
『メディア廃棄宣言』深掘り座談会
後編 ~トランスヒューマン時代の到来~
以下の記事は、前記事 “「メディア廃棄宣言」深掘り座談会 前編“ に続く後編である。この座談会の企画と当日の司会を務めた山田宏道氏が執筆したものであり、ザウルスはここでは場所の提供だけをしている。
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後編 〜トランスヒューマン時代の到来〜
高橋清隆さんの18年にわたる活動の集大成『メディア廃棄宣言』、皆さんはもうお読みになっただろうか?
※ 高橋 清隆 著『メディア廃棄宣言』
今回、清隆さんとザウルスさんとの深掘り座談会を企画した理由。それは、彼らの宿敵とも言える“イーロン・マスク”が政治の表舞台で台頭してきたことにある。
かつては弱小ベンチャーだったテスラが、2030年の気候変動プロパガンダを武器にトヨタを抜き、時価総額で世界トップに躍り出た。そして、脳インプラント事業という当初は恐るべきベンチャーだったニューラリンクも、メディアによって持ち上げられ、今や米FDAの承認を得て合法的に人体実験を進めている。
Twitter買収の際には、一部で「表現の自由を守る救世主」と期待された。しかし、事業家の視点から見れば、彼の目的は明白だった——大衆の思考データを収集し、AI時代の情報支配を強化すること。
そんな彼が、ついにトランプ大統領の上級顧問に就任した。だからこそ、今回のサブタイトルは「トランスヒューマン時代の到来」となっている。
前半では、メディアの影響による冤罪問題を深掘りする中で、清隆さんとザウルスさんの間でも見解の違いが浮き彫りになった。
ここで改めて考えさせられたのは、「真実を追い求める探究心の危うさ」だ。善悪や真偽の二元論を超えていくためには、まず彼らの汗と努力に対して敬意を持つことが必要なのではないか。
どうぞ、後半をじっくり味わっていただきたい。
(山田宏道)
後編 Part 1
高橋清隆さんの18年にわたる活動の集大成『メディア廃棄宣言』、皆さんはもうお読みになっただろうか?
※ 高橋 清隆 著『メディア廃棄宣言』
今回、清隆さんとザウルスさんとの深掘り座談会を企画した理由。それは、彼らの宿敵とも言える“イーロン・マスク”が政治の表舞台で台頭してきたことにある。
かつては弱小ベンチャーだったテスラが、2030年の気候変動プロパガンダを武器にトヨタを抜き、時価総額で世界トップに躍り出た。そして、脳インプラント事業という当初は恐るべきベンチャーだったニューラリンクも、メディアによって持ち上げられ、今や米FDAの承認を得て合法的に人体実験を進めている。
Twitter買収の際には、一部で「表現の自由を守る救世主」と期待された。しかし、事業家の視点から見れば、彼の目的は明白だった——大衆の思考データを収集し、AI時代の情報支配を強化すること。
そんな彼が、ついにトランプ大統領の上級顧問に就任した。だからこそ、今回のサブタイトルは「トランスヒューマン時代の到来」となっている。
前半では、メディアの影響による冤罪問題を深掘りする中で、清隆さんとザウルスさんの間でも見解の違いが浮き彫りになった。
ここで改めて考えさせられたのは、「真実を追い求める探究心の危うさ」だ。善悪や真偽の二元論を超えていくためには、まず彼らの汗と努力に対して敬意を持つことが必要なのではないか。
どうぞ、後半をじっくり味わっていただきたい。
(山田宏道)

AI社会は、すでに「許容されてしまった」ように見える。しかし、人間の精神をアルゴリズム化し、完全な監視社会へと移行することまで受け入れるのか?
議論の火付け役となるのは、AI倫理において世界で最も影響力があるとされるユヴァル・ノア・ハラリ氏。
彼は2020年、コロナ・プランデミックが始まったばかりのダボス会議でAI社会について演説した。さらに、ビル・ゲイツ、マーク・ザッカーバーグ、池上彰、バラク・オバマが彼を絶賛しているとくれば——「支配層の代弁者ではないか?」と警戒するのも当然だろう。
清隆さんは、「ハラリの影響を避けるべきだ」と主張する。一方で、ザウルスさんは「すべての原書を熟読している」そうだ。
この両者のスタンス——「支配層の作ったテーブルに乗らない」清隆戦法と、「まずは相手を徹底的に知る」ザウルス戦法。この対照的な視点こそ、『メディア廃棄宣言』を考える上で、極めて重要な出発点なのではないか。
それでは、皆さんもこの議論に加わったつもりで読み進めてほしい。後編 Part 1
米国が世界的な偽装革命を資金援助してきたUSAIDが即日解体。
トランプとイーロン・マスクの快進撃は、支配層の予想を遥かに超え、証拠隠滅の余地すら与えなかった。それは、まさに「正義の鉄拳制裁」だった。
そして、WHOからの脱退も決行。これによって、テドロスらが感染症を口実に監視社会を構築することは、もはや難しくなったように思える。
だが、それでも清隆さんとザウルスさんのイーロン・マスクを見る目は変わらない。
ニューラリンク——脳インプラントによる精神のコントロール技術を開発する企業が、私たちにとってどのような存在になるのか?
ワクチン ”反応媒体 reactive agents”という言葉は、ザウルスさんの造語だ。
コロナワクチンには酸化グラフェンだけでなく、複数の金属元素が含まれていることが判明している。これが従来のワクチンの重金属毒性とは異なり、「別の目的があるのではないか?」という疑念を呼んでいる。
その為ケムトレイル問題との共通点をクローズアップする為 ”反応媒体”と表現を深化させている。
ザウルスさんはワクチンのナノテクノロジー機能を”ワクチントリック”とも呼び、隠された本質をクローズアップする工夫をしていた。
陰謀論と一蹴されることを防ぐためにも、何を問題にしているのかが明確に伝わる言葉を使うよう心がけていこうと、わたくし山田は思った。後編 Part 2
トランプ大統領が就任すると、何故か日本企業であるソフトバンクの孫会長が15兆円もの巨額米AI投資を発表し、今現在は米AIロボ150兆円投資の計画をぶちあげている。
その資金の行き先が「プロパガンダ」だった場合、社会は一体どこへ向かうのか?
孫会長は、イーロン・マスクも関わるChatGPTの生みの親・サム・アルトマン(OpenAI CEO)、老舗IT企業オラクルと手を組み、「スターゲート・プロジェクト」と称するAIがん治療システムを打ち出した。
その技術の中核は、「mRNAを約48時間で作ることができる」システムだ。
ワクチンの危険性を知る人からは冗談にしか聞こえないがもちろん本気なのだろう。
ここで思い出すのは、コロナ禍のはじまり――。
豪華クルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号で配られたのはiPhone2000台のソフトバンクからのプレゼント。しかもバレンタインデーにちなんでだ。不気味過ぎる。スマホ普及率が9割近いにもかかわらず、なぜ配布が必要だったのか。
そして、その直後の2月20日。
ダイヤモンド・プリンセス号の乗客・乗員の中から初の死亡者が出た。5Gで間質性肺炎を起こせるという論文は実際に存在する。これが偶然なのだろうか?2025年の大阪万博では、非地上系6G(Beyond 5G)の実証実験が行われる。まるでスターリンク包囲網の予行演習だ。
リアルタイムの話題としてこの問題を、特に技術者にも議論して欲しいと願っている。後編 Part 3
今、人類はパンドラの箱を開けてしまった――コロナワクチンで完全に信頼を失ったFDAが許可した「脳インプラント」の臨床試験。さらに、ウクライナ支援のために軍事衛星を提供したイーロン・マスクが、"手足の不自由な人のため"と称して推し進めるこの技術。
果たして、それは純粋な善意なのでしょうか?
無数に打ち上げられた通信衛星、国の認可を受けた脳内チップ開発、そして今開発が噂されるテスラのスマートフォン。現時点ではイーロンは否定していますが、市場にインパクトをもたらす為にネットに仕掛けているようにも思えます。清隆さんもザウルスさんも人間の監視コントロールにスマホは必須アイテムと考えています。
「メディア廃棄宣言」 におけるネット切断の呼びかけ。
現実的には難しいと思われがちですが、"ネットを切るだけで監視・コントロールの網から抜け出せるのならば、これほどシンプルなことはないのかもしれません。
2025年、トランスヒューマン計画は実行フェーズへ。これは善意ではなく狂気だと警鐘を鳴らしてきたのは、2020コロナの際にも計画の全容から背景から解説したイギリスのデイビッド•アイクです。陰謀論者という真相を隠すキャンペーンはアイクを貶める為に生み出されたと思える先駆者です。僕自身も人生観が変わるほどの衝撃を受けました。
そのアイク著の『答え 』の第1巻[コロナ詐欺編]を翻訳したのは清隆さんであることもあり、またその生き方も含め、僕は清隆さんを日本のデイビッド•アイクと思っています。出会いのきっかけでもありました。そして、ザウルスさんはアイクが清隆さん与えた影響とは別の部分に清隆さんの真意を垣間見ようと試みます。ご覧ください。後編 Part 4
いよいよ最後のパートとなりました。
ここからは清隆さんとは異なるザウルスさんのメディア観をストレートに清隆さんへぶつけていくという緊張感ある展開になっています。
火蓋はデイビッド•アイクの全ては盲信はできないというザウルスさんのアイク観から始まります。
これは企画者である僕にとっては全くの想定外で、固唾を飲んで見守ることしかできませんでした。皆さんは両者のメディア観を、まったく相容れないものに感じますか?
テロや定説の嘘を見抜くザウルスblog流と、ニュースメディアの裏にある狙いに一貫性を見出す清隆blog流。どちらもマスメディアから真実を紡ぎ出している点では共通していたはずが、いつしかのりしろが生まれてこない想定外の展開となり、撮影は時間切れで打ち切りとなってしまいました。
当初の企画の狙いは、ヒーローとして崇められているイーロン・マスクを警戒するふたりが、AIコントロール社会を生き抜く知恵を紡ぎ出していくものでした。そして、メディアがなくなれば、もっと人類はパワフルになると言う清隆さん。SNSの台頭によって一見繋がった関係が分裂に確実に進んでいると感じる僕にとって、この清隆さんのメッセージは強く刺さるものがありました。
メディアを巡る戦いは、まさに「肉を切らせて骨を断つ」戦いとなる。
『人類廃止を逃れるにはメディア廃棄しかない』こう語る清隆さんに、ザウルスさんがじわじわと切り込む。僕はふたりからは「無理にまとめなくてよい」と釘を刺されますが、けっきょくふたりは決裂してしまいました。個人的には非常に心苦しかったのですが、座談会双方の妥協のないすれ違いのまま終わってしまったのは、皮相で円満な同意の水準からさらに深掘りしてしまったためなのかもしれません。
おわり
文責:山田宏道
好評発売中 高橋 清隆 著『メディア廃棄宣言』
内容に目を向けると、メディアが大衆を洗脳し、戦争や飢餓、ウイルスを生み出しているという主張が延々と続くけど、証拠が薄弱すぎる。歴史や事例を引っ張り出してくるものの、それが全部こじつけに見える。例えば、メディアが政策遂行を円滑にし、大衆の精神を低レベルに抑え込むって言うけど、そんな陰謀論じみた話に具体的なデータや裏付けがほとんどない。ただの「俺の考えた最強のメディア批判」レベルの妄想じゃないか。反ジャーナリストを自称するなら、もう少し事実に基づいた分析を見せてくれよ。
さらに、「テレビを消せば戦争もウイルスも消える」とか言い出すあたり、完全に現実離れしてる。戦争や疫病がメディアの報道だけで起きると思ってるなら、世界史をもう一回小学生レベルからやり直したほうがいい。メディアが影響力を持つのは確かだけど、それを全悪の根源みたいに扱うのは単純すぎるにもほどがある。じゃあ、メディアがなかった時代は平和だったのか? 中世のペストや十字軍の虐殺はどう説明するんだ?
極めつけは「ネットも切れ」っていうアドバイス。2024年に出版された本で、現代社会でネットを捨てろって本気で言ってるの? 仕事も生活もデジタル化してるこの時代に、そんな提案が現実的だと思ってる時点で著者の時代錯誤っぷりが際立つ。自分はブログ書いてるくせに、他人にはネット断ちを勧めるとか、矛盾もいいところだ。
結局、この本は過激なスローガンと感情的な叫び声だけで中身がスカスカ。メディア批判をしたいなら、もっと緻密な論理とデータで勝負してほしい。こんな薄っぺらい主張じゃ、読者を納得させるどころか、「はいはい、また陰謀論ね」と鼻で笑われるのがオチだ。高橋清隆さん、次はもう少しマシな本をお願いしますね。