goo blog サービス終了のお知らせ 

峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

政治空白を嘆く

2009年03月12日 | 暮らし
「救出活動から5年、耕一郎さん、金元工作員との面会実現」

「北の自尊心を傷つけないようにしながら、心を動かす方法を考えるべきではないかと感じた」
キム・ヒョンヒさんは記者会見の席上、日本政府の拉致問題に対する取り組みに関して、こう述べた。
優れた外交のセンスだと感じ入る。

麻生首相始め、多くの国会議員の襟元を飾る印象的な青色のバッジ、あれは、拉致被害者の救出を願う象徴だと理解しているが、単なるポーズか。

「国民は、すべての基本的人権の享有を妨げられない。この憲法が国民に保障する基本的人権は、侵すことのできない永久の権利として、現在及び将来の国民に与えられる。」
日本国憲法第11条に、こう明記してある。
憲法は、国民に基本的人権を保障しているのだ。

言うまでもなく、北朝鮮に拉致されている人たちは基本的人権を侵されている。政府は、日本国憲法に従い、速やかに彼らの侵害された人権を回復しなければならない。それができずして主権国家たる資格はない。
それなのに、国会は西松建設の巨額献金事件で空転している。与党も野党もない。相変わらず見苦しい。外交のセンスどころの話ではない。
政治の空白を嘆く。

信頼のネットワーク

2009年03月11日 | 暮らし
今朝、パソコンの受信トレイを開けると、下記のメールが届いていた。

〔yuri 様
こんにちは、グリムス運営チームです!
大切に育てて頂いた苗が大人の樹へ成長しました。育てた樹は、ログイン後のマイページにて確認可能です。
今回育てて頂いた樹に相当する植樹は、NGOの準備が整い次第実行されますので現在は「植林スタンバイ」の状態となります。
タイミング的に次回植林時に間に合わない場合もございますのでご了承下さい。
ブログパーツはこれから10日間ほど大人の樹が表示されますが、その後、また新しい苗が育ちます。そして、ある一定数以上の樹を育てた方には、なんと「プレミアムブログパーツ」が出現したりします。
これからも一緒にグリムスで多くの樹を育て、地球環境へのエコアクションを実現しましょう!〕

これは、当ブログの左サイドに貼っている「樹を育てています」というブログパーツに関する話だ。
ブログで苗木を育てるという趣向で、私の投稿で苗が生長し、やがて大人の樹へ成長するというものだ。いわば、1つのエコアクション、環境貢献だ。な~んちゃって^^

グリムスでは4月・5月で計2回、合計8,000本の植林を行う予定らしい(4月分はFoE Japan、5月分はGNC Japanの協力)。

志を持つ人たちが、さまざまなところで、それぞれの形で、声を上げ、行動を起こし、連帯の輪を広げている。
私たちは、状況を変えることが出来るのかもしれない。

決してあきらめず、私は、私の思うところを伝えていきたい。

「皿山情話」

2009年03月10日 | 町内会長
嶺陽子さんという歌手が歌う「皿山情話【さらやまじょうわ】」(作詞・荒木とよひさ 作曲・三木たかし)という曲をご存知だろうか。
おそらくほとんどの方がご存じないだろう。かくいう私も、数日前まで知らなかった。
その「皿山情話」のDVDを初めて見たのは、先日行われた町内会長会の席だった。

皿山」とは佐々町内にある地名だ。
皿山は、近年、公園が整備され、隣接して直売所ができたこともあり、訪れる人が増え、佐々町北部の活性化の核となっている。
また、皿山は瀬戸焼隆盛の礎【いしずえ】を築いた加藤民吉が修行した地としても知られている。

「皿山情話」は、民吉にまつわる悲しい話を歌ったものだが、どうすることもできない人の世の定めを、嶺陽子さんが切々と歌い上げている。
町長の話によると、CD発売からすぐにオリコンのヒットチャート60数位とかにランキングされ、反応もよく、事務所は今年の紅白にと意気込んでいるそうだ。

きょうの地元紙に、その「皿山情話」のPRのため佐々町を訪れた嶺陽子さんと、にこやかな笑顔で並んで写る町長の姿があった。
町長は「皿山情話をヒットさせ、佐々町を全国区にしてください」と嶺さんを激励したそうだ。
もちろん、我が町にちなんだ歌がヒットするのは嬉しいことだ。しかし、それ以上に私たちは、自らの力で中身を全国区にしたいものだ。

不屈の精神

2009年03月09日 | スポーツ
藤永初Vで8月世界選手権内定/マラソン(日刊スポーツ) - goo ニュース

日曜日の朝、新聞に目を通していて「初マラソン藤永、好走に期待」という記事が目に留まった。あの藤永さんが、ついにマラソンに挑戦するのだ。

藤永佳子さんは佐々町の出身で地元の小・中学校から諫早高校に進学し、高校では駅伝部のエースとして都大路を舞台に大活躍した。さらに、高校3年の時には日本代表として世界選手権5,000mに出場を果たすなど、だれもがその将来を嘱望する逸材だった。

ところが、その後、大学・社会人時代と、けがに泣かされ、マラソンのスタートラインにつくことさえできない不遇の時代を過ごすこととなる。
伝え聞くところによると、何度も走るのをやめようと思ったという。

その想像を超えるほどの辛酸をなめたであろう藤永さんが、27歳になって初めてマラソンを走るのだ。
もちろん、家族中が藤永さんのことを知っている。我が家の子供たちにとって彼女は、口石小学校・佐々中学校の先輩である。絵理子さんの1級か2級上という、身近な人なのだ。
折りしも、みんなで昼食のテーブルを囲む頃、テレビ中継が始まった。

レース序盤から藤永さんは先頭グループにつける。彼女は高校生の頃から、常に積極的なレース運びをしていた。
しかし、レース中盤、先頭を走る選手の揺さぶりについて行けず、次第に先頭グループから遅れる苦しい展開となる。

「やはり無理か」見る者、だれもがそう思ったところから、藤永さんの驚異の粘りを目撃することになった。

結局、マラソンで最も苦しいと言われる35キロを過ぎてから、トップを走る優勝候補筆頭の新谷選手をとらえ大逆転、悲願の初マラソン、初優勝を遂げた。

この藤永さんの不屈の走りを見て、将棋の深浦さんを連想した。
身近な人たちの大活躍に興奮が止まらない。

間もなく、春の甲子園大会が開幕する。我らが清峰高校の活躍に、早くも町民の期待は高まっている。

日曜日のドライブ

2009年03月08日 | 家族
2ヶ月間の春休みを満喫している様子の有紀さんだが、今朝、佐世保バスセンター着8時47分の高速バスで帰ってきた。正月以来となる。
有紀さんの帰省に合わせ、昨日帰省していたくるみさん、女房どの、それに私と、一家総出でバスセンターまで有紀さんを迎えに行った。

4人で昼ご飯を食べた。2人でとる食事もいいし、3人でとる食事もいいが、4人でとる食事もいい。もちろん、1人でいただく食事も乙【おつ】なものだ。
生きていることは素晴しい。
食べることは、生きるということだ。

やがて、くるみさんが寮に戻る時間となる。夕方5時過ぎ、くるみさんを送るため4人で自宅を発った。
絵理子さんが高校生になった時から始まった恒例のドライブ、気が付けば10年が経った。

悩んでいるとき 心は決まっている

2009年03月07日 | 私塾
来年度、私たちの住む町に西九州自動車道佐々インタチェンジができる。また、県道棚方崎真申線も伸びてくる。さらに、町道中央海岸線の3車線化も決定した。
そんな中、温浴施設が早ければこの夏にもオープンする。事業者は、年間25万から30万人の集客を見込んでいるという。

その温浴施設が当小浦地区に出来るということで、これを機会に小浦駅を中心に周辺地区の整備・開発を考えようとする気運が地元で高まっている。
昨日、午後7時から地元の主なところが集まり、この気運をどのようにつなげていくかの話し合いを持った。
直売所・物産館・加工品等々、さまざまな話が出たが、すべてはこれからだ。この日は、話し合いの会を作ること、その構成員を10名に絞り込むことを決め、午後9時半に解散した。

今朝は9時から高校受験生数人が来塾し、正午まで勉強して帰っていった。
大学の方は、国公立大学前期試験の合格発表が昨日・今日と行われた。悲喜こもごもだ。

つまずくのは辛く、悲しい。自分だけが置いていかれるような不安に駆られる。しかし、それも一時の辛抱だ。時間がそれらを癒してくれる。
今は、時が過ぎるのをじっと待つがよい。
いつか必ず、笑える日がくるのだから。

夕方5時佐世保駅に着く、くるみさんを女房どのと車で迎えに行った。その帰り、女房どのの勧めでユニクロに寄り、春物のジャケット2着とパンツを2本求めた。
さぁ、帰ろうと車に乗り込み、エンジンをかけると、FMラジオから懐かしい音が流れてきた。
あれは、有紀さん・くるみさんがまだ小学生の頃だった。毎週土曜日の午後2時頃から6時まで、春日町の公民館で開かれていた将棋教室に通っていた。
車で、私も一緒に行き、将棋を楽しみ、3人一緒に帰っていた。その帰りに、いつも聴いていたのがTOKYO FM系の「SATURDAY WAITING BAR AVANTI」という番組だった。

その番組で、きょうのゲストの1人である総合格闘家・青木真也さんが、総合格闘技を始めたきっかけを語り始めた。その話の中に「悩んでるときは、決まってる時じゃない」という件【くだり】があった。
その言葉が私の心に留まった。それを女房どのに話すと、彼女の心にもそれが留まっていた。

大切なこと

2009年03月06日 | 暮らし
町内会長会の懇親会では、中締めに万歳三唱をするのが恒例となっている。その音頭をとるのは副会長と決まっている。
会の最初に連合会長が挨拶し、先輩の副会長が乾杯の音頭を取り、最後の役割を私が担う。

この頃になると、みなさん、そこそこ酔いが回っておられる。おまけに、みなさん私より年長者でいらっしゃる。勢い、冷やかしの声が飛ぶ。
「話は、短く!」
「何分いただけますか?」
「5分!」
ということで、ご唱和いただく前に少し時間をいただいた。そして、私たちの暮らす町が100年に1度の大きな転換期にあるだろうこと。それを踏まえ、よりよい町づくりのために力を結集していきましょうと、呼びかけた。

きょう、佐々川に河津桜と白魚漁を見に出かけてきた。
佐々川沿いの堤防は河津桜が満開で、河岸には、のどかな白魚漁にいそしむ地元の人たちの姿があった。

         

町おこしとか、観光の目玉にというような目先が利いた話ではなく、私たちの次の世代、またその次の世代、さらにその次の世代へと、未来永劫【みらいえいごう】この豊かな自然を大切に守り、育てていくことが、今、この町に暮らす私たちの務めであり誇りだと、佐々川に来て、あらためて思った。

         

町内会長界の一番長い日

2009年03月05日 | 町内会長
昨日の午後からは、前もって見込んだ通りとなった。

午後1時半から役員会、この日の会議の内容を確認する。

午後1時半から町内会長連絡協議会の会議、来年度から各町内会にゆだねられるようになった敬老会についての審議で多少ごたごたしたが、最後はまとまる。

午後3時半から保健環境自治会連合会議、「保健環境自治会連合会」というのは、リサイクル・ゴミ減量化、一斉清掃、緑化及び花いっぱい運動、地球温暖化対策などに関する事業を推し進めるための組織である。

午後4時から町内会長会、この日、国の補正予算関連法が衆院本会議で可決された。
これで、迷走を続けた定額給付金が、めでたく?支給されることになった。
この給付金、金融機関への振込み手数料や郵送代など約825億円の経費がかかるという。ちなみに、佐々町だけで事務経費が約1,200万円もかかる。
これほどばかばかしい法案が、全国民を代表する議員によって、国権の最高機関で決定される現実を私は、いったいどう受け止めればいいのだろう。

午後5時に一連の会議終了。
直後、温浴施設建設に伴う小浦地区開発について、小浦地区6町内会長で集まり協議する。

そして、午後5時半から町内の「すし幸」で懇親会。その後、2次会・3次会、最後はラーメンで締めくくり、タクシーで帰宅。やはり、午前1時半頃だった。

さぁ、今夜も、これから美味い晩酌をいただくぞぉっと。

彼の流儀

2009年03月04日 | 将棋
昨日、午前10時から一斉に対局が始まった将棋のA級順位戦最終局、その大詰めの模様を午後11時からのBS放送で観戦した。

ネット観戦もいいが、対局者の表情や、ときおり発せられる声、さらには投了の瞬間の両対局者の様子、これらをつぶさに垣間見ることのできるテレビ中継は、堪【こた】えられない。

昨夜は、解説陣が新鮮な顔ぶれで、こちらにも興味を持った。
山崎七段と渡辺竜王の掛け合いは、若者同士息がピッタリで面白かった。特に、渡辺竜王が、はしゃいでいるかのように嬉しそうだったのが印象的だった。

午前1時を過ぎた頃には、5組それぞれの勝負の決着がつき始めた。
この夜、羽生名人への挑戦権を得るもの1人、降級の憂き目を見る者2名、勝負の世界はいつも非情だ。
我らが深浦さんは、A級残留、降級のどちらの目もあった。しかし、いずれにせよ勝たなければならない勝負に臨んでいた。

先に、鈴木八段の降級が決まった。次に、三浦八段が敗れた。その時点で、深浦さんに自力での残留の目が出た。
結局、最後まで粘りに粘った勝負だったが、力一歩及ばず、三度、順位の差で降級という結果に終わった。

投了直後の深浦さんの厳しい表情は、時間を経ても緩むことがなかった。
しかし、彼は、また雄雄しく立ち上がり、この冷酷な戦いの場に戻ってくるだろう。なぜなら、深浦康市という棋士は、これまで何度も何度も、そうやってここまで来たのだから。

きょうは、珍しく午前中に記している。この後、午後1時半から町内会長会が始まる。会議が終わるのが午後5時、その後、懇親会があり、2次会・3次会と続くだろう。そうして、最後の戦いが終わるのが、A級順位戦と同じく午前1時半頃か。

きょうは「町内会長界の一番長い日」である。

私の役割

2009年03月03日 | 暮らし
今、私たちの町・佐々町は100年に1度の転換点にあると言っても過言ではない。それほど重要な転機を迎えている。

私たちの町を、どのような町にしたいのか。
そのためには、私たちは、どう在るべきなのか。
そのために、私たちが取り組むべき、具体的な何があるのか。
そして、それらを大きな1つの有機体へと創り上げていくためには、何が大切なのか。

午前10時から3時間、ある方とそんな話をした。
地域社会の中で、私に求められている役割ってなんだろう。夕方、帰宅した女房どのに話すことで、あらためて自身に問うてみた。

きょうは「将棋界の一番長い日」・A級順位戦最終局が朝から一斉に行われている。
例年、この日は町内会長会が行われる。したがって、BSで午前・午後・深夜と放送があるにもかかわらず、毎年、見ることができないでいた。

ところが、今年はそれが明日4日に行われることになり、今年こそ朝からタップリ楽しめると思っていた。が、結局、午前・午後の部は、そうもいかなかった。
しかし、間もなく午後11時から始まる夜の部は、しっかり見れる。例年、午前様の身からすれば十二分である。