ゆうき凛々

飼い猫・田舎暮らし・作った物・趣味のこと
などなど。
まとまり無く、好き勝手なことを呟いていきます。

検査詳細(今回も長文)

2010年06月22日 |  日記
検査の詳細です。
ちょっと気分の悪くなる表現があるかもしれないので、検査について詳しく知りたいという方意外は、読まないでくださいね(^^;


先日も書いた通り、結局ポリープはありませんでした。
“検査できた場所までは”という但し書きが付きますが(^^;

先生が仰るには、前々から言われていた通り、腸が長いというのもあるけれど、
ちょっと厄介な形の腸なので、先生としてもちょっと覚悟がいる検査だったのだとか。
で。
検査中にソレが非常にハッキリしましてねー(汗)

大腸にカメラを入れた場合、3カ所難所があるそうです。
(大腸の形を見るとココとココとココだな、とわかります)
その2番目の難所(腸がぐにっと角度を付けて曲がってるあたり)が問題でして。
普通なら多少痛みがあったとしても、なんとか通すことのできるカメラがどうしても先へ進まない。
なぜかというと私の腸がそこで変な具合に捻れていて…。

先生が何度もその腸を、少しでもなだらかになるように工夫して、カメラを通そうと試みるのだけれど、どうしても通せない。
私がものすごく痛がる上に、血圧が下がり、顔色も悪くなってきたので結局断念することに。
どうやらその部分、変な捻れ方をしているだけでなく、癒着してしまっているらしい。

諦めて、可能な限り奥まで入れたカメラを少しずつ引き出しながら、腸内を見ていきました。(検査を受けてる私も画面を見ることができました)
特に腸内に問題は無かったのだけれど、引き出してしまう後半でまた痛みが!
どうやらもう一カ所の難所も癒着していたようで…(汗)
(最初入れる時は、緊張してたりしてワタワタやっていたので、気付かなかったの)

結局ポリープは無かったので、切除はなかったんですが、わかっただけで2カ所の
癒着が確認できました。
今回カメラを入れられなかったもっと奥にも癒着があるかもしれないし、小腸にもあるかもしれないと言われました。

原因は不明。
子供の頃に近所の病院で盲腸と診断されたものの、その病院がやたらと盲腸と診断して手術するという噂のある病院だったので、念のため他の病院へ行ったら「ただの風邪です」と言われたことがあったんですけど。
もしかしてそれが、実はホントに盲腸で、腹膜炎を起こしていて癒着したのかもしれないし…。
それ以外の原因があったのかもしれません。
今ではもうわかりませんな(^^;

で。それがどういうことかというと……
その変な形に捻れたところに固形物が溜まって、腸が詰まってしまうと……
腸閉塞になるわけです。
腸閉塞になりやすい形の腸ってことですね(T_T)
「腸閉塞って、その前にそれっぽい兆候はあるんですか?」と聞いたんですが
「事故みたいなもんで、いつなるか、なんてわかりません」という答え。
ひでぇ………!!(T_T)

とりあえずは、そういうことにならないように、食事に気を付け続けるしかないようです。
便秘は絶対ダメ!なんだって。

ということで、便が軟らかくなる薬(いわゆる下剤とは違う成分のもの)を
多分この先ずーーーっと飲み続けなくてはならないようです(涙)

それと、今回カメラを入れられなかったその先にポリープが出来た場合、
カメラを入れて切除、ということができないので、明らかにポリープがあるとわかったら、
開腹手術で取るしかない、とのこと。
年に一回くらい、前回受けた注腸検査を受けた方がいいってことでした。
(あっちはねー。検査自体はなんてことないんだけど、その前の下剤がしんどいんだぜ!)


検査そのものは……
私は(たぶんかなりの例外で)ものすごく痛かったんだけど。
こんな形の腸でなければ、大したことなかったんじゃないかと思います。
痛かった二カ所以外は、ちょっと気持ち悪っ!って程度で、なんともなかったもん。
同じ病室だったおばさん(おまえもおばさんだろうというツッコミは不可!)も、
前に検査を受けたけどなんともなかったらしい。
今回も入院ついでにその検査が控えていたんだけれど、まったく不安そうでは無かったんで
きっとホントなんでしょう。

ってことで。
この検査を受ける必要のある方は、怖がらずにちゃんと受けた方がいいですよ(^^)


あ。そうそう。
検査前のことを書き忘れてた。

検査前日には、血液検査とレントゲンと心電図がありまして。
前夜には飲むタイプの下剤。
そして当日朝には、2リットルの下剤を2時間かけて飲む、という苦行がありました。
この2リットルが辛い!!(T_T)
ポカリっぽい味なんですけど、なんだかなー。
なんでこんなに?というほど飲みにくい。

身体を動かした方がいいと先生に言われたので、階段の上り下りを1階から屋上(5階にあたります)を20回くらい繰り返したりしながら、横に冷たい水を置いて、交互に飲む形でなんとか1リットルを飲んだんですが。
そこを過ぎた辺りから、どうにも苦しい。
飲んだコップを口から離すときに、すでに吐きそうになる。
なんとか頑張ったものの、脂汗が出てきて、吐き気がおさまらなくなりまして。

この薬(?)の注意書きにもあったし、看護婦さんにも言われた注意事項のひとつに「吐き気がしたら中断」ってのがあったので、看護婦さんに訴えたところ「そこで飲むのをやめてください」とのこと。
半分ちょっとしか飲んでないので、大丈夫かな~?と思ったんだけど、
検査できる状態の便にはなっていたようで、全部飲んでなくても問題なしでした。

しかし、ホントに不味かった。
おかげでその後、似た味のポカリも飲めなくなったよ(T_T)


余談ですが。
検査前、「わざわざこんなしんどい検査を受けるんだから、ポリープが無かったら腹が立つだろうし。だからってポリープがあった方がいいってわけじゃないし……。ま、無いことを祈って。無かった時は、私を恨んでくれればいいからね」と先生が言ってくれたんですが(^^)
病室へ連れて帰る為に来てくれた病室の看護婦さんまで検査後に「先生に文句言ってから帰りましょうか?!」と言ってくれまして。
そこそこ大きな病院なのに、なんというかアットホームな感じでしたわ(笑) 

それと、検査中、こちらは別の看護婦さん。(多分私より年上)
検査中の血圧を確認したり、様子を見たりするためにいてくれたようなんですが、
ずっと私の手を握っていてくれて、痛がる私の肩をさすったりもしてくれて…
おかげですごーーーく、落ち着きました。
ホントにこの看護婦さんがいてくれてよかった!!と思いましたもん。
(本来私は、他人にやたらと触られるのは嫌いなんですけどねー。この時ばかりは、別でしたね)

ちなみに検査後は、(状態によって違うけれども)ストレッチャーか車椅子で病室へ戻ることになっているらしく。
「ストレッチャーにしましょうか?」という看護婦さんに「え?歩きますよ?」と答えて苦笑されまして。
(だって、検査中は痛かったけど、終わったらケロっとしたもんよ!)
結局生まれて初めて、車椅子に乗りました。
本人はめっっちゃ元気なもんで、落ち着かなくてねー。
「うわ!まるで病人みたい!」と言って「今は病人ですからね」と窘められてしまいました(^^;
病室に戻っても、勝手にとっとと立ってベッドに乗ろうとするのを、車椅子を押してきた看護婦さんに止められました。
車椅子のストッパーとか、ちゃんと止めなきゃいけないのね(^^;
そのあと、ゆっくりベッドに乗るように促され。
「最低1時間は、ベッドの上で安静にしててくださいね」と念を押されました。
子供じゃあるまいし……
って。
入院してからずっと、「ひまじゃー!」と病院内をウロウロ(はては階段の上り下りの繰り返してまで)してた私には、必要な注意だったようです。

いやぁ!!
だって、病人じゃねーし!!(笑) 


検査以外の入院生活については……
気が向いたらまた書きますね。

某悪友に、即携帯メールで愚痴は送ってたんですけどね~(^^;

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