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峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

since 2005

町職員の矜持を問う

2016年05月03日 | 佐々町町内会連合会長

発端は、町議会の「議会だより編集委員会」の委員長からの原稿の執筆依頼だった。
「議会だより」をより良いものにしようと取り組んでこられた編集委員会では、新年度の発行より「町民の声」というコーナーを設けることにされた。そこで、第1回目を町内会長連絡協議会長に書いてもらいたい旨の依頼を受けた。
内容はお任せするとのことだったので、常日頃、新しい町内会の在り方を模索している当方としては、住民のみなさんに町内会のことを考えていただけるいい機会だと思い、喜んでお引き受けることにした。

そこで、町内会の抱えている問題や存在意義、あるいは「町内会長連絡協議」とか「保健環境自治連合会」の成り立ち、またどのような役割を担っているのかを思いつくまま書いてみた。文章は800字を超えるものとなった。依頼された原稿の字数は150字が限度である。800字を超える文章になるが、どうだろうと議会事務局に打診すると、編集委員会に伝えますという返答だった。
ほどなくして、事務局よりこちらの要望を叶えるのは難しいとの電話が入った。折しも、その時、編集委員会が開かれているということだったので、話をさせていただきたいとすぐに出向いた。

編集委員のみなさんお揃いの部屋で、こちらの意図を伝えたが、この件についてはみなさん方で十分議論をされたようで、字数は150字までということで結論は出されていた。
以下、「議会だより」第118号に掲載された拙文である。

「町内会長連絡協議会・保健環境自治連合会の役割」
 佐々町全町内会長で構成する町内会長連絡協議会・保健環境自治連合会という組織があります。全町内会に自主防災組織を立ち上げたり、佐々川桜堤遊歩道の清掃を町民のみなさんに呼びかけ実施するなどの取り組みを行っています。新しい時代に相応しい住民の在り方をみなさんと共に考え創り上げていきたいと願っています。 
佐々町町内会長連絡協議会・佐々町保健環境自治連合会会長 峰野裕二郎

ピッタリ150字にした。原文の通り掲載しますと事前にあったが、その通り、一字一句間違いなく私の書いた文章だった。議員のみなさん方の矜持を感じる。

しかし、これでは町内会長連絡協議会と保健環境自治連合会という組織が何故2つあるのか、また、その相違は何なのか。あるいは、町内会が抱えている課題や、期待される新たな役割、そして存在意義等、全く分からない。
そこで、町総務課担当職員に新年度の町内会長紹介に合わせて、前述した内容で文章を載せてもらえないかと相談し、その後了承を得た。

その拙文が今月の広報誌に掲載されたのだが、届けられたそれを読み、愕然とした。
肝心な個所は勝手に削除され、「てにをは」・用語は何の相談もなくいじられ、挙句の果てが酷い誤字脱字だ。
「議会だより」とは大きく異なる。そこに役場職員の仕事に向き合う姿勢が見て取れる。仮にも町の広報誌だ。杜撰にもほどがある。

行政におんぶに抱っこで全て任せてしまっておいて、そのくせ文句を言うのは止めよう。住民の在り方を、私は、これまでそう公言してはばからずにきた。そうして、町と町内会長連絡協議会とのより良いパートナーシップを図ってきたつもりでもいる。
しかし、このところ、今回のように信頼関係を損ねるようなことがいくつかあった。極めて残念に思う。

役場の職員のみなさん方から、ブログ見ていますと時々、お声をかけていただく。建設的な議論がなされることを期待したい。


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