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夢見るババアの雑談室

たまに読んだ本や観た映画やドラマの感想も入ります
ほぼ身辺雑記です

マイクル・コナリー著「転落の街」 (講談社文庫)

2020-05-27 22:28:44 | 本と雑誌






ハリー・ボッシュはロス市警強盗殺人課未解決事件犯のベテラン刑事
父と同じ警察官を目指す10代の娘がいる

アジア系のデイヴィッド・チュ―刑事が相棒だ

二人は性犯罪に絡んだ人間についての事件を与えられ すぐ次に転落死した人間の死について捜査するように言われる

死んだ人間の父親はボッシュに恨みを持つ市議
事故死か自殺か殺人か


だれもが価値がある さもなければだれも価値がない
それは捜査するうえでのボッシュの信条
この言葉を市議に漏らした相手がいた

それはボッシュのかつての相棒で今は出世した女性

自分は信じられなくても彼女は信じられるーとボッシュは思っていた



ボッシュは市議の息子の死の真相にたどり着き 別の性犯罪についての真犯人も見つける


だが 二つの事件を追ううち彼は幾つもの裏切り行為にあう

事件について女性記者に知らせていた人間

ボッシュの捜査能力を利用しようとした人間



事件は終わった
だが ボッシュには苦い思いが残る