ゆらゆら生活

2012年に始まったゆらゆらとした生活の中、絵を描くことの魅力に。

次世代がん診断

2014-08-18 | 本・新聞

テレビニュースでちらっと聞いて、朝日新聞デジタルを検索してみると、NEDO、国立がん研究センター他が、1回の血液検査で13種類のがんや認知症を見つける検査技術の開発に着手すると発表があったようだ。2018年度までの開発を目指し、健康診断などでの活用を想定しているとのこと。

これによって、早期発見が大幅に進むことが期待できるのね、と思いながら、NEDOのHPも検索してみた。

最先端の次世代がん診断システム開発へ、産学官連携プロジェクト始動

目を通してみると、がん疾患によって血液中のマイクロRNAのうち特定の種類の量が変動することを軸に、診断のためのデータベースを構築する研究とのこと。さらには、血液中のマイクロRNAの量は抗がん剤の感受性の変化や転移、病態の変化にも相関する、とあった。

ということは、抗がん剤の選択の指針になるということ?!そもそも、マイクロRNAがどんなものなのかわかっていない素人の、期待を込めた読み取りだから自信はないけれど。もしそうだとしたら、近いうちに新聞やニュース報道があるはず・・・。


整形外科腫瘍専門医からのメッセージ

2014-03-20 | 本・新聞

先に購入した 橋本伸之先生の著書 『骨転移リテラシー』に目を通した。

乳がんに特化した本ではないものの、他のがんに比べて骨転移しやすい乳がん患者にとっては注目するところだった。気になったところをあげてみる。

     ✴︎     ✴︎     ✴︎

現在勤務されている現場で、がん骨転移による麻痺のため運ばれてくる患者さんには、何ヶ月も前から背骨の痛みを自覚されていた方が多く、先生はもっと早くに受診されていたらと強く思われるそうです。

整形外科医の中で腫瘍専門医は1割以下、その骨格系から発生する悪性腫瘍を診察する腫瘍専門医が専門の延長でがん骨転移に対処されていて、がん骨転移を診察する医師は著しく不足しているそうです。

がん治療中のQOLを高めるために、緩和ケア、がんリハビリテーションに続いて、骨転移診療という枠組みの必要性を感じる先生からの「骨転移はきっちり管理すれば恐れることはない」という熱いメッセージが込められていた。

医局に属する現役勤務医である先生にとって、一般に対しての情報発信が難しいことであるにもかかわらず、敢えて踏み切った先生の熱い思いが印象的だった。


"骨転移リテラシー"

2014-03-17 | 本・新聞

数週間前に注文した整形外科腫瘍専門医 橋本伸之先生の著書がようやく手元に届いた。MRI検査の前日だった。

予想よりも分厚い本、まだぱらぱらとしかみていないが、検査結果を聞きに行く前には目を通してみようと思っている。サブタイトル ~整形外科医から見たがん診療の盲点~ はかなり気になる。

 p210にこんなことが書かれていた。

もし骨転移のことを理解して早く発見したとしても、結局は打つ手がなくて我慢するほかないというのであれば、あえて情報を拡げないという方針にも納得できます。しかし実際には、ちょっとした自覚をもっておくことで骨転移の大きな苦しみから身を守ることができます。

     ✴︎     ✴︎     ✴︎

既に整形外科で撮ったレントゲンで頚椎2つが変形していることはわかっている。転移があってもなくても、今回MRI検査にたどりつけたことは良かったと思っている。フェマーラの副作用関節痛だから、この痛みは我慢するしかないと思い続けてしまっていたのだから。

乳腺外科主治医には、痛みが酷いようだったら整形外科へ行ってくださいと言われていたものの、どこに行くかも迷うし・・・と受診しようとしなかった私だった。

とりあえずのレントゲン検査を提案してくれた内科医の先生に感謝感謝。MRI検査当日その先生と廊下ですれ違い、会釈をされて誰だっけ?とポカンとした私だった。広い大学病院内、違うフロアーで先生に会うなんて思わないよ (*^^*)


がん難民救済@がんサポート

2014-03-09 | 本・新聞

虎ノ門病院臨床腫瘍科 高野利実先生とNPO法人ミーネット代表花井美紀さん監修のもと「がん難民」は救済できるのかー? (前編) という記事があった。

そもそも「がん難民」という言葉自体、何か他の表現はないものかと思ってしまう。

2010年国立がん研究センター初代理事長による "今後はがん難民を出さない" 宣言もあり、今ではセンターの資料で「がん難民」が定義されているそうだ。要約すると、がんの進行に伴い主治医から一方的に治療の終了を宣告されること、を意味しているとのこと。記事ではこれを狭義の定義と捉え、対する広義の定義が挙げられていた。

①標準治療もしくはそれに準ずる治療が尽きたと、医師から告げられるケース

②がん治療の地域格差の中、望む治療を求めて患者が右往左往するケース

③病状が慢性期に移行し転院を要請されるが、受け入れ先が見つからないケース

④病状説明や治療方針の選択で医師に不信感を抱き、患者が望む医療機関を探し回るケース

がん難民の支援のために開設された、国立がん研究センターの「がん相談対話外来」、静岡県立静岡がんセンターの「がんよろず相談」、その他の民間が運営する「がんサロン」が紹介されていた。しかし、このようなサポートだけではがん難民の根本的な解決にはなり得ない、とあった。

   ✳︎     ✳︎     ✳︎

「がん難民」という程のことではないが、例えば "牛乳・乳製品は避けるべき?" とか、"大豆イソフラボンはエストロゲンに似た働きをするから大豆製品は避けるべき?" 他に、諸説あって戸惑ってしまうことはある。これは、花井美紀さんのことば "情報混乱難民"の少し前状態と言えるかもしれない。

記事の中で花井美紀さんが指摘されているように、アクセスできる治療情報が増えた分、その情報に翻弄されてしまうことも増えてしまっていることは想像できる。その意味での難民にならないようにするには・・・。

次号後編も読む必要あり?


放射線照射をしても再建@がんサポート

2014-03-06 | 本・新聞

がんサポート3月号の記事で、そうなんだ~と思ったこと①

これまでにも誌面でお見かけしたことのある、ブレストサージャクリニック院長の岩平佳子先生がインプラント再建、再建のリスクについて書かれていた。

•放射線治療後のインプラント再建は条件付き可能

•放射線を浴びた皮膚のケアは一生涯必要

「放射線の照射とは畑に火を放つのと同じ」「焼け野原を何もしないで放っておけばもう芽はでませんが、そこであきらめずに耕せば、芽がでます。どのくらい真剣に耕すかが勝負です」とのこと。放射線照射によって条件は悪くなるものの、7割は条件をみたせば再建可能だそうです。

笑顔の先生の写真が、私達患者に、保湿とマッサージの大切さを優しく強く訴えてくださっているようだった。次の3点からとのこと。

①焼けてしまった皮脂腺&汗腺に代わって、外からの脂を足す

②表皮組織の肥大によって弾力を失った皮膚を柔らかく伸ばす

③血行障害を和らげる

また、アナトミカル型(ドロップ型)シリコンの保険適用によって、増えると予測されるインプラント乳房再建には、リスクを含めて、医師と患者の術前の話し合いが大切だとおっしゃってみえました。

     *     *     *

今のところ再建の予定はない。ただ、肩甲骨あたりのコリに悩まされているのに、保湿とマッサージを怠っていることを反省した。


予防医療 市民公開講座 ーひとりの感想

2014-02-17 | 本・新聞

一昨日、友人に誘われてお茶の水で開催された市民公開講座に行ってきた。

14日に開催された 化学研究所 予防医療・診断技術開発プログラム 開所記念シンポジウム に伴っての市民講座だった。

4時間に及ぶ講座のため睡魔を心配していたが、ゲストスピーカー10人、それぞれの立場からの生の声は、とても興味深かった。質問があればとのことだったが、短い休憩時間小さい紙では本音は書ききれないよ、と思った。

ともあれ、昨年話題になった女優アンジェリーナ・ジョリーさんの予防的乳房切除手術をされた先生、フェロー諸島小さな国で全国民の全ゲノム解析をされた方、の講演には同時通訳までつけていただいた市民講座、参加の機会を持てたことに心から感謝している。

基礎研究、臨床各分野の先生の生の話からは、短い時間であっても、その内容言葉以上に伝わるものがあった。あくまで個人な感想だが、先生方が何処に向かってみえるかの差が大きいこと、また、先生方それぞれが、理想と現実、異なる分野の先生との連携の苦労されていることがよくわかった。う~ん。

そうなんだと改めて知ったこと、思ったこと

•がん遺伝子の研究は、血縁者の膨大な遺伝子情報から始まること

    かつてアメリカ ユタ州で遺伝子研究をされていた知人がいて、なぜにユタ州?と思っていたが、モルモン教徒ゆえ精度の高い病歴家系図のようなデータが存在するからだそうだ。

•予防医療 1次、2次、3次 の捉え方

   1次予防: がんにならないように  発病前の治療(抗ホルモン剤、乳房切除など)

   2次予防: 早期発見

   3次予防: 再発予防、治療

  分類に関してはそうなんだ以上の思いはないが、こう分類するからには、今後の力の入れ方、予算のかけ方という意味合いがあるだろうな、と考えてしまった。今回の公開講座は1次予防に軸をおいている? スピーカーのひとり臨床腫瘍学の先生が、3次予防について少し遠慮がちに触れられていた印象だった。個人的には、この3次予防 遺伝子情報に基く治療法や薬の選択に一番期待しているのだが・・・。

•日本人の遺伝子情報蓄積はどうなっている?

  遺伝子情報が今後大きく医療に役立てられることは確か、一方、人種によって遺伝子情報が異ることも確か、であれば日本人独自の情報は?と。だからこその今回のような 理化学研究所での新しいプログラム開所 なのだろうが、ディレクターと臨床現場と患者の連携の難しさを垣間見てしまった気もした。そんな中、奮闘されている先生の生の声を聴けたことも事実。本当は講座終了後、握手をしたかった先生が3人いた。

限られた知識のもと率直に思ったことなので、誤解している部分があるかもしれない。その場合、ごめんなさい。

   ✳︎     ✳︎     ✳︎

今回、生の同時通訳初体験した。

英語を聴くか日本語を聴くかで頭がクルクルした。英語のスピーチは通訳された日本語をイアホンで聴くことができた。生の英語を聴いていて、あれ?と思った時に日本語イアホン音声を聴くと、少し遅れてその答え。でもその後英語に戻ると乗り遅れていて(≧∇≦)かといって、日本語だけを聴くとベースがない分解りにくい。普段全く使わない脳の活性化にはなったと思う。


『患者の体質』に合わせた治療を

2014-02-10 | 本・新聞

テレビ番組で紹介されていた “鯖缶豆乳カレー“ の美味しさに惹かれて、丁宗鐵 医師の本を買ってみた。

手軽で美味なカレーレシピを期待していたが、いわゆるレシピ本ではなかった。しかし、これまで、がんタイプやグレードで分類されても・・・とぼんやり思っていたので、書かれていた内容にほっとする気持ちになった。どの先生も、このような考えのもと診断されてみえるとは思いつつ。

ー 体の中から出た以上、がんは患者自身の体質を反映します。従って、同じ『がん』と診断されても、その性質には人それぞれ、大きな幅がある。(p15)

ー 患者さんがどの体質かによって、治療方針は全く変わってきます。がんの治療法も、患者さんががんの個性に合わせなければいけません。(p42,43)

漢方では、人の体質を大きく『実証』『中庸』『虚証』に分けて捉えるそうだ。がん治療法もその個性に合わせるべきだということだった。

えっそうなの!ということもいくつかあった。

『虚証』には生野菜はお薦めではないこと。豆製品の皮には毒部が多いこと(納豆は発酵させているのでOK)  換気扇をつけないでの調理は受動喫煙よりも危険。発芽玄米は避けるべき。ペットボトル飲料は避けた方がよい(プラスチックから環境ホルモンが) 他

丁医師は、西洋医学を否定されているわけではなく、西洋医学に基づく強い治療法の隙間を漢方治療が埋めることができると、おしゃっていた。また、単に漢方薬を、という意味ではなく、患者の体質に合わせるという意味合いで、“オーダーメイド“の治療法を、これからは求めるべきとのことだった。

『がんの嫌がる食事』キャッチーなタイトルではないが、なんとなく思ってきたことをこの本の中に見つけて (^-^)/  

その他、かつて70年代に日本のガン研究が2つの流れに分かれていたこと、そのひとつ免疫学的アプローチ組のこと、分子標的薬が高額ないきさつ合わせてTPP交渉の行方、さりげなくいろいろ書かれてあった。

さしあたって、食事に関する注意点、実践できそうなことから、試みてみようと思った。ゆっくり読み直して。

検索すると丁医師のクリニックの存在を知ったが、保険外診療のみの模様。すぐに受診する予定はないが、頭の片隅に。


簡易 遺伝子検査キット報道

2014-01-23 | 本・新聞

朝の情報番組で遺伝子検査が取り上げられ、2つのはパターン簡単な密着レポートがなされていた。

⚫︎生活習慣病リスクを検査するために自らの唾液を送付した男性

⚫︎クリニックで4才くらい?の息子の才能を検査してもらった父親

前者の男性は医療現場ではなく個人で検査をされていた。自宅で家族とともに検査結果をPCネット上で確認すると、いくつかの生活習慣病項目で要注意の結果。もともと心筋梗塞になりやすいのではないかと思っていたところ、予想通りの結果、妻に「禁煙しなきゃね」と言われるというものだった。

こんなふうに、生活習慣の見直しに役立てばそれはそれでいいのだろう。

だが、逆に問題なしの結果に、不摂生を続けてしまう人のはいないだろうか?通常の健康診断との違いはどうなのだろうか?と思ってしまった。

一方男の子の検査については "何かちょっと怖いな~" 才能を見つけてあげたいなら具体的にいろんなお試し体験をさせてあげればいいのに、と思ってみていた。ただこの検査の結果は全て良いところを見つけるというもの。それなりの費用がかかるだろうに、クリニックの新規ビジネスだな~とも思いつつ、ちょっとほっと。

最後にもっとほっとしたのは、父親が検査結果の冊子を妻に見せた時の彼女の反応(^.^) その内容に納得しながらも「でもね~私はずっと一緒にいるから、私の方がこの冊子より、もっとわかっているわわよ」とあっさり。

番組中、検査自体には概ね肯定的な捉え方をされていて、課題点としては

①検査の精度  ②情報の伝え方  ③海外への情報流出  が指摘されていた。

確かに医療現場以外での検査結果の信頼性、また結果をどう捉えるかに不安はある。情報流出の懸念は国内でもあるだろうし、医療保険会社はこのような検査をどう捉えているにだろうか、なんて思ってしまった。アマゾンでも簡単に検査キットが買えることに違和感を覚えるのは、年のせいもあるのだろうか。


再発リスクを数値化 朝日新聞 2014/1/21

2014-01-22 | 本・新聞

昨日の朝日新聞生活面に『乳がん、抗がん剤使うか判定』の記事がかなり大きく取り上げられていた。昨日ブログ村のブロガーでこの記事を取り上げられていた方もみえたし、すでに検査を受けられた方の書き込みを拝見したこともある。

米国の検査会社が開発した乳がん手術後の再発リスクを判定する遺伝子検査「オンコタイプDX」

   対象 : リンパ節転移なし、ホルモン陽性、HER2陰性 

   結果 : 0~17 (低リスク) 18~30(中間リスク) 31~(高リスク)

京都大学の戸井雅和先生、厚生労働省の研究班によって、検査の有効性が確認されているとのこと。昭和大学の中村清吾先生によると、来年米国での大規模臨床試験後には検査精度の向上も期待できるそうだ。

現在は公的医療保険が適用されていないため、約40万円の自己負担がネックとなっている。3月までにまずは先進医療の対象とする申請手続き、将来的には保険適用を目指すことが進められているとのことだった。

患者にとって、数値化された再発リスクは理解し易いことはありがたい。また、病院や医師による治療法のばらつきが狭まることが、治療を受ける上で精神的にいくらかでも助けになると思う。

以前少し書いたとおり、私はまさにこの「オンコタイプDX」の検査対象、術後の病理結果でがん細胞の悪性度が高いケースだと判明し、抗がん剤治療を受けるかどうかの選択局面を経験した。この検査を受けることを考えたが、術後1ヶ月経った時点さらに約3週間かかること、合わせて、担当医の結果予測は中間リスクだったことから検査を見送った。ただ、手術前に、この検査についてどうしますか? と尋ねられたら、希望していたかもしれない。

検査を迷った時「高リスクと出れば抗がん剤治療を納得して受けられる」と考えたが、高リスクであっても中間リスクに近い高リスクだったら迷うだろうと思うと複雑だった。抗がん剤を選ぶかどうかの決定は私の希望が優先される状況の中、最終的には担当医の考えに後押しされ、抗がん剤を選択しなかった。

新聞記事の中、聖路加国際病院において、遺伝子検査の結果によって治療方針が変更されたデータが紹介されていた。結果124人中、32%が抗がん剤「必要」から「不必要」、6%がその逆だったとのこと。

手術を受けた人全員の検査結果ではないので、この数字をどう捉えるかは難しいところだが、治療方針を変更された方が少なからずみえることは事実だ。

あくまで私が思うことーー

医療技術の目覚ましい進歩に伴って、がん細胞に関して解明されていくことが増えれば増えるほど、治療法は進化&多様化していく。それぞれの段階でのデータが集められ、担当医の判断が加えられ、治療がなされていく。

他方、身体も心もひとそれぞれ、示されるデータは意味はあっても、全てではない。医学が進歩すればする程、追求の道が広がり治療法は複雑になると考えられる。そんな中、患者は可能な限り情報収集を続ける必要がある? だがいくら頑張っても医師レベルは無理だ。中途半端な知識ではかえって混乱してしまう危険性もある。そう考えると、逆行するようだけど、医師に全てお任せもあり? うーん、今さらそれも難しい。

自分自身のバランス感覚みたいなものに頼って、エイっと決めることだろうか。


朝日新聞広告特集 よくわかる乳がんのすべてー2013/12/21

2013-12-22 | 本・新聞

グラクソ・スミスクライン株式会社の1ページ全面広告が掲載されていた。

11月27日にがん研有明病院と共催された一般公開講座、「よくわかる乳がんのすべて」~いま健康な貴方のために。他人事ではない乳がんの話~  

がん研有明病院の外科、放射線療法、薬物療法の専門医の先生による3つのタイトルのメッセージ

• 早期の乳がんは症状がないんです!  

• 美しく長生きするための放射線治療

• 乳がんになってもあきらめないで

いずれも既に見聞きしたことのある内容でもあり、今の私にはすっと頭に入ってきた。

製薬会社による1ページではあるが、抗がん剤の広告だ!思う程ではなく、乳がんを早く見つけることの大切さをフェアに解説していると見えた。奇をてらったものでもなかった。

ただ、Q&A のひとつに、ちょっと複雑な思いになってしまった。数年前にこの情報を手に入れていたらな~と。

Q:良性といわれましたたが心配です。誤診ではないでしょうか

A:もし検査を受けたところが乳腺専門でなく、どうしても不安であれば、もう一度専門医がいるところでチェックを受けたらよいかと思います。乳がんのことをよく知っている医師とそうでない医師では判断が違ったりすることがあります。乳腺が専門のところで受けた場合も、100%大丈夫というわけではありませんが、まずは信じて慎重に経過をみてもらってください。万が一悪性の場合は少し変化をしてきます。変化したら改めて検査をしてもらってください。

今の私には納得の内容だが、普通に毎年マンモグラフィ検査を受けていた頃の私には、かなり驚きのA表現だ。

また、その頃の私はこのような新聞広告記事を目にしても、この箇所までしっかりと読まないかもしれない。うーん。あまり大きく扱うと困惑を招くということなのだろうか。


今日一日が素敵な日でありますように

PVアクセスランキング にほんブログ村