カメさん日記

趣味のカメさん日記です。レア種で情報が少ない種を中心に書いていきます。

【オブさん日記】1週間

2019-02-16 10:01:30 | オブさん日記

今日は。

お迎えから1週間を経ました。

状態は良好です。

現在の水温は朝25度、夜24度の設定です。

オブさん、ケージにだいぶ慣れたようで最近はシェルターから出て泳ぎ回っています。

今、オブさんは擬岩のシェルターでお休みです。

朝はキビナゴスライスを食べました。

オブさん、経験上、多分メスです。

お迎え時から人慣れしているカメさんは我が家では全てがメスになりました。

オブさん、飼育5日目でピンセットからエサを食べています。

こんなに懐くのが早いのはメスに違いありません。

今はクリーン赤虫とキビナゴを与えていますがキビナゴの方が好きなようです。

もう少しキビナゴに慣らしてからプリンを挟み、餌付けていきたいと考えています。

私は曲頸ではパーカー、トゲモモをベビーから育成しましたが最初はひたすらクリーン赤虫だけで大きくします。

この時期はとにかく大きくしてキビナゴのブロックを食べられるサイズまで育成するのが最優先です。

なので大好物だけで一気にサイズアップを図ります。

次にキビナゴのスライス、やがてブロックを食べられるサイズになればタートルプリンに餌付けていきます。

10㎝を越えてしまえば曲頸はなんでも食べるようになるので人工飼料とタートルプリンの併用で仕上げます。

 今回、飼育のキモはやはり飼育水のPHと硬度だと思います。

そこでPHモニターの数値をみながら換水頻度を考えるシステムとしました。

 

ニッソーブランドは普及品のイメージが強く私はあまり使用してませんがこのモニターはセンサーもシビアで水温も他社製品とほぼ同じ値なので高精度だと思います。

肝心のPH値もマニアの使用レポート等でも高評価です。

前日からエーハイムを設置しました。

パワーハウスのハードSとエーハイムサブストラットを半々にしたろ材なので落ち着いてもおそらくPHの下限値は7.8だと思います。

ブラジルはサブストラットオンリーですがこちらのPH下限値は6.8ですからより高い硬度を好むオブロンガにはパワーハウスを加えました。

 

http://www.taiheiyo-cement.co.jp/service_product/powerhouse/detail/detail1.html

パワーハウスは発売以来ずっと使用しています。

メーカー情報に偽りがないのは私が保証します。

ショップさんより濾過器を使わず全換水をアドバイスされました。

これはこれで間違いのない飼育方法だと思いますが…

 おそらく濾過を勧めないのは生物濾過によるPHと硬度の急降下対策だと思います。

通常の生物濾過は濾過効果と正比例でPHが降下します。

またPHをマメに測っている方なら常識ですがPHはなだらかに降下するのではなく、階段状にガクン、ガクンと急降下した後3〜4台でなだらかな降下に転じます。

従ってPH6.8以上がマストとされるこのカメに通常の生物濾過は危険となるわけです。

余談ですが私はマジックリーフも使用しません。

もちろんブラジルヘビクビの飼育当初は頻繁に使用しましたがマジックリーフの効果をデジタルに調べたレポートを読み使用を止めました。

マジックリーフはTDS値を下げます。

つまり水中の不純物を吸収します。

しかし限界まで吸収し飽和状態になると猛烈にPHを下げるのです。

従って水量の少ないトリートメントタンクなどで換水が遅れればPHショックでデリケートなカメは死ぬか深刻なダメージを負うはずです。

ましてやオブロンガは高硬度を好む訳ですからそもそもマジックリーフでミネラルを吸収しては意味がありません。

閑話休題。

つまり生物濾過の効いた飼育水はオブロンガには合わないのです。

高い硬度を好むオブロンガにとっては水は綺麗だが合わない水となりストレスになるでしょう。

生物濾過効果を狙いつつ硬度を高く維持するにはPH維持機能があるろ材とミネラル添加剤の組み合わせがベターだと私は判断しています。

海水であればプロテインスキマーで強力な物理濾過が可能ですがオブさんは淡水なのでウ◯コは見つけ次第エアチューブで吸い出すというアナログかつ涙ぐましい努力をしています。

サンゴで散々、散財した私ですがその時の投資は今の飼育技術に活かされています。

オブロンガ国内CBを作出されたN氏がアフリカンシクリッドマニアだった事実はおそらく偶然ではありません。

さて、我が家のオブさん。

ベビーなのでエサは毎日与えていますし、よく食べ、よく出します…

朝は必ずシェルターの外に出ているのでおそらく夜間はケージ内を徘徊していると思います。

水流も好きなようでフィルターの吐出口に頭を向けて水流と闘う姿もまま見ます。

オブさんの状態を見る限り、今回の環境設定はまぁ及第点だと思います。

順調に育ってくれれば次は紫外線が課題になると考えています。

成体は浅瀬で昼間も活動するそうですから日本の5倍以上ともいわれるオーストラリアの紫外線は看過出来ません。

いずれはパーカーやトゲモモのようにメタハラの照射が必要になると思います。

オブさん日記、出来るだけ毎週更新を目指して参ります!



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