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MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

山本五十六 愛蔵版

2012-07-21 23:42:00 | 搭乗員日誌

仕事中に電気パーツが必要で家電屋に寄った折り発見!
発売していたのは知っていたのでいつかは買おうと思っていましたが、目に映ってしまったので即買いでアリマス。

これは愛蔵版って事で台本やら特典映像など付録がたくさん!その分しっかり割高!

ホントは通常版でもよかったのですが並んでいるものを見ているとどうしてもプチ贅沢指向をプッシュされてしまうのでアリマス!

聯合艦隊司令長官 山本五十六
サブタイトルに -太平洋戦争70年目の真実- ってのがあるります。
基本的な内容は伝記なので山本五十六について新たな真実ってのは特に感じなかったのですが、この作品では国民を扇動するマスコミと、そのマスコミ扇動に乗せられて開戦に突き進む世論に光を当てたのが新しいように思います。
戦後、戦争は軍部の暴走から始まった!軍人が勝手に始めた!検閲があった!思想統制があった!などなど・・・まるでそれまでの事はなかったかのように自分たちは被害者のようにマスコミや国民は言ってきたわけですが、それは全然違う。マスコミにも国民にも責任はあるんだよ!って当たり前の事を言ってます。
こういう部分を映像化したものは今までなかったように思う。
当時と今の日本は変わっていない。相変わらずです。

当時と今、共通するような描写があり、長く続く不況にコロコロ入れ変わる首相、尖閣問題など国際情勢の綱引き。
いつかまた何がキッカケでコロンとあらぬ方向に向かってもおかしくないような・・・そんな事を考えさせられる作品でした。