ゆらゆら生活

2012年に始まったゆらゆらとした生活の中、絵を描くことの魅力に。

上野寛永寺

2016-01-18 | 風景

昨日、上野桜木にある寛永寺にスケッチ仲間と出かけた。午後は新年会、午前中の2時間半ほどのスケッチだったが、雲ってからの寒さは堪えた。

上野寛永寺(天台宗東叡山寛永寺)は慈名大師天海大僧正に創建された天台宗別格大本山の寺院。山号東叡山はの由来は東の比叡山、寺号寛永は創建された年の年号が由来とのこと。比叡山、大津市の?と思い検索してみた。

陰陽道では北東は鬼門として忌み嫌われる方角だそうだ。そこで平安京の北東に天台宗総本山 比叡山延暦寺、江戸城の北東に東叡山寛永寺が置かれたと言われているとのこと。なるほどね。

今は上野公園一帯に五重塔、観音堂、弁天堂、大黒天、開山堂などが点在している。そのうちの根本中堂を描いてみた。

特に屋根の佇まいには堂々とした迫力があった。

F4に描きながら、やはりもう少し大きなスケッチブックを持参するべきだったと反省した。


大宮公園

2015-12-21 | 風景

スケッチ定例会で大宮氷川神社&大宮公園に行ってきた。晴れたとはいえ、冷え込んだ中での屋外スケッチ、耐寒実験のようでもあった。

この絵は、昼食の鍋焼きうどんで暖をとった後、大宮公園でかいたもの。迷いながらも、小さなスケッチブック(F3)しか持って行かなかったことを後悔しながら。

紅葉真っ盛りではなく枯れかけて寒々としているものの、陽射しを浴びて輝いている木があった。何の木かはよくわからない。まわりには松、杉、庭木のような常緑樹、後ろには住宅やスタジアム?が見えていた。広場や動物園に向かう家族連れの通り道で、お気に入りの曲を聴きながら気持ち良く描いた。講評での先生の指摘もあり、帰宅後、左上あたりの緑を薄くしてみた。

神社での絵は、出来れば描き直してみたい。


グループ展

2015-10-07 | 風景

 

今日から年1回、スケッチ仲間とのグループ展、スケッチ40% 11thが始まる。

8月末にあった南西フランス帰国展の余韻に浸っているうち程なく、グループ展の作品決め、運営の係分担、とばたばたする日々が続いた。年3回も展覧会に参加するのは初めてのこと、ちょっと欲張りすぎたかな、とも。

今年は過ごしやすい時期の展示、会期中のお天気も恵まれる模様。ふらっと何かのついでに覗かれた方に、横浜にこんなところがあるのねとか、こんな絵を描いて楽しんでいる人がいるのね、と思っていただけたら嬉しい。

いろいろあってもしかしたら今年が最後かもしれない、と思ったりもするが、だからこその有り難みや嬉しい緊張感に浸りながら、会期中の横浜通いを無事に終えたい。

日時: 2015年10月7日~18日(日) 9:40~18:00 最終日16:00 13日休館

会場: 岩崎ミュージアム 横浜市中区山手町254


みなとみらい

2015-08-24 | 風景

先週の人物デッサン鉛筆ザクザク描きに続いて、みなとみらい も似たスタイルで描いてみた。

少し前に同じ大きさF6水彩で2枚、小さいもの1枚描いてみたものの、何だかな~状態だったことろが、ちょっと落ち着いた気がする。

ただ、何度も描いてビルの形に慣れてしまって、その分こじんまりまとまってしまった気もする。わざとらしくしか描けなくて、数本たっている街頭と水際のフェンスには、ひとまず消えてもらった。


霧笛橋

2015-05-22 | 風景

港の見える丘公園にある県立神奈川近代文学館近くに霧笛橋はある。川にかかる橋ではなく、公園内陸橋といったものだ。アーチ型とその色がちょっと可愛い。

連休中にザクザクと描いた後、写真を見ながら家で描き直してみた。

少しでも丁寧にという思いは完全に裏目に。あの日の爽やかな風はすっかり消えてしまった。なかなか上手くいかないものだと思う反面、だから面白い、と改めて認識した。


舞岡公園 丘

2015-05-20 | 風景

昼食後、棚田を描いてみようかと思い彷徨った。立って描くにはいいかなと思うスポットはあったが、それはちょっと疲れそう、と諦めた。

暫く散策を楽しんだ後、集合場所近くの丘で描いた。ここは幾らか人の手が入っているようで少しで開けた広場、緩やかな起伏が連なっていた。かなりの広さなのだが、家族連れが2組ほどいただけ、あとは時々散策中の人が通るくらい、かなりの空間を専有できた。

爽やかな心地よい風が吹いていて、何とも言えない程気持ち良かった。その全てを絵に描ききれなかったのは残念だけれども。描いてる間、私にとって至福の時だった。


舞岡公園 古民家

2015-05-19 | 風景

先週末、仲間との定例会で横浜市戸塚にある舞岡公園へ行ってきた。地元NPO団体が運営する自然公園、丘陵地には細長く低地が入り組んだ地形には、田んぼや雑木林昔懐かしい風景が広がっていた。ちょうど田植えに取り組んでいる人達もいた。

先月下見に来た時にここで描こうと決めていた、古民家をまず描いてみた。私達が着いた時にはすでに他のグループの方々が書き始めていて、邪魔にならないように、でも描きたい場所を見つけて座った。人が並んでいると、普通なら"や~めた"となる私だが、この日はちょっと踏ん張ってみた。たぶん2時間くらい、鼻水ずるずるさせながら集中力を絞った。


外交官の家

2015-05-18 | 風景

横浜山手イタリア山庭園にある外交官の家、明治時代に建てられた外交官の邸宅が寄贈移築されたものだそうだ。

3年前、横浜での屋外スケッチに初めて挑戦したのがこの「外交官の家」だった。その日しかチャンスがなかったので、何と最後は傘をさしながら描いた。今思うと、根性あったな~と。

以来何度か描いているものの、なかなか思うようにいかずにいる。秋にあるグループ展にむけて、出発点に戻ってみようと角度を変えて、何枚か描いてみた。新緑が余りに気持ちよく、その空気感のまま1枚仕上げたいと思ったのだが、なかなか・・・。

焦っても仕方がないので、いつもどおりマイペース、成り行き任せで描くことに。気候のいいうちに、これまで描いたことのある場所を再訪してみることにした。


弘明寺

2015-04-19 | 風景

今日は横浜最古の寺といわれている弘明寺まで行ってきた。

3年前にやや緊張気味にスケッチに訪れて以来の弘明寺界隈、京急弘明寺駅を降りると記憶の糸を辿る感じもあった。今日こうして元気に出向くことができたことに感謝。前回は'ぐみょうじ'と聞いても、京急電車内表記で'弘明寺'だとは知らなかった。

弘明寺の起源はなんと1300年前だそうだ。その後紆余曲折、明治時代に弘明寺の復興と町おこしが進められ、昭和になって京浜急行の弘明寺駅ができたそうだ。昭和懐かしい商店街は今も健在、ゆっくり探検したい気持ちを少し抑えながらのスケッチ、やや小さめF2サイズを3枚、F4サイズを1枚描いた。

その内、私には珍しくパチンコ屋さんの自転車置き場に立って描いたのがこの弘明寺仁王門。書き始めた時は、隣にいた仲間は途中で別の場所に移ってしまい、私ひとり。さっさと仕上げようと思う気持ちが、程良く作用した気がする。


舞岡公園

2015-04-12 | 風景

お天気に恵まれた中、横浜市戸塚区にある舞岡公園に、5月定例会の下見に行ってきた。JR戸塚駅からバスで15分ほどのところにある自然公園で、横浜市が管理、地元NPO団体が運営しているそうだ。

台地や丘陵に囲まれた小さな谷が入り組んだ地形に、雑木林や田んぼがあり昔話の絵本を思い浮かべるような風景だった。

バードウォッチングに訪れている人、田植えの準備田おこしをしている人、自然観察をしている子供達、広場で葉桜の下お弁当を食べている家族連れ他、それぞれがゆったりと過ごしていた。こんな公園の近くに住んでいる人が羨ましい。

「谷戸(やと)」という言葉を初めて知った。舞岡公園にあるような地形をもつ地域を指すそうだ。

5月定例会当日の段取りを決め、少しだけスケッチをして帰ってきた。


今日一日が素敵な日でありますように

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