yurikago-sa

1939年生まれ
ボケないようにパソコン
遊びをします!!

高野山 大師教会

2015年04月28日 | 日記

 高野山お礼参り2日目 宿坊を8時30分に出発して 「お受戒」の体験(修業)を

するため 大師教会に向いました 高野山のお礼参りは5回目ですが

大師教会へは初めて 「お受戒という言葉も初めて ・・・

バスで10分位走って 大師教会へ到着

正面に 大講堂

高野山開創1100年を祈念して1925年に建てられ

高野山真言宗の布教などの総本部とのこと 

 

正門から入ると右手に 日本仏教保育教会の「いかせ いのち」のモニュメント

稚児大師奉賛会から奉納された「稚児大師がお座りしているお堂」 その横に

大師 直筆の「いろはに・・・・」の石碑があります (撮ることについ夢中になる(ー_ー)!!)

 

 

大講堂  ご本尊に弘法大師 脇仏に愛泉明王と不動明王が祀られています  

   

お受戒体験は大講堂の前の回廊を通って左奥の「授戒堂」へ行きます 

入口で研修さんからお香をいただき 心身を浄め 入口から漏れる明りをたよりに

暗いお堂のなかへ当方目が悪い故 耳が悪い故 手探りでやっと前の方へ坐る 

入口を閉めると 静寂と闇のなか わずかなお燈明の灯だけ 左の扉が開いて

人影が入られた お先達さんから 阿闍梨さまは赤い衣を 白黒は研修生と

聞いていましたが 色など見えないが・・・阿闍梨さまです 間もなくすると

 阿闍梨さまから 私達が生きていくための 仏の教え十の戒めのお話を

された つづいて読経 「南無大師遍照金剛」を何十回となく唱える 一同 ご唱和している

秘かに(ー_ー)!!指を折りながら思った お大師さまが 悟りの境地へと導いて下さるのかな~と

 最後に同行の方が3人 ひとりづつ壇座に上がり何かして(暗くて見えない)

下りてくる それが終わると 阿闍梨さまが何か申された・・・残念聞き取れなかった(ー_ー)!!

左の扉に人影が消え「お受戒」の体験は終わりました

あとで「菩薩戒牒」の御守りが配られました

 

 お経の「十善戒」が記され あとは読めません(ー_ー)!!

最後に 「傳戒大阿闍梨 金剛峯寺座主」とあります

「十善戒」とは

不殺生(ふせっしょう)・・・生きものを殺さない

不偸盗(ふちゅうとう)・・・人の物を盗まない 

不邪淫(ふじゃいん)・・ ふしだらなことをしない

不妄語(ふもうご)・・・・・うそをつかない

不綺語(ふきご)・・・・・・お世辞を言わない

不悪口(ふあっく)・・・・・悪口をいわない

不両舌(ふりょうぜつ)・・・二枚舌を使わない

不慳貪(ふけんどん)・・・・欲張らない

不瞋恚(ふしんに)  怒らない

              不邪見(ふじゃけん)  間違った考えは起こさない

  心がけよう!!と思っても な・か・な・か・む・つ・か・し・い~~

悟りの世界への道のりは 遠い~~(ー_ー)!!

お大師さまの命日3月21日にちなんで毎月21日に大師教会の前の駐車場で

縁日が開かれ大勢の人でにぎわうそうです 準備中でした

        

つぎに 高野山真言宗総本山 金剛峯寺へ

おしまい