ひどくはなかったのですがリブ上に劣化が見られましたのでこの際同時にやっておきます。

塗装後表面失敗

作業始めてから後先考えず2機ともしっかり両翼を塗装してから「やはり失敗か」と認識しました。
表面が紙だから塗料を吸い込んでしまう・・・繊維が毛羽立ってる・・・。

水性 木工補修パテ

後に引き返せなくなった感が多々あり。
とりあえずこれを塗布して乾燥後に研磨してどうなるかやってみよう。

木工パテ塗布

研磨後・・・正直この状態で見ても塗装した結果が想像つかない・・・。
もし、目も当てられぬ状態になってしまったら主翼貼り替え作業or主翼再製作だな。

今ココまで・・・再度、塗装してみた。

・・・まぁ・・・大目に見て何とか利用できそうかな・・・。
主翼の再製作等は大変だし、とりあえずこのまま進めよう。
・・・とやっていたのが21日までの事です。

後はパネルライン書きと日の丸です。
私、パネルライン書きは下手くそですがそれなりに心落ち着けてやっており、腰が猛烈にアピールしてくる現状ではちょっと無理。
腰の機嫌がなおったらまた進めたいと思います。