ハリー・ボッシュはロス市警強盗殺人課未解決事件犯のベテラン刑事
父と同じ警察官を目指す10代の娘がいる
アジア系のデイヴィッド・チュ―刑事が相棒だ
二人は性犯罪に絡んだ人間についての事件を与えられ すぐ次に転落死した人間の死について捜査するように言われる
死んだ人間の父親はボッシュに恨みを持つ市議
事故死か自殺か殺人か
だれもが価値がある さもなければだれも価値がない
それは捜査するうえでのボッシュの信条
この言葉を市議に漏らした相手がいた
それはボッシュのかつての相棒で今は出世した女性
自分は信じられなくても彼女は信じられるーとボッシュは思っていた
ボッシュは市議の息子の死の真相にたどり着き 別の性犯罪についての真犯人も見つける
だが 二つの事件を追ううち彼は幾つもの裏切り行為にあう
事件について女性記者に知らせていた人間
ボッシュの捜査能力を利用しようとした人間
事件は終わった
だが ボッシュには苦い思いが残る