峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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軽々と超えて行け

2021年11月19日 | スポーツ
大方の予想通り、メジャーリーグ・エンゼルスの大谷翔平選手が今シーズンのMVPに選ばれました。
さしものメジャーリーガーたちも、ベーブルース以降、誰も成し得なかった二刀流での活躍でしたから当然だったように思います。

ところで、大谷さんは、いつから二刀流を目指したのでしょう。

高校野球の春・夏の甲子園大会を見ていると、近年は少なくなったように思いますが、チームのエースで4番打者という選手を見かけることがあります。
それぞれの県を代表するような、身体能力がずば抜けて優れている少年たちなのでしょう。

ところがそれも高校野球止まりです。
プロ野球界入りすると、監督・コーチによってピッチャーでいくか、バッターでいくか、どちらかに決められてしまうようです。大学・社会人、いずれも同様でしょう。

一方、選手たちも、それを当然のように受け止めている節が見られます。監督・コーチの言う通り、そうすべきかのごとく従っているようにみえます。

ところが、大谷さんは、そんな時流を覆したのです。
言葉にするのは簡単ですが、二刀流を目指したこと。また、それを認めさせる実績を積み上げてきたこと、それは、普通に考えると容易ではないことです。

ただ、彼にとってはそうでもなかったのかもしれないとも思うのです。
あの体格、あの身体能力が、既に「常識」ではないのですから。

軽々と常識を超えて行く稀代のメジャーリーガー・大谷翔平選手、来季の彼のプレーが今から楽しみです。
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