映像作品の脚本も手掛ける作家のアンソニー・ホロヴィッツは その脚本にリアイリティをもたらす為の相談相手の元警察官から
「自分のことを本に書いてみないか」ともちかけられる
彼の名はダニエル・ホーソーン ロンドン警視庁の顧問をしている元刑事
正しくはホーソーンが手掛ける事件を本にしてみないかーと
俺 ホームズ お前ワトソン
そんな関係になるわけだ
ホーソーンの謎めいたところも気になるアンソニー
ホーソーンにトニーと呼ばれることも気にいらない
起きた事件は葬儀社に自分の葬式の段取りを依頼にいった資産家の女性が間もなく自宅で殺されたというもの
被害者の名前はダイアナ・J・クーパー
一人息子は俳優のダミアン・クーパー
ダイアナはかつて交通事故で人を死なせていた
ダイアナの葬儀の日 今度はダミアンが殺される
子供を事故で殺され離婚となった夫婦
彼等は事件に関係しているのか
アンソニーは一人で会いに行った人物に殺されそかかる
その人物こそが犯人だった
だから彼女は殺された
別な殺人をする為にー
とてもすっきりするミステリ作品です