yurikago-sa

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四国八十八カ所 第六十三番 吉祥寺

2014年12月24日 | 日記

四国八十八ケ所霊場 ご開創1200年記念のバスツアー巡拝 第10回

 平成26年9月21日   第六十三 密教山 吉祥寺を参詣しました

吉祥寺は 810~824年のころ 弘法大師がこの地を通りかかた時 

山の中で 光を放っている檜を発見 この霊木で 三刀一礼して

本尊に 毘沙聞天像を  脇侍に 吉祥天像と善膩師(ぜんにじ)童子像を

刻み 貧苦の救済を祈願して堂宇を建立し安置して 霊場と定めたそうです

そのころの寺は 坂元山にあり 1585年 豊臣秀吉の四国攻めで 全山を焼失 

その後 1659年 現在の地に建っていた 末寺の檜木寺と合併して 

この地に移り 再建されたと伝えられています

寺名は ご本尊毘沙門天の 脇侍に 吉祥天が祀られ 毘沙門天の妃ともいわれ

その妃の 名前からつけられたといわれています 

 

山門

吉祥寺 境内図

山門をくぐると  右手に福聚閣(ふくじゅかく)

ご本尊の毘沙門天を除いた 六福神が祀られています

    恵比寿さんは 商売繁盛、除災招福、五穀豊穣、大魚守護の神さま

大黒天は 五穀豊穣、子孫愛育、出世開運、商売繁盛の神さま

弁財天は 恋愛成就、学徳成就、諸芸上達、福徳施与の神さま

布袋尊は 千客万来、家運隆盛、家庭円満、商売繁盛の神さま

壽老人は 幸福長寿、家庭円満、延命長寿、福徳智慧の神さま

   福禄寿は 財運招福、延命長寿、立身出世、招徳人望の神さまです

その奥に 庫裏 納経所

山門を入って左手に 何が祀られているのか お堂があります

そして鐘楼

 

手水場とつづいています

正面左に 本堂

ご本尊は 四国霊場の中で唯一の  毘沙門天と 脇侍に 吉祥天と

善膩師童子(ぜんにしどうじ)の三尊が祀られています

ご真言 「おん べいしらまんだや そわか」

吉祥寺の毘沙門天は「米持ち大権現」と呼ばれ 農家の信仰が厚く

正月三日の初会式には農家の人達が たくさんのお餅を供えに 来るそうです

毘沙門天は 七難を避け 七福を与えるという 七福神のひとりで 武道成就 降魔厄除 

家内安全 夫婦和合の神さまです また 仏門の守護神さまで 四天王の一人 

北方を守る 別名を 多聞天ともいいます

 

 本堂の左に 大師堂

境内には くぐり吉祥天女  

下をくぐると貧苦を取り除き 福を授けてもらえるそうです

 お迎え大師像

 

成就石 

高さ1mほどの石で 30~40cmの穴があり 目を閉じて 本堂前から歩き

金剛杖を石の穴に通せば願いが叶えられるといわれています

 

  歌碑と その隣に 頑丈な石のお堂に 小さな大師像が祀られています

 

手水場の側に 水子地蔵尊 と石仏3体

 

山門をすぐ入った右に モニュメントがあります

つぎは後回しにしていた 60番札所 横峰に行きました 

おしまい