峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

祭りの在り方

2010年06月18日 | 町内会長
午後から町の観光協会の役員会に出席した。

この日の議題の中心は夏祭りの花火大会についてだった。
楽しいイベントについての話し合いだというのに何故か出席者の表情は暗く、空気が重かった。
そこで、花火を打ち上げる趣旨を尋ねることにより課題を浮かび上がらせようと試みた。

ある商店主の方がこの花火大会の起こりから、そしてそれが約半世紀の歴史を持つことまでお話くださった。
花火大会は、その始まりから今日まで商店主のみなさんの寄付金と行政からの補助金で賄われてきている。古き良き時代はそれでよかった。
しかし、社会情勢が激変する中、花火大会を支えてきた商店主のみなさんの経営環境は悪化の一途をたどり、寄付金を捻出するのが次第に苦しくなってきているのだ。

万事、時代が変わっても安易に変えてはならないものと、時代の流れと共に変えなければならないものがあるようだ。
お祭りは、みんなが楽しくなければならない。負担が重く、苦しんでいる者がいるというのであれば、そこの仕組みを変える必要がある。
もっとオープンに、そしてさまざまな形で町民が主体的に関れるような祭りの在り方を提案した。
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