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蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

トイレ工事でのちょっとした懸念を払拭するために

2010-07-16 20:12:44 | Weblog
今日は、お風呂の現場をクロス屋さんに任せて、蛇口屋はこそっと抜け出して、同じ江別市内で、トイレの工事をしてきました。

Zー1リモデルで、クッションフロア付きの工事でしたので、そこそこ時間が掛かってしまいました。

床も大きなトイレで、クッションフロア張りは苦手な蛇口屋にはちょっと難しい工事でした。

他は問題無かったです。
ちょっと既存便器の床フランジが撤去しずらかったですね。

多くの設備屋さんがそうであるように、蛇口屋もまた、リモデル便器の工事には既存の床フランジは使用しません。

今の時代なら、ほとんど床フランジは樹脂製品で、金属製は皆無です。
だから、長年の使用によって、著しい変形があって、今後の、つまり工事終了後の長期使用には持ちこたえられないだろうという予測の元に、換えさせていただいています。

せっかく新品にしたトイレでまた何年か後に便器をはずして、なんて、そんな負担は蛇口屋の絡んだ現場では起きてほしくないですからね。基本的には今回取り替えた便器と同様な期間は使用に耐えてもらいたいですよね。

その床フランジ、たいていは割と簡単に外れますしね。それほどの手間でも無いですしね。

まあ、今日に限って言えば、ちょっとはずすのを苦労したかなあ、って程度の手強さでした。

蛇口屋の場合、ガストーチを使って、フランジを焼いて、VU管を暖めて、接着剤の効果を殺してはずします。
たいていはフランジと排水管の材質が異なる為に、簡単に、接合部から取れてくれるんですが、まれに、そう簡単に行かない時もあって、どう考えても、排水用の接着剤を使われていない時は、今回のような苦労を強いられます。

ふつうはあり得ないんですが、本当に極たまにあります。

新築していた当時の設備屋さん、接着剤でも忘れてしまったんでしょうかね。

ひどい時は、ゴム系、コンクリート系のボンドとか使われいて、きっと、塩ビ管用の接着剤を忘れてしまった設備やさんが、大工さんにでも借りたのだろうと、安易に想像が付きます。
まあ、構造的には、排水管の中に差し込む構造になるので、キチンと刺さって入れば、問題はないと考えがちですが、蛇口屋観点で見ると、衛生的な問題がありそうな気がします。

水は下へと落ちてゆきますが、臭いなどがパイプ間のわずかな隙間から漏れてくる事を考えると、非衛生的ですよね。

せっかく新築になって新しいトイレになると言うのに、こんな見えないところに問題を残しておくのもどうかと思う蛇口屋です。

そういうことまで考えていないんだろうなあ、そういうことができる人って。
まあ、うちのA山みたいなもんですね。

ひとまず、蛇口屋の施工したトイレは安心ですよ。


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