“銀歯” が電磁波のアンテナ? part2: 対策編 どうすればいいのか?
この重大な健康被害の問題において、元凶は2つある。
銀歯 と 電磁放射線(電磁波) である。
銀歯 は 良導体として 電磁放射線 を呼び込む。
呼び込まれた電磁放射線 は 銀歯の“水銀” を流動化し、体内に拡散させる。
電磁放射線 は更に 血液脳関門 を開き、脳への “水銀” の侵入を促進する。
“水銀” も 電磁放射線 もどちらもそれぞれ単独でも人体には極めて有害である。
この極めて有害な2つのものが見事な連携プレーでわれわれの人体に相乗的に大きなダメージを与える。
以上のメカニズムを part 1 で詳しく解説した。
それでは、このダメージを回避するにはどうすればよいか?
まず、口の中に銀歯が一本もない人の場合、すでに問題は半減している。水銀が流れ出す心配がない。銀歯の無い人は電磁放射線の心配だけをすればよい。以下の項目の 1) は飛ばしていい。
2) 以降は銀歯のある無いに関わらず、スマホなどの情報端末の使用者一般に対しての項目である。
1) 銀歯(水銀アマルガム)をセラミックとかの非金属材料に替える ことを考えるひとも多いことだろう。原則的にはそれは正しい。しかし、これは決して簡単なことではない。お金と時間がかかる。
水銀アマルガム → セラミック
アマルガム除去専用の設備を備えた歯科医にお願いしないと、たいへんな逆効果になるリスクがある。どこの歯科医でもできることではない。そうした設備のない歯科医でうっかり銀歯の除去をしてもらって、かえって重篤な水銀中毒になってしまったという例はよくある。
銀歯を外すためにはどうしてもドリルで削らなければならないが、そのときに大量の水銀が飛散し、蒸気化する。それが粘膜や肺を通して一挙に体内に吸収されてしまうという大惨事が起きることがある。銀歯に何の問題も感じていなかった人が、わざわざ除去しようとして、皮肉にも取り返しのつかないほどの水銀汚染をしてしまうのだ。銀歯除去の設備を備えた歯科医はこの問題を解決しながらきちんと除去をすることができる。もちろん、非金属のものに替えるところまでやってくれる。しかし、そういったことができる歯科医は非常に少ない。“アマルガム除去” “銀歯除去” で検索して頂きたい。
いずれにしても、決して安くはない。さらに、いっぺんに3つも4つも銀歯を除去することはできない。時間もかかる。ということで、この銀歯の除去はけっこうハードルが高い。今日明日にすぐに取りかかれることではない。
ただ、電磁放射線による励起作用がなくても、水銀は24時間365日常に口腔内で流れ出ており、ひとによっては、それがすでにさまざまな健康障害を引き起こしていることがある。
2) 銀歯除去にすぐに取りかかれなくても、他にできること、すべきこと、やめるべきこと、はたくさんある。まずは、スマホやケータイで電話をするときに本体を耳にくっつけることは金輪際やめることだ。
そして、マイク付きのイヤホンかヘッドセットを使う。
いくら面倒くさくてもイヤホンを持ち歩き、電話がかかったら耳に装着してから答えるようにする。電話を頻繁に使う人の場合は、最初からイヤホンを耳につけっぱなしにしてもいいだろう。ただし、音楽鑑賞ではなく電話でのやり取りに使うので、こちらから話すためのマイク付きのイヤホンでなくてはならない。下の写真のようにイヤバッドに向かうワイヤの途中に小さなマイクが付いているものである。
音楽鑑賞ではないので、イヤホンは両耳に装着する必要はないだろう。わたしは電話用のイヤホンとして、マイクのついている方だけを残し、ついていない方のワイヤを分岐点から切り落として片方だけ耳に装着して使っている。
3) スマホやケータイから電話をかけるときに限らず、なるべく手には持たず、机などの上に置いたまま操作する。接触を最小限にすることを心がける。両手よりは片手のほうが当然被害は少ない。
4) スマホ等の情報端末は、使っていないときは原則として “機内モード” にしておく。使うためにテーブルに置く場合でも、“機内モード” を解除するときは自分から40~50cmは離してからにする。安全な “機内モード” に切り替えてから、目の前に寄せる。
5) 端末を使い終わったときも必ず “機内モード” にして、電波(電磁放射線)を受けないようにしておく。使う必要が生じた時だけ小まめに “機内モード” を解除して使う。そのときでも、できるだけ手には持たず、テーブルなどの上に置いて操作する。
6) スマホの画面操作をする時は指を使わず、 “スタイラスペン” “タッチペン” を使う。それも、端末本体からの距離を出来る限り取るために、できるだけ長いペンを使うことをお勧めする。「そこまでするかあ」 とあなたは苦笑するかもしれない。
iPhone の注意書きには以下のようにある。 以下、青字部分は、当ブログ記事 「iPhone は人体から5mm以上離して下さい」 はトリック? スマホユーザー必見! からの引用。
「iPhoneを持ち運ぶときは、曝露レベルが検査時レベル以下になるように、人体から5mm以上離してください。」
スマホに着信があって、あなたがバッグに手を突っ込み、そのスマホを手にした瞬間、あなたの 「人体」 はスマホから 5mm 以下の距離、つまり、完全に接触 してしまうことになる。
あなたの手、あなたの指は、あなたの 「人体」 の一部ではなかろうか?
たいていのひとは、「人体から5mm以上離す」 の 「人体」 の意味 を、自分の耳や、ポケットのある胸元や、腰まわりのこと、と考えているようだ。
「耳にぴったりつけないようにしなくちゃ」 とか 「ポケットでなくカバンに入れよう」 くらいしか思いつかないのだ! 製造者側は、利用者のこうした “ナイーブな誤解” を期待しているフシがある。
冷静に考えて頂きたい。
あなたはスマホを持っている “自分の手” を勝手に 「自分の人体」 から “除外” して考えてはいないか?
あなたは、何の根拠があって “自分の手” を 「自分の人体」 から “除外” するのだ?
「人体から5mm以上離してください」
すでにしっかりと人体に接触していないだろうか?
“あなたの手” は、 間違いなく 「あなたの人体の一部」 ではないか! 違うだろうか?
公平に言えば、「トリック」 と呼ぶのは製造者に対して失礼であろう。 単に使用者の側の “勝手な思い違い” なのである。
要するに、わたしはiPhone などの注意書きや警告をきちんと読んでいるだけなのである。消費者の鑑(かがみ)である。たとえば、わたしは以下のようにして使っている。
テーブルの上にスマホを置き、タッチペンを使いグーグルで検索をする(人体は一切接触していない)。検索語を入力してから、自分から遠ざけて置き、タッチペンを使い機内モードを解除する。即座に電波がつながるので、4~5秒したら再びタッチペンで機内モードに戻して安全な状態にしてから、手元に寄せて検索結果をじっくり見る。
ところが、あるとき検索結果が出てから機内モードに戻すのを忘れていた。そして、電磁波を帯びているのに気づかないままタッチペンでスクロールしながら2,3分見ていた。するとタッチペンを持つ手が痺(しび)れてきたのである。「あっ」 と気がつき、あわてて機内モードに切り替えた。電波受信状態がどれだけ身体に影響があるのかを痛感した。実はこういうことが今までに2回ほどあった。どちらの場合も、実際に痺れてきたので気がついたのである。スマホ本体には指で直接触れず、市販の最長のタッチペンを使っていても痺れたのである。ガラケーの時代にはこんなことはなかった。
われわれはすでに “電磁波漬け社会” に生きているのだ。
7) お断りしておくが、わたし自身は電磁波過敏症ではない。その兆候はほとんどない。
常に電磁波に対する警戒心を持ってスマホを使っているので、気がつくだけのことである。
機内モードなど使ったことがないというひとのほうが世の中では圧倒的に多いであろう。
皆さんお忙しいので、自分の手が痺れているのも気づかないのかもしれない。気づいてもそれがスマホやケータイやタブレットといった情報端末からの電磁放射線が原因だとは思っていないのであろう。
ご自分であらためて機内モードのONとOFFを切り替えて実験して頂きたい。
わたしは電磁放射線被曝を最小限にするためにできるだけコントロールしてスマホを使っているので、電磁波過敏症の症状は出ていない。
しかし、電磁放射線などぜんぜん気にせずスマホを日々使い倒しているような人々の中にこそ、電磁波過敏症の症状が出てきているのである。当然と言えば当然である。何の不思議もないことである。
ただ、当人はただの過労、寝不足、年齢(とし)のせいだと勝手に解釈してボヤいているのである。
8) 銀歯でなくても、金属類は極力肌につけないようにするのが望ましい。ピアスなどもってのほかであろう。一般に「電磁波」と言った場合は、人工的で有害な電磁放射線を指すのが通例であるが、その電磁放射線は電気の良導体に引き寄せられて中に入ると内部を走る性質がある。そしてそういった金属類には電磁放射線を増幅させる作用さえ報告されている。
金属類一般がそうであるが、人体ですら良く電磁放射線を通す。特に水分の多い脳は良く通す。耳にスマホを密着させて通話しているひとは路上でも駅のホームでもよく見かける。しかし、電磁放射線の強さがスマホの10分の1のケータイの時代ですでにケータイでの通話の多い人に脳腫瘍が発症するケースが出ていた。しかも、いつも左の耳にケータイを当てて電話していたひとの場合、脳腫瘍は脳の左側にできるのが通例である。
9) ガラケーの時代からスマホの時代になって、パケット容量も増え、通信速度も上がり、動画もアプリも“サクサク”・・・。ということは、それだけわれわれの電磁放射線の被曝量も増えているということではないか?ガラケー時代と変わらず耳にくっつけて電話しているひとは、ロッシャンルーレットをし続けているようなものである。いつか弾が飛び出すのだ。
脳腫瘍という病気はかつては珍しい病気であったのが、昨今ありふれた病気になってきているそうだ。ケータイやスマホの爆発的普及と何らかの関係があるのではないかと考えることに無理があるだろうか?脳腫瘍はほんの一例にすぎない。“電磁波漬け” になっていると、まず免疫系が弱体化する。自宅が WiFi になっている家庭では家族全員の健康水準がガクンと引き下げられていると思っていい。ちなみに我が家では昨年、わざわざ無線LAN から有線LAN に戻した。
10) 明白な相関関係が至る所にあるのだ。予兆も目の前にあるのだ。警告している人間はネット上には常にいるのだ。たとえ相関関係や予兆が目の前にあっても見ず、いくら警告が聞こえていても聞かず、“みんな一緒の安心感” で突き進んでいるひとたちがいる。頭をテレビや新聞と国家(おかみ)に丸ごと預け、自分の頭で冷静に物事を考えることを最初から放棄している人々である。
「新聞やテレビや週刊誌を見たって、そんなことぜんぜん問題になっていないじゃないか?」
◎ 問題にしていないのは、先進諸国では日本だけである。アメリカではCNNですらも問題にしている。
欧米のマスメディアでは常にどこかで議論されている。日本のマスコミは、その議論さえ許さないという異常さである。“電通”による徹底的な検閲コントロールなしにはこうはならないであろう。
「本当にそんなに危険なものなら、国が止めるはずでしょ?」
◎ 事前に危険性の指摘されていた原発を3.11以前に国が1つでも止めていただろうか?国民の健康保護よりも常に経済発展を優先する総務省は、ケータイやスマホの電磁放射線の危険性を問題にするどころか、2020年東京オリンピックの“日本列島電磁波漬け”を目標に音頭をとっている。
「このブログ、騒ぎ過ぎじゃないの? ただのオオカミ少年だね。」
◎ この記事の “警告” は、はっきり言って、“おせっかい” である。健康を害する人をできるだけ減らすために、不必要に苦しむ人を一人でも減らすようにという、まったくの余計な “おせっかい” である。
“おせっかい” ではあっても、ほとんどが客観的な証拠、科学的な根拠にもとづいた “おせっかい” である。
主観的な想像や勝手な思い込みだけからの “おせっかい” ではない。
http://cerec.kitaima-dc.com/for-futeishuso.html
1: 今のガラケーが頑丈でまだまだ使える
2: ケイタイに望むものはメールと電話だけ
3: 世間の流行に流されて踊るのがイヤ
4: スマホが異常に高くてハラ立つ
5: 全世界のスマホ売出しに反感を持った
6: 電車内や歩行中にスマホを見ている連中の姿に 反感を持った
いやあ、この記事を読んで、自分の反骨精神を褒めてやりたいと思いました。
だいたいアメリカがニコニコ笑って近寄ってくる時は、ろくでもない魂胆がありますね。
銀歯は数箇所ありますが、重曹風呂とか発酵食品とか、自分にできる範囲で頑張ってます。
ザウルスさんがこうして警鐘を慣らしてくれることで、色んな事に目を覚ます人も多くいると思います。
これからもためになる記事を楽しみにしてます♪
こんなにびくびくしてまでわざわざ使っている人間はこの地球上でもあまりいないでしょう。“危険物” としてそこまで認識しているのなら、ケータイのままにしておくか、そのケータイすらも使わないのが賢明な選択でしょう。
さて、私の知人の Uさん はそのケータイすら持っていない人間です。もちろん、彼はひきこもりでもニートでもありません。喫茶店の店長で、さまざまな地域活動に参加したり、自らイベントを主催したりと人一倍忙しい日々です。しかし、人づき合いの多いその Uさん はスマホはおろかケータイすら持っていないのです。
正直言って、“かっこいい!” とわたしは思っています。読書家で電磁波の危険性も熟知しています。会う約束をすると必ず時間には現れます。もともと地元でも顔が広い人物ですが、周りからもいちもく置かれている存在感のある人物です。Uさん がいちもく置かれているのは、彼が信念からあえて “不便” を受け容れているからかもしれません。「このひとはこの自分にはできないことをやっている」 と周りのひとたちは思うのでしょう。
しかし、実際は、Uさん は何かを 「やっている」 わけではないのです。ただ情報端末を 「持っていない」 というだけなのです。しかし、「クルマを持っていない」 からといって、周りからいちもく置かれるわけではありません。スマホやガラケーといった “情報端末” にはクルマとは違った意味があるようです。
わたしは、 Uさん がいちもく置かれるのは、彼が “端末” になることを拒否しているからではないかと思っています。
例えば自動車の排気ガス、昭和40、50年代は都市も田舎も煙害が凄かった。米国のマスキー法、石原慎太郎都知事によるディーゼル車の排気ガス規制により、空が綺麗になった。
関係者の負担、努力は大変でしたが良くなった。
電磁波も被害対策の研究が進んでいます。
只、軍事用に悪用される危惧があります。
爆弾より建物を壊さず効率的に殺害できます。
あるいは警察官の警棒がわり、民間人の護身用具になるでしょう。
自動車、スマホの電磁波については技術の進歩で良くなります。
電磁波の悪用について考えるべきでないでしょうか。
「WiFi はステルス兵器だった! 冷戦時代から今日までずっと軍事利用!」
https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/10e94d378870a912c1049e3b386ffba7
「自動車、スマホの電磁波については技術の進歩で良くなります。」 というふうに非常に楽観的な見通しをお持ちのようですが、何か根拠や証拠がおありですか?単なるあなたの願望ですか、個人的な想像ですか?
わたしの論は決して楽観論ではありませんが、証拠と裏付けがあります。あなたの楽観論には証拠や裏付けがありますか?
そういえば、「偽愛子の正体 (でんでん虫)」 というコメントでも証拠も裏付けもない持論を展開していましたね。https://blog.goo.ne.jp/zaurus13/e/46d260aa880eb920318d036d56eff6aa
なお、わたしは 「技術の進歩に悲観」 しているわけではありません。電磁波だけが技術だと思っているのでしょうか?