今日は。
タイトル通り大事件が起きてしまいました…
実は昨日、本当にオブさんが死にかけました。
朝まで絶好調だったオブさんが死にかけたのです。
昼過ぎにケージ内で大暴れするオブさんを見て、異変に気付きました。
オブさんの手先・足先に水カビのようなものが付いています。
その時は大慌てですから写真もありませんが落ち着いた翌朝の写真です。
よく観察しているつもりでしたから「見落としてたのかなぁ?」と半信半疑でしたが約1時間の強制乾燥と薬を塗ってケージに戻しました。
午後4時過ぎでした。
オブさんが狂ったようにケージ内を暴れ回り、事の重大さに気付き、慌てて再度の強制乾燥をしました。
手足の水カビは更に酷くなり、腕の付け根も充血しています。
「これは駄目かもしれない…。オブさん、ごめん…。俺の腕が悪くて。」と何度も謝りました。
再度強制乾燥し、薬を塗ってケージに入れましたがオブさんの暴走が止まりません。
私はお迎えしてからのオブさんの写真を何度も拡大して見直しました。
なんと昨夜までオブさんの手足にはなんの異常もありません。
今朝まで元気いっぱいだったオブさんがここまで急に状態を崩したのは何かの変化に違いありません。
私はふと考えつきました。
「水だ!エーハイムのろ材以外に原因が思いつかない!」
エーハイムを稼働して約16時間経過していました。
すぐにエーハイムを止めてリオのスポンジフィルターに戻し、半分の換水をしました。
そうして1時間が過ぎたでしょうか。
ケージが静かなので私はオブさんの死を覚悟していました。
しかしなんとケージには劇的に回復したオブさんがいたのです!
大人しくフィルターの下に潜っているオブさんの手足は既に腫れがひき、元に戻りつつあります。
明らかに朝までの状態良好のオブさんに戻っています!
一体何が原因かは分かりませんがおそらくろ材へのアレルギー反応のようなものだと思います。
どうりで強制乾燥中は大人しくしていましたから。
しかし、ここに気づいたから事なきを得ましたが、水カビだと判断していたらオブさんは確実に死んでいたでしょう。
間違えた対処は個体へのストレスを増幅させます。
急変して死にかけた後、劇的に回復するオブロンガ…
しかもおそらく要因は水質…
このカメ、やはり相当に飼育の難しいカメです…
というかストレス耐性が弱いので間違った対処を許してはくれないカメでしょう。
念のため更に1/3の換水をしておきました。
翌朝、調子は良さそうです。
手足の白化部分は残っていますが腫れもひき収まっています。
しかし身体中の皮膚が薄く剥がれ粘膜へのダメージの大きさを感じます。
恐る恐るキビナゴのスライスを与えてみると…
パクついてくれました。
そのあとクリーン赤虫をピンセットからパクつきました。
昨日と同じ量を食べてくれたので一安心です。
ろ材が原因かと考えていますがサブストラットはブラジルヘビクビで好結果を得ています。
パワーハウスハードはパーカー、トゲモモ、アッサム、チズガメで問題なく使用してきましたが…
まぁ、エーハイムを止めてから調子は戻りましたのでこれが原因なのは明確です。
オブロンガ、CBとはいえ難しいカメだなぁとつくづく実感した経験でした。
いくらCB個体とはいえ、オブロンガはまた一癖も二癖もありそうで、しばらくは気が抜けませんね。
日々のモニタリングが一番大事かと思われますが、
24時間監視は不可能ですよね。
今回のように異変を察知するのが早ければことなきを得てリカバリー出来ますが、ベビーは本当に大変だと思います。
管理人さまのオブロンガ、なんとか持ち直してわたしも記事を読みながらホッと胸を撫で下ろした次第です。
オブロンガの国内繁殖成功者はアフリカの魚を愛でている人でしたか。タンガニーカ湖などの水質でしょうかね。
わたくしも以前はアフリカのシクリッドなどを、タンガニーカ湖の美しい魚たちを飼育していた時代がありましたが、マジックリーフ使用の南米などのシクリッドやカラシンの環境とは全然違った環境作りに専念しておりました。
コメントありがとうございます。
お陰様でオブロンガ、立ち直りました。
昔から言われている通りやはりオブロンガは難しいですね…
オブロンガは調子の良し悪しは目ヂカラとクビの状態で判断していたので手先・足先は盲点でした。
今回、自分の引き出しも増えたので更に長期飼育を目指して精進して参ります!