4日に発足した石破茂政権に、すっかり失望していると、政治ジャーナリストの安積明子氏。
石破氏の持論の「アジア版NATO(北大西洋条約機構)構想」が、安全保障専門家からおしなべて評判が悪いと。
「QUAD(クアッド)」の一角、インドの外相にも参加を拒否されたのだそうです。
地政学的に見ても、歴史的に見ても、アジアはNATOを結成したヨーロッパとは大きく異なる。防衛庁長官や防衛相を務めた石破首相は、アジア版NATO構想に本気なのかと、安積明子氏。
閣僚・党役員人事も厳しかった。石破首相が打診しても、次々と断られたそうだ。復興相に充てる方向で調整していた御法川信英氏も辞退した。
所信表明演説で、石破首相は「意思決定の在り方を劇的に変えていくため、社会のあらゆる組織の意思決定に女性が参画することを官民の目標とし、達成への指針を定め、計画的に取り組みます」と高らかに宣言しているのにもかかわらず、女性閣僚登用はわずか2人にとどまった。副大臣・政務官人事も、48人中2人しか変えなかったと、安積明子氏。
石破首相は2008年の総裁選で初めて出馬し、この時は最下位に終わっている。しかし、12年の総裁選では、第1回投票で165票もの党員算定票を獲得し、一気に1位に躍り出た。
決選投票では、安倍晋三元首相に及ばなかったが、この時から、注目度はぐんと上がり、「党内では人気がないが、国民には人気のある石破茂」のイメージはつくられた。
初挑戦から16年経て、ようやく夢を実現したのだから、準備する時間は十分にあったはずだ。にもかかわらず、総裁選から主張する政策がブレ、ピントも外れた。組閣に至っては、一体何をしたいのかが分からないと、安積明子氏。
背後に、政治を動かしている老獪(ろうかい)な面々が透けてみえる。森山裕幹事長の影響力を念頭に、「石破内閣は実質的に森山内閣」との声が、あちこちから聞こえてくるとも!
そして、早々と「来夏の参院選前の退陣説」がささやかれていると、安積明子氏。
石破茂首相が衆院解散後の総選挙で、裏金議員に対して比例との重複立候補を認めず、一部は非公認とする方針を明らかにしたことで、旧安倍派との抗争が激化していると指摘しておられるのは、 政治評論家の田崎史郎氏。
田崎氏は、7日と 8日にTBS「ひるおび」に出演。石破茂首相が衆院解散後の総選挙で、裏金議員に対して比例との重複立候補を認めず、一部は非公認とする方針を明らかにしたことで、旧安倍派との抗争が激化していると指摘。
7日には「党内融和的にはまったく逆行してます。選挙終わったら、相当な戦いになるでしょう」と指摘。
「当選してきた旧安倍派の人たちは、倒閣運動に入るって宣言している人もいます」と、田崎氏。
高市早苗氏の周辺についても同様だと、「酷すぎる、安倍派つぶしの最終段階、総仕上げだという認識ですね」と田崎氏は語ったのだそうです。
倒閣が起きかねないラインとして、石破自民にとっては衆院選で自公で過半数233が一応の最低ラインと目されているとする一方で、より難しい「自民党単独で過半数というものさしもある」と指摘。「そっちのほうで、非主流の人たちは、動いてしまうと思います。かつてないほど自民党内に亀裂が入ってます」と!
現在、裏金議員側の反発について「みなさんオフレコのコメントだけなんで、カメラの前で堂々と言う人がいないんですよ。
「当選したら倒閣運動を起こすと言っている安倍派議員もいる」とするも、現状は「みなさんオフレコではグジグジむちゃくちゃなこと言ってんだけど、表では言わないんですよ」と田崎氏。
選挙結果が、自民党単独で過半数とれるか、自公で過半数233の最低ラインを確保できるのかで出来ないのか。
自民党が割れるのか。
要注目ですね。
# 冒頭の画像は、森山幹事長と、小泉広報担当
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石破氏の持論の「アジア版NATO(北大西洋条約機構)構想」が、安全保障専門家からおしなべて評判が悪いと。
「QUAD(クアッド)」の一角、インドの外相にも参加を拒否されたのだそうです。
地政学的に見ても、歴史的に見ても、アジアはNATOを結成したヨーロッパとは大きく異なる。防衛庁長官や防衛相を務めた石破首相は、アジア版NATO構想に本気なのかと、安積明子氏。
【ニュース裏表 安積明子】失望広がる石破新政権 実質的「森山内閣」との声 総裁選初挑戦から準備時間は十分だったが…チグハグ政策運営、早々の退陣説も - zakzak:夕刊フジ公式サイト 安積明子 (政治ジャーナリスト) 2024.10/9
4日に発足した石破茂政権に、すっかり失望している。
米シンクタンク「ハドソン研究所」のHPに掲載された石破首相の論文「日本の外交の未来」では、持論である「アジア版NATO(北大西洋条約機構)構想」が、安全保障専門家からおしなべて評判が悪い。
日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」の一角、インドの外相にも参加を拒否された。
地政学的に見ても、歴史的に見ても、アジアはNATOを結成したヨーロッパとは大きく異なる。防衛庁長官や防衛相を務めた石破首相は、アジア版NATO構想に本気なのか。
閣僚・党役員人事も厳しかった。石破首相が打診しても、次々と断られたそうだ。復興相に充てる方向で調整していた御法川信英氏も辞退した。大臣になれば制約が多く、選挙活動に専念できなくなるのが理由だといわれているが、そればかりではないだろう。
女性閣僚登用はわずか2人にとどまった。所信表明演説で、石破首相は「意思決定の在り方を劇的に変えていくため、社会のあらゆる組織の意思決定に女性が参画することを官民の目標とし、達成への指針を定め、計画的に取り組みます」と高らかに宣言しているのにもかかわらず、である。
副大臣・政務官人事も、48人中2人しか変えなかった。衆院選後早々に、内閣を大幅に改造するつもりなのか。
石破首相は2008年の総裁選で初めて出馬し、この時は最下位に終わっている。しかし、12年の総裁選では、第1回投票で165票もの党員算定票を獲得し、一気に1位に躍り出た。
決選投票では、安倍晋三元首相に及ばなかったが、この時から、注目度はぐんと上がり、「党内では人気がないが、国民には人気のある石破茂」のイメージはつくられた。
初挑戦から16年経て、ようやく夢を実現したのだから、準備する時間は十分にあったはずだ。にもかかわらず、総裁選から主張する政策がブレ、ピントも外れた。組閣に至っては、一体何をしたいのかが分からない。
その背後には、政治を動かしている老獪(ろうかい)な面々が透けてみえる。森山裕幹事長の影響力を念頭に、「石破内閣は実質的に森山内閣」との声が、あちこちから聞こえてくる。
戦後、首相の在職日数の最短は東久邇宮稔彦王(ひがしくにのみや・なるひこおう)の54日、第2位は羽田孜氏の64日だ。さすがに石破内閣はこれらを更新しないだろうが、早々と「来夏の参院選前の退陣説」がささやかれている。
4日に発足した石破茂政権に、すっかり失望している。
米シンクタンク「ハドソン研究所」のHPに掲載された石破首相の論文「日本の外交の未来」では、持論である「アジア版NATO(北大西洋条約機構)構想」が、安全保障専門家からおしなべて評判が悪い。
日本と米国、オーストラリア、インドによる戦略的枠組み「QUAD(クアッド)」の一角、インドの外相にも参加を拒否された。
地政学的に見ても、歴史的に見ても、アジアはNATOを結成したヨーロッパとは大きく異なる。防衛庁長官や防衛相を務めた石破首相は、アジア版NATO構想に本気なのか。
閣僚・党役員人事も厳しかった。石破首相が打診しても、次々と断られたそうだ。復興相に充てる方向で調整していた御法川信英氏も辞退した。大臣になれば制約が多く、選挙活動に専念できなくなるのが理由だといわれているが、そればかりではないだろう。
女性閣僚登用はわずか2人にとどまった。所信表明演説で、石破首相は「意思決定の在り方を劇的に変えていくため、社会のあらゆる組織の意思決定に女性が参画することを官民の目標とし、達成への指針を定め、計画的に取り組みます」と高らかに宣言しているのにもかかわらず、である。
副大臣・政務官人事も、48人中2人しか変えなかった。衆院選後早々に、内閣を大幅に改造するつもりなのか。
石破首相は2008年の総裁選で初めて出馬し、この時は最下位に終わっている。しかし、12年の総裁選では、第1回投票で165票もの党員算定票を獲得し、一気に1位に躍り出た。
決選投票では、安倍晋三元首相に及ばなかったが、この時から、注目度はぐんと上がり、「党内では人気がないが、国民には人気のある石破茂」のイメージはつくられた。
初挑戦から16年経て、ようやく夢を実現したのだから、準備する時間は十分にあったはずだ。にもかかわらず、総裁選から主張する政策がブレ、ピントも外れた。組閣に至っては、一体何をしたいのかが分からない。
その背後には、政治を動かしている老獪(ろうかい)な面々が透けてみえる。森山裕幹事長の影響力を念頭に、「石破内閣は実質的に森山内閣」との声が、あちこちから聞こえてくる。
戦後、首相の在職日数の最短は東久邇宮稔彦王(ひがしくにのみや・なるひこおう)の54日、第2位は羽田孜氏の64日だ。さすがに石破内閣はこれらを更新しないだろうが、早々と「来夏の参院選前の退陣説」がささやかれている。
閣僚・党役員人事も厳しかった。石破首相が打診しても、次々と断られたそうだ。復興相に充てる方向で調整していた御法川信英氏も辞退した。
所信表明演説で、石破首相は「意思決定の在り方を劇的に変えていくため、社会のあらゆる組織の意思決定に女性が参画することを官民の目標とし、達成への指針を定め、計画的に取り組みます」と高らかに宣言しているのにもかかわらず、女性閣僚登用はわずか2人にとどまった。副大臣・政務官人事も、48人中2人しか変えなかったと、安積明子氏。
石破首相は2008年の総裁選で初めて出馬し、この時は最下位に終わっている。しかし、12年の総裁選では、第1回投票で165票もの党員算定票を獲得し、一気に1位に躍り出た。
決選投票では、安倍晋三元首相に及ばなかったが、この時から、注目度はぐんと上がり、「党内では人気がないが、国民には人気のある石破茂」のイメージはつくられた。
初挑戦から16年経て、ようやく夢を実現したのだから、準備する時間は十分にあったはずだ。にもかかわらず、総裁選から主張する政策がブレ、ピントも外れた。組閣に至っては、一体何をしたいのかが分からないと、安積明子氏。
背後に、政治を動かしている老獪(ろうかい)な面々が透けてみえる。森山裕幹事長の影響力を念頭に、「石破内閣は実質的に森山内閣」との声が、あちこちから聞こえてくるとも!
そして、早々と「来夏の参院選前の退陣説」がささやかれていると、安積明子氏。
石破茂首相が衆院解散後の総選挙で、裏金議員に対して比例との重複立候補を認めず、一部は非公認とする方針を明らかにしたことで、旧安倍派との抗争が激化していると指摘しておられるのは、 政治評論家の田崎史郎氏。
田崎史郎氏 自民抗争→分裂危機、石破首相に旧安倍派が激怒「かつてない亀裂です」 倒閣宣言してる議員も「相当な戦いに」 デイリースポーツ 2024.10.09
政治評論家の田崎史郎氏が 7日と 8日にTBS「ひるおび」に出演。石破茂首相が衆院解散後の総選挙で、裏金議員に対して比例との重複立候補を認めず、一部は非公認とする方針を明らかにしたことで、旧安倍派との抗争が激化していると指摘した。
7日には「党内融和的にはまったく逆行してます。選挙終わったら、相当な戦いになるでしょう」と指摘した。
「当選してきた旧安倍派の人たちは、倒閣運動に入るって宣言している人もいますから。やってやるよ、と」と語った。司会の恵俊彰が「高市さんサイドは?」と高市早苗氏の周辺について聞くと、田崎氏は「その人たちも、そうですよ」と返し「酷すぎると、安倍派つぶしの最終段階、総仕上げだという認識ですね」と語った。
倒閣が起きかねないラインとして、石破自民にとっては衆院選で自公で過半数233が一応の最低ラインと目されているとする一方で、より難しい「自民党単独で過半数というものさしもある」と指摘。「そっちのほうで、非主流の人たちは、動いてしまうと思います。かつてないほど自民党内に亀裂が入ってます」と述べた。
また 8日の番組では「石破さんの側に立っている人に聞くと、もっと反対してほしいんですよね、反発してくれたほうが、自分たちがやってる感が出る」と石破首相側の思惑を指摘した。
現在、裏金議員側の反発について「みなさんオフレコのコメントだけなんで、カメラの前で堂々と言う人がいないんですよ。言えば、すぐ裏金議員だと叩かれるに決まってますし、顔出したとたん、お前な、って言われるわけですよ。そこは空気読んでいて」と説明。「当選したら倒閣運動を起こすと言っている安倍派議員もいる」とするも、現状は「みなさんオフレコではグジグジむちゃくちゃなこと言ってんだけど、表では言わないんですよ」と語った。
政治評論家の田崎史郎氏が 7日と 8日にTBS「ひるおび」に出演。石破茂首相が衆院解散後の総選挙で、裏金議員に対して比例との重複立候補を認めず、一部は非公認とする方針を明らかにしたことで、旧安倍派との抗争が激化していると指摘した。
7日には「党内融和的にはまったく逆行してます。選挙終わったら、相当な戦いになるでしょう」と指摘した。
「当選してきた旧安倍派の人たちは、倒閣運動に入るって宣言している人もいますから。やってやるよ、と」と語った。司会の恵俊彰が「高市さんサイドは?」と高市早苗氏の周辺について聞くと、田崎氏は「その人たちも、そうですよ」と返し「酷すぎると、安倍派つぶしの最終段階、総仕上げだという認識ですね」と語った。
倒閣が起きかねないラインとして、石破自民にとっては衆院選で自公で過半数233が一応の最低ラインと目されているとする一方で、より難しい「自民党単独で過半数というものさしもある」と指摘。「そっちのほうで、非主流の人たちは、動いてしまうと思います。かつてないほど自民党内に亀裂が入ってます」と述べた。
また 8日の番組では「石破さんの側に立っている人に聞くと、もっと反対してほしいんですよね、反発してくれたほうが、自分たちがやってる感が出る」と石破首相側の思惑を指摘した。
現在、裏金議員側の反発について「みなさんオフレコのコメントだけなんで、カメラの前で堂々と言う人がいないんですよ。言えば、すぐ裏金議員だと叩かれるに決まってますし、顔出したとたん、お前な、って言われるわけですよ。そこは空気読んでいて」と説明。「当選したら倒閣運動を起こすと言っている安倍派議員もいる」とするも、現状は「みなさんオフレコではグジグジむちゃくちゃなこと言ってんだけど、表では言わないんですよ」と語った。
田崎氏は、7日と 8日にTBS「ひるおび」に出演。石破茂首相が衆院解散後の総選挙で、裏金議員に対して比例との重複立候補を認めず、一部は非公認とする方針を明らかにしたことで、旧安倍派との抗争が激化していると指摘。
7日には「党内融和的にはまったく逆行してます。選挙終わったら、相当な戦いになるでしょう」と指摘。
「当選してきた旧安倍派の人たちは、倒閣運動に入るって宣言している人もいます」と、田崎氏。
高市早苗氏の周辺についても同様だと、「酷すぎる、安倍派つぶしの最終段階、総仕上げだという認識ですね」と田崎氏は語ったのだそうです。
倒閣が起きかねないラインとして、石破自民にとっては衆院選で自公で過半数233が一応の最低ラインと目されているとする一方で、より難しい「自民党単独で過半数というものさしもある」と指摘。「そっちのほうで、非主流の人たちは、動いてしまうと思います。かつてないほど自民党内に亀裂が入ってます」と!
現在、裏金議員側の反発について「みなさんオフレコのコメントだけなんで、カメラの前で堂々と言う人がいないんですよ。
「当選したら倒閣運動を起こすと言っている安倍派議員もいる」とするも、現状は「みなさんオフレコではグジグジむちゃくちゃなこと言ってんだけど、表では言わないんですよ」と田崎氏。
選挙結果が、自民党単独で過半数とれるか、自公で過半数233の最低ラインを確保できるのかで出来ないのか。
自民党が割れるのか。
要注目ですね。
# 冒頭の画像は、森山幹事長と、小泉広報担当
この花の名前は、カリガネソウ
↓よろしかったら、お願いします。
遊爺さんの写真素材 - PIXTA
月刊Hanada2024年2月号 - 花田紀凱, 月刊Hanada編集部 - Google ブックス
https://blog.goo.ne.jp/yuujii_1946/e/9c66c751441acfe3231451d9cf6cc260
>地政学的に見ても、歴史的に見ても、アジアはNATOを結成したヨーロッパとは大きく異なる。
この安積なる人物は、論理的思考力も表現力も無い相当なお馬鹿であり無知なのだろう。
北大西洋条約も日米安保条約も現行の国際通貨秩序体制の維持を目的とした条約であるが、もはや現行の国際通貨秩序体制の変更を目指しているBRICSの拡大が続いているし、そもそも現行の国際通貨秩序体制を維持すべき明確な理由は存在しないのだから、アジア版NATOなどという構想は時代錯誤の構想であることは明白なのだ。
しかし、安積なる人物はNATOや自衛隊の目的も知らないお馬鹿であるが故に、論理的に石破氏の構想に対する考察ができなかったのだ。