ゆらゆら生活

2012年に始まったゆらゆらとした生活の中、絵を描くことの魅力に。

楽譜のある静物

2016-02-08 | 人物・静物

デッサンクラス1回で楽器と楽譜他のモチーフを描いた。

太鼓の後方にアルトサックス、右手箱の上にクラリネットがあって、描いてみたい気持ちはあったが、座る位置や構図を考えあれこれ試していると時間切れになってしまいそうだったので、テーブルに敷かれていた鮮やかなストライプ布に目を向けてみた。

迷っている時間はない、と思うことで細かいところに拘らず全体を見渡せた気はする。とは言ってもクラス時間内ではここまで。

水彩の色を重ねていく拙い技量に、手を止めることなく描く潔さが勝ったようだった。何度か塗り直した太鼓よりも、数分で描いた右奥の箱とランプの方が良いと、家族には言われてしまった。そのとおりだな。。。と思いながら、少し手を加えてみた。


ポスターのある静物

2016-01-22 | 人物・静物

モデッサンクラス2回で静物を鉛筆で描いた。モチーフの中描きたいと思ったのは、壁に貼ってあったポスターと数冊の本の置物だった。

1日目、特に後半の時間は集中力が途切れてしまい、ガラス瓶周りの本に視点が定まらず、描き直しに時間をかけてしまった。

2日目は、じっくり描いていたいポスターを我慢して切り上げ、手前の置物を仕上げなければ、と。それでも、残り30分で仕上げるのは無理だと自覚、左手ほうろうのポットの書き込みは最小限、本の置物で迷う余裕は無くがしがし描いたところで時間切れとなった。当然、全体の仕上げも終わってはいなかったのがこの状態。

講評では、ポットを白く抜いたのは良かったと、ガラス瓶も書き込まないのもありだと。ただし、瓶の口とその上だけは描いた方が良いと指摘された。ポットやガラス瓶は抜いたというより、単なる時間切れだったのだが・・・(^^) 離れたところから見て、そのアドバイスに気持ち良く納得。

後日、仕上げてみた。


椅子に座る人

2016-01-19 | 人物・静物

先週クラスで描いた人物画、最後の仕上げをした。

今回のモデルさんは素人の方だった。人物デッサンクラスに通い始めて2年ほどが過ぎ、最近になってようやく、プロの方と素人の方の違いをいくらかは表現できるようになってきた気がする。そう思っているだけかもしれないが・・・。

プロの方はポーズを取る時に、身体のうち特定のところに神経を集中させているにだろうか。描けるかどうかは別にしても、明らかに素人の方が座っている姿だと感じられるようにはなった。毎回微妙に変化するポーズを細かいことは気にせずに、自然な流れで描く良い練習となった。


椅子に座る女

2015-12-23 | 人物・静物

人物デッサンクラス、4回で取り組んだ。

久し振りに大きな紙(木炭紙)65x50cmに挑戦してみた。途中で描き直したのでこれは2枚目の絵。時間がたっぷりあると思うと、ついついあれこれ迷いながら描き足し、結果濁った色になってしまいがちだ。

ただ、普段あまり使わないような色や雰囲気を試すことはできた。水彩で優しい顔を描いてみたいとは思ったが、本当に描きたいのは淡く優しい顔ではない、ことを再認識した。

とっても存在感のある表情豊かなモデルさんだっただけに、このちょっと残念な結果が悔やまれる。最後の30分は、別の角度からのクロッキーをしてみた。この判断は大正解。もっと早くに思いつけば良かった。


左手デッサン

2015-12-17 | 人物・静物

先日のクラスで、なんと左手でのボールペンデッサン、静物を描いた。

ずいぶん前にクラスで自分の左手を何枚か描いた時、時間を持て余してしまった私に、先生が右手を左手で描いてみればと半ば冗談で?提案された。描いてみると思いの外楽しかった記憶がある。

今回は2時間ほど使ってガッツリ左手描きだった。予想通り、私にはなかなか面白いものだった。左手ではペン先をうまくコントロールできず、意図しない方向あちこちに線が飛んでいく。その偶然の成り行きにまかせて描いていると、少々の失敗や脱線なんて全く問題なし!モチーフをぐにゃぐにゃした線の塊として捉えているうちに、気持ちが大らかになっていった。

鉛筆デッサンが苦手、細かいところは対象物&描いた紙の上ともによく見えない私には、よく見て描かなきゃ!というある種の脅迫からの開放感はとても心地よく、1時間程で大方描き終えた。調子に乗って2枚目に移ろうかなとまで思った程だった。

また、自分自身がどんな絵を描きたいのかに戸惑って、夏あたりからのモヤモヤとした思いが少しずつ薄らいできていたところだ。 周りの人との関係に逆らっていこうとは思わないが、どんな絵を描くかに関しては、無理はしない、好きにしたい、そうしよう!と思うようになってきた。


木箱ほかの骨董品

2015-11-01 | 人物・静物

デッサンクラスで描いた静物画に少し色を足してみた。

クラスでは木箱と何かの車輪を描きたくて書き始めた。その2つがそれらしく見えるようにと試行錯誤、あとは流れで他のモチーフを描き加えた感じだった。

手前にあるアジアンテイストの容器は魅力的なのだけれども、編まれた竹?の部分やその下の模様を描くのはハードル高いな~と躊躇いながら、大雑把な雰囲気描きに。緑と赤に金糸の縫い込みのある傘は派手すぎて描く予定はなかったものの、構図上何かが必要で仕方なく。

当初のできればモノトーンで渋く、木箱と車輪を描きたかった気持ちはどこかに置き忘れてしまったように。ここまできたら、と色を足すことになった。バックの光沢のある布まで描きましょうよ、という先生のアドバイスも受け入れて。

あまり描きそうにない色使いで描くことは予想外におもしろかった、また、それが新鮮だった。グループ展後、これからしばらくモノトーンで描いていこうかな、と思っていたのに、真逆のことをしたわけで。中央奥のドライフラワーにいたっては、クラスでは意識的に薄めに描いていたのに、赤を強めたくなって帰宅後に色を足してみた。講評で、このところよく使っている水溶性鉛筆黒の代わりに、違う色で描いてみたらどうですか?のアドバイスを頂いた。まず思い浮かんだのはレンガ色、渋めの赤色、探して試してみたい。


スケート靴

2015-10-30 | 人物・静物

先日デッサンクラスで描いた鉛筆デッサン静物画を仕上げてみた。

このところ目の調子が良くなく、疲れている時の鉛筆デッサンはクラクラして辛い。集中力が持たず、クラス時間内で仕上げることは無理だ。なのに翌日には眼球が痛くなってしまう。ここまでポンコツな我が身が情け無いが、ぼやいていても仕方ない。気をとり直して仕上げて、自分で自分を励まそう、という感じ。そこそこ成功した。

ちなみに仕上げ前 

私にしてはあれこれと忙しかった夏、そしてグループ展も終わった。この1ヶ月程、頚椎からくる痛み?のコントロールに苦戦していたが、幸いそれもひと段落した模様。

気がつくと11月がそこまで。かなりゆっくり目だけど、今年の締め括りに向けてエンジン始動としたい。今頃、スペインにいたはずなんだけどな~と思いつつ。


人物デッサン

2015-08-23 | 人物・静物

人物デッサンクラスを受講し始めて、2年ほどがたった。

それまでにクロッキー以外で人物を描いたことがなかったので、水彩絵の具、パステル・・・といろいろ試してみた。特に人の肌の色の捉え方など、始めて知ること試すことも多く、その時々の先生のアドバイスが少しずつ理解できるようになったきたと思う。

このポーズ3回で仕上げるところ、水彩画を2回で仕上げてしまったので、最後の日は場所を数箇所移りながら、コンテや鉛筆でザクザクと描いてみた。なんだかなぁ~と思いながらいると、7枚目で急に気持ちよく捉えられた。友人に教えてもらったGraphitoneという鉛筆との相性もよかったようだ。

人物水彩画に挑戦してみたいと思ってきたが、色を重ねて描こうとするとくすみがち。試行錯誤し始めると悲しい結果になることも多い。サクッと描く水彩画が好きなのだが、イメージ通りに描けるのは、当然のことながらまだまだ先のように思える。

完全リラックス状態、今日はなんでもいいや、と思って描いたこの絵。今見直すと上半身と下半身のバランスがちょっとおかしいけれども、それはさておき、結構気に入るものになった。もしかして、本当はモノクロでザクザクとこんな絵を描きたかったじゃないの?頭の片隅で。

それだけのことが結構、嬉しかった。

この1ヶ月ほど、バタバタとすることが続いていたが、何とかやり過ごせてほっとしたタイミングでもあった。

来週は今春の南西フランススケッチ旅行帰国展に初参加する。暑い時期だし・・・と思っていたが、せっかく近くでの展示チャンスだと思い直して、知人に連絡してみたりしている。他の方の絵をゆっくり見せて頂けることにも、ワクワクしている。


アクリルテーブル

2015-07-17 | 人物・静物

前回の人物デッサンクラスでの静物画。このところ、パステルと水彩で挑戦している。実際のモチーフはこんなかんじ。

マネキンに巻きつけられたストライブ布を描きたいと思ったのだけれども、程よい場所が見つからず断念した。

そんなこともあって描き始めた時は少し修行のような気持ちだったが、次第にアクリル板の映り込みに引き込まれた。見れば見るほど、いろんな表情が見えてきて、面白くなってきた。先生の意図するところだったのか否かは不明だけれども。じわーっと魅せられたので、結果ちょっと時間切れになってしまった。今見るとアクリル板の下の台2つが捻れている。


椅子に座る女性

2015-05-18 | 人物・静物

何となくすごしているうちに元来のサボり癖+風邪を長引かせてしまったりで、久々の更新。

先週の人物デッサンでのモデルさんは素人の方だった。予め先生から聞いていたものの、実際に描き始めるまではその意味がよくわかっていなかった。

ホーズなしで座ってもらって描くことの難しさを実感した。休憩を挟むたびに手の位置、眼線が結構変わるのだった。先生の意図は、敢えてそのままに挑戦するというもの。

腰から上が微妙にねじれていたような、いないような、そのあたりの描き方が原因で不自然な感じになっていることまではわかっているのだけれども・・・。ふわっとした洋服がハードルを上げていた。あとは腕が課題かと。その時々の細部に拘らず、身体全体として捉えることの大切さを実感した。


今日一日が素敵な日でありますように

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