MASの搭乗員日誌

気がつけばフルスロットル!別館

零戦70415號 散華

2008-03-16 17:24:26 | 機体損耗

本日、晴れてはいましたがかなり強風~。
TOSと合流してから即飛行とはせず、一旦昼ごはんをとって経過を見たものの相変わらず・・・。


TOSのP51DとF4Fです。P51Dはパワーもあり機体が細身なのも良いのか今日のような風でも問題なく飛び回ります。
一方、F4Fはアンダーパワーに空気抵抗の大きさもあってヒラヒラ~。向かい風の時などはほとんどホバリングに近い有様。


普段は唸りをあげて疾走するF4Uでさえさもクルージングに見えるような速度です。
ときおり突風があり私が出撃させた中では今まで最高に荒れた風だったような・・・。
そんな風の中ではフルスロットル多用です。追い風の際は極力絞るのですがターンしてから戻ってくるまでは常にフルハイでまったく弛められません。
向かい風の時はとにかく戻ってくるのが遅く時間がかかる・・・今回ほど全開率が高かった日は今までなかったかも?
とにかく何とか零戦を2FLTさせて次はこの機体でいよいよ100FLT目。


100FLT目は何も気負う事なく普通に上昇できました。飛行場を旋回し出撃できた事で無事100FLT達成~!
この時点では風はかなり弱くなり向かい風の時でもフルハイにする必要は感じずやや低空気味にターンに入りました。ココで強風とオプションの突風のスイッチが入ったようです。
零戦70415號はスロットルを絞った状態だったので簡単に煽られ低空なのも災いし最期は飛行機らしからぬ姿勢のまま地面と衝突し果てました。
墜落現場にはかなりパーツが飛散しております。
機体はおろかダミーエンジンも操縦席もみごとに粉砕・・・さすがにもう修理できませんね・・・。


この機体、今までずいぶんと楽しませてくれました。あと一ヶ月で1年だったのですが飛行機とのお別れとは急にやってくるもんです。ただ、長い分歴代の機体では一番愛着をもっていたと感じます。
もし、強風が続いていればスロットルを絞る事も低空にいる事もなかったかもと後悔しますが後の祭り、油断した事が申し訳なく思うしだいです。

物に対して言うはおかしいのですがやすらかにお眠り下さい。

本日の戦果
零式艦上戦闘機五二型:3FLT 通算100FLT 永眠