「風の又三郎」と花梨の実
(1)
「えっ、風の又三郎に花梨の実って出てきたっけ?」と思われた方もいらっしゃることでしょう。
ところが、この宮沢賢治の名作「風の又三郎」の冒頭に出てくるんですよね。
私は花梨の実を見るたびにその一節が頭に浮かんできてしまいます。
撮影地:埼玉県東松山市大谷(共通)
撮影機材:キャノンEOS7D キャノンEF70-200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f9.0AE(SS1/125秒) -0.3EV 135㎜(220㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年10月11日(日)
(2)
『風の又三郎 宮沢賢治:作
九 月 一 日
どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんも吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう』
花梨の実の件は赤字にしてみましたが、ちゃんとこのように登場しているんですよね。
ちょうどこの日も風が強く吹いていて、この一節がやはり頭に浮かんできました。
撮影機材:キャノンEOS7D キャノンEF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4
撮影データ:ISO200 f11.0AE(SS1/100秒) +0.3EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)
(3)
花梨はバラ科の落葉高木で実は生食には適さず、カリン酒などの原料になっています。
他にものど飴の原料に「カリンエキス配合」などと表示されていて、結構身近な存在となっています。
ラフランス(洋ナシ)のようにも見えてしまい、「美味しそうだなぁ」と思ってしまいますよね。
でも、実際に食べたら相当酸っぱいことが予想されます。
撮影機材:キャノンEOS7D キャノンEF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4
撮影データ:ISO200 f10.0AE(SS1/60秒) -0.3EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)
(4)
これは私が勝手に「だるま君」と命名した実です。
何となくだるまに見えてしまうでしょう?
撮影機材:キャノンEOS7D キャノンEF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4
撮影データ:ISO200 f8.0AE(SS1/200秒) 0.0EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)
(5)
埼玉県東松山市を通る国道407号線を森林公園方面へ向かう途中の道は、この花梨の木が延々と植えられています。
これだけの規模で花梨の木が植えられているのを私は見たことがありません。
実は長いことついていますから気がつきますが、実は花を撮影したことがありません。
来春は脚立を持って行って、花の撮影をしてみたいものですね。
近くの公園でも花梨の木はありますが、脚立を持って撮影していると怪しまれますから・・・(笑)
撮影機材:キャノンEOS7D キャノンEF70-200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/160秒) 0.0EV 121㎜(194㎜相当・C-PLフィルター使用)
(1)
「えっ、風の又三郎に花梨の実って出てきたっけ?」と思われた方もいらっしゃることでしょう。
ところが、この宮沢賢治の名作「風の又三郎」の冒頭に出てくるんですよね。
私は花梨の実を見るたびにその一節が頭に浮かんできてしまいます。
撮影地:埼玉県東松山市大谷(共通)
撮影機材:キャノンEOS7D キャノンEF70-200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f9.0AE(SS1/125秒) -0.3EV 135㎜(220㎜相当・C-PLフィルター使用)
撮影年月日:2009年10月11日(日)
(2)
『風の又三郎 宮沢賢治:作
九 月 一 日
どっどど どどうど どどうど どどう
青いくるみも吹きとばせ
すっぱいかりんも吹きとばせ
どっどど どどうど どどうど どどう』
花梨の実の件は赤字にしてみましたが、ちゃんとこのように登場しているんですよね。
ちょうどこの日も風が強く吹いていて、この一節がやはり頭に浮かんできました。
撮影機材:キャノンEOS7D キャノンEF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4
撮影データ:ISO200 f11.0AE(SS1/100秒) +0.3EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)
(3)
花梨はバラ科の落葉高木で実は生食には適さず、カリン酒などの原料になっています。
他にものど飴の原料に「カリンエキス配合」などと表示されていて、結構身近な存在となっています。
ラフランス(洋ナシ)のようにも見えてしまい、「美味しそうだなぁ」と思ってしまいますよね。
でも、実際に食べたら相当酸っぱいことが予想されます。
撮影機材:キャノンEOS7D キャノンEF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4
撮影データ:ISO200 f10.0AE(SS1/60秒) -0.3EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)
(4)
これは私が勝手に「だるま君」と命名した実です。
何となくだるまに見えてしまうでしょう?
撮影機材:キャノンEOS7D キャノンEF70-200mm F4.0L IS USM+エクステンダーEF1.4
撮影データ:ISO200 f8.0AE(SS1/200秒) 0.0EV 280㎜(448㎜相当・C-PLフィルター使用)
(5)
埼玉県東松山市を通る国道407号線を森林公園方面へ向かう途中の道は、この花梨の木が延々と植えられています。
これだけの規模で花梨の木が植えられているのを私は見たことがありません。
実は長いことついていますから気がつきますが、実は花を撮影したことがありません。
来春は脚立を持って行って、花の撮影をしてみたいものですね。
近くの公園でも花梨の木はありますが、脚立を持って撮影していると怪しまれますから・・・(笑)
撮影機材:キャノンEOS7D キャノンEF70-200mm F4.0L IS USM
撮影データ:ISO200 f/8.0AE(SS1/160秒) 0.0EV 121㎜(194㎜相当・C-PLフィルター使用)
うーん、それは聞いたことがないですね。
えっ、賢治が信州や八ヶ岳近辺にいたって?
それは知らなかったなぁ。
あぁ、でも、東北砕石工場の技師であった時代に
各地を訪れたって話は聞いたことがありますよ。
>それにしても意外なところにカリンがあるものですね。
そうなんですよ。
延々4km以上は花梨の並木になっていますね。
>花梨の実が又三郎にでてくるなんて知らなくて
私ゃぁね、特にこの一節を強烈に記憶しているんでやんす。
9月1日といえば二百十日でしょ?
台風がよく来るのもこの辺りだから、強風が吹く様が特に
印象強く残っているのかもね。
>PLチェッカーを買ってきたんですが・・・
ほぇ、PLチェッカー?、それは何だすか???
あぁ、バーニアと併用して使うヤツだね。
一眼レフだと必要ないんじゃない?
だって、ファインダーを覗けば分るし・・・
まぁ、PLフィルターの使い方って、そんなに難しいものでも
ないから、
液晶ファインダーで確認したり、PCで取り込んだ画像で
確認してお勉強するのが一番いいと思います。
あとは、自分の作画意図にどのように合わせるかじゃないかな?
とは言え、賢治のいた花巻にカリンってあったのかなぁ?みたいな疑問が一瞬よぎりましたが、よく考えたらありえました。確か、賢治は信州、八ヶ岳近辺の開墾農家の手伝いに出かけていたことがあったはず。きっとそのときにこのカリンを知ったんでしょうね。
そういえば風の叉三郎の舞台が八ヶ岳周辺だって言う噂もあったけ。漠然と岩手だとばっかり思い込んでいましたけど…
それにしても意外なところにカリンがあるものですね。
こんばんは!!
遅くなっちまいました。昨日、東京の診察で
今日は疲れてしまって今頃復帰!!
師匠のエントリ、拝見していない分見せていただいて、師匠ってなんでもござれなんだね。花から、建物、風景、オールマイティだってことに今頃気がつくワタシ・・・・
花梨の実が又三郎にでてくるなんて知らなくて
本棚に行ってみてきました。たしかに!!ありました!!へ~~~~!!!
私はケンジニアといわれるほど詳しくはないけど、師匠はケンジニアだねえ・・むっちゃ詳しいし、好きなんだあ。
そうそう、ワタシ、まだPLがうまく使えません。PLチェッカーを買ってきたんですが・・・
しっかりファインダーを見ていたらわかりますかあ?
初歩的な質問でごめんなさい
西山荘って、常陸太田市にある水光圀侯の隠居所でしたっけ?
てっきり水戸偕楽園にあるのかと思っていました。
>北海道では道路沿いに実のなる木なんて、銀杏かナナカマド・・・
ちょっと違いますが、仁木にはリンゴが・・・
それと、富良野にはサクランボもあります。
まぁ、道路沿いにある農園の木なんですけれどね。
ふん転菓子さんのコメントを見て納得。
勉強になりました。
あっ、やっぱり。
ラフランスみたいな形だからそう思ってしまいますね。
>軒先にあっても誰も採っていったりはしないですね^^
いつまでも木にぶら下がっていますよ。
特に大き目のフルーツは写真栄えもします。
>実は梨みたいですが、生で食べたら渋くて食べれないそうですね。
今度喰ってみましょうかね。
腹を壊すことはないでしょう?
ただ、渋柿みたいな感じになったらイヤだな(笑)
実は、会社の行き帰りに使う道の途中にカリンの木があります。
マンションの際にあるため撮影はちょっと・・・
来春はこの木の花の咲き具合を見て出かけることにします。
>街道沿いに植える木は実のなる木。
理由を見ると「なるほど!」と納得です。
桜は・・・そうですね、邪道かな?
車で走っていると気がつきにくいものです。
車を止めて探すと、結構実のなり方に差があることが分ります。
>・・・部屋の中に置いていますと果実の良い香りがずっと続きます。
そう思って拾ったんですが、一部が腐っていました。
また行きますので、その時に収穫してみることにします。
>今日は新宿御苑に行ってきましたが混んでました。
あっ、やっぱり。
森林公園も駐車場の込み具合(周辺の民間駐車場)の埋まり方も
半端じゃありませんでした。
行くなら平日かな?・・・簡単には休めないけれど。
カリンは飴でおなじみですね。神戸では見た記憶はありませんが、いままで2-3回見ました。
実は梨みたいですが、生で食べたら渋くて食べれないそうですね。
すだちもミカンのようですが、黄色くなっても生では食べれなかったような気がします。
街道沿いに植える木は実のなる木。
理由は旅人が途中で食べる事が出来る様にとの事。江戸時代飛脚が走っていた時からの話だそうで、桜を街道に植えるのは邪道なのかな。(笑い)
少しずつ輪切りに削りながら部屋の中に置いていますと果実の良い香りがずっと続きます。
機会がありましたら回収して見てください。
今日は新宿御苑に行ってきましたが混んでました。
バラがボチボチ咲き出しています、ホトトギスはピークでした。
菊花壇の準備が始まったようです。