蛇口屋

リフォーム業界のあれこれ

100年住宅、お風呂は20年目

2007-05-28 23:55:26 | Weblog
週初めの今日から、また風呂の工事が始まりました。

今回は、TOTOです。

しかも現場となるお宅は、『木の城たいせつ』さんです。
100年住宅ですよ。

木の城たいせつさんの浴室と言えば、壁が木で、洗い場モルタルの浴槽がポリってモンですが、最近の木の城たいせつさんではユニットバス(タカラシステムバス)もあるらしいですね。
タカラの施工店のタリさんが教えてくれました。
蛇口屋の各住宅メーカーの知識はこうして肥えてゆくんですね。

今回のお宅は、築20年ですから、普通に、木の浴室でした。

そんな中、洗い場でのモルタルタイル部分が壊れないの何のって、普通に鉄筋まで組んであって、堅いわ、鉄筋が粘るわで、もう5時間はコールピック(コンプレッサーを使用するタイプで一番小さいはつりの器械)を持ちっぱなしでした。本当に疲れました。

もう、振動で体がバラバラになるかと思いました。

でも近年希にみる頑丈なお風呂でしたね。
木の城たいせつさんの内部構造も知ることが出来て、ちょっと嬉しい蛇口屋だったんですよ。
枠とか、框とか、良い物をふんだんに使ってますね。

でも、当時の設備ですから、相変わらず、お湯は白ガス管(亜鉛メッキ鋼管)でしたね、解体途中、保温をめくって所々を見て診ると、かつてピンホールで穴が開いていた後が見つかりました。錆で勝手に穴は塞がったんでしょうね、瘡蓋みたいになっていましたよ。

今回、解体して、寸法を当たってみて改めて思ったんですが、本当に家中何処も狂いが無いですね、木の城たいせつさん。
さすが100年住宅です。20年くらいじゃ、びくともしないって事ですね。

何せよ、木の城たいせつさんの内部構造が見れたのはラッキーな蛇口屋で、今後の参考にさせていただききますね。

さあ、明日は大工さんと一緒だな、電気の配線もしておかないと、後でやると切ない目に合いそうですからね。

今日はなるべく早く寝る事にします。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿