最終日夕方は京都駅デパ地下をふらふらと彷徨って、美味しそうなものを控え目に買った。時間が余ったので、駅近くおばんざいの店で早目の夕食をとった。
時間のせいもあってか空いているお店に、まあ、いっか、と入った。お店の方にごめんなさい!予想よりずっと美味しかったです。出張に来たサラリーマンの方が新幹線に乗る前にちょっと一杯、という感じのお店。
食事前は疲れてもう動けないと思っていたが、おばんざいで急に元気になった私達は、もうひと頑張りして豊国神社までバスで行ってみた。境内はおじいさんとお散歩中の男の子と私達だけ。宝物館は既に閉まっていたが、夕暮れ時の荘厳な雰囲気もまた独特で、締めくくりにはピッタリだった。豊臣秀吉ゆかりの神社、秀吉の印「千成瓢箪」にちなんで、ひょうたん形の絵馬が奉納されていた。
戻りはタクシーで・・・と言っていたけれども、時間があったのでぶらぶら歩いた。途中の道で、東京との違いをしみじみと味わった。まだ7時前だというのに、大通り以外の道はほんとうにひっそりしていた。明るさと人口の違いだけではなくて、暮らし方が違うのだろうな~と思えた。
あと、何度か見かけた、通りから奥まったところにひっそり入り口のあるお店が気になってしまった。かろうじてお店の名前だけは出ているところもあったけれども、どんなお店なのか外からは全く分からない。東京にもそんなお店あるにはあるだろうが・・・。京都の方が多そう?あの佇まいのお店すべてが「一限さんお断り」文化を持っているのだろうか。京都住まいの人にちょっと伺ってみたい気がした。