峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

輝く瞳を前にして

2016年02月20日 | 私塾

小学4年生になった4月から、私のもとへ通って来てくれている小学6年生の男の子がいる。彼の父親も中学生の頃、私のもとへ通って来てくれていた。
先日、その男の子の母親から、同じ学年の男の子の母親に塾を紹介していたのでよろしくお願いしますという旨の話をいただいた。

その翌日、今度は、かつて私のもとへ通って来てくれていた本人から、友人に塾を紹介したのでよろしくお願いしますとの電話が入った。
彼女の声を聞くのは、高校の卒業式の日に会って以来、実に15年振りのことだった。友人のお子さんも小学6年生ということだった。

その2人の小学6年生が昨日、午後5時から7時まで私のもとへやって来た。
先ず、1時間ほどあれこれ話をした。男の子と女の子だったが、2人共、私が話すのを一言一句逃さず聞いてやるといった面持ちでキラキラと目を輝かせ、食い入るようにこちらの話を聞いてくれた。また、私の問いかけにも精一杯誠実に応えてくれた。

新聞に「生徒募集」のチラシを入れたのは20年以上も前に2,3度、その後は、おかげさまでご紹介をいただくことで細々とやって来られた。それがこのところ、かつて通って来てくれていた塾生が父親・母親になり、今度は自分の子供を通わせてくれるようになった。あるいは叔父・叔母として勧めてくれたり、また友人の子供のために塾を紹介してくれるようになってきている。嬉しく、そして有難い。

自身の子供たちと一緒にいたいというところから始めた文字通りの私塾の仕事だった。そろそろ店じまいをとも考えるが、そう簡単に辞めるわけにもいかないとは思っている。

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