ゆらゆら生活

2012年に始まったゆらゆらとした生活の中、絵を描くことの魅力に。

ロカマドール

2015-07-06 | 風景(旅行)

ルブレサック滞在中に、急遽バスでロカマドールまで日帰りで行った。

昨年の南仏車での遠出がトラウマになっていて、当初は留守番を決め込んでいたのだが、是非行きたいと言い出した人の話を聞いているうちに、バスで30分程なら、と心変わりしたのだ。結果大正解だった。

実は、ロカマドールといえば美味しいやぎのチーズしか知らなかった。ルブレッサック唯一のお店で偶然見つけて、食べたところだった。

ロカマドールは世界遺産、フランスではモンサンミッシェルに次いでキリスト教宗教的重要なところともいえるそうだ。今回訪れた、コンクやエスタンと同様に聖地巡礼の要所にもなっている。

渓谷の断崖絶壁に張り付くように建っている教会や修道院は圧巻だった。12世紀腐敗していない隠遁者アマドールの遺体が発掘された奇跡を受けて、以降、国王をはじめ多くの巡礼者が訪れていた。ところが15世紀に崩れ落ち廃墟となっていたところ、19世紀になって発掘修復されたそうだ。

延々と続く階段を一歩ずつ登って、礼拝堂を目指すことが信仰上意義のあることは納得だったが、晴天30℃を越す中での挑戦は断念、全景を見渡せる隣村の高台からの簡単なスケッチ、カフェでゆっくり食事をして、後は身を守ることに徹した。

改めてF6に描いてみると、現地の記憶が蘇ってきた


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