冒頭 ハリーケリーの思い出にささぐーとテロップが出ます
続けて「彼は古き西部の空に輝ける星であった」と
ハリーケリーは この映画にキッド役で出演するハリーケリージュニアの父親で俳優でした
ロバートことボブ(ジョン ウエイン) ピート(ペドロ アルメンダリス) キッドの三人が旅をして ウエルカム アリゾナと書いたものがある場所へやってきます
きさくに声をかけてきた男 その妻は三人に親切に飲み物を振舞いますが 訪れない姪夫婦を案じています
きさくな男は保安官で ロバートの表情が険しくなり 早々に三人はその場を離れました
実は三人はならず者 銀行強盗をします
三人を追う保安官
保安官は水が入った荷物を撃ち抜きました
キッドは撃たれ負傷します
水を必要とすることを考えた保安官は見張りをたてます
ロバートと保安官の知恵比べでもあります
逃げる三人は産気づいた女性の出産を助け 産まれた赤ちゃんのことを頼まれます
女性は出産後 間もなく息を引き取りました
ならず者ながら人間はすれていない三人は 水も不足するなか赤ん坊を死なせないように頑張ります
自分たちの名前でそれぞれが赤ん坊を呼ぶところとか ちょっと笑える部分もありますが
最初にキッドが倒れ死んでしまいます
次にピート 彼は赤ん坊を抱いていて転んで足を折り もう歩き続けられないと 赤ん坊をロバートに託し
コヨーテなどの獣に動けないところを襲われてはーと自殺してしまうのでした
気のいい彼らの死は かなしいです
ロバートもぼろぼろになりながら酒場へ辿り着き
そこへ追ってきた保安官が声をかけます
ロバートは倒れてー
事情がわかった保安官は 一応 ロバートを牢には入れてますが 鍵はかかってません
牢の中のロバートとチェスをしています
保安官の妻が作った食事を部下が運んできますが
その食事は ロバートのほうが おかずが多いのです
保安官はロバートが連れてきた赤ん坊を養子にほしがっています
けれどロバートは養子には出したくありません
さて裁判が始まりました
街の人々は情状酌量の余地があるはずと 温情ある結論を判事に望んでいます
本来なら20年ーと言いながら
赤ん坊に愛情見せるロバートに 判事は言いました
一年と少しの禁固刑
その間 赤ん坊は保安官夫婦が育てる
保安官はロバートに頼みます ロバートを刑務所に護送する男がきちんと帰ってこれるようにしてほしいと
ロバートは責任もって帰りの汽車に乗せると約束します
護送する男は 土地に不案内なのでした
街の人間たちはロバートが乗る汽車を見送ります
ロバートに脱走の鋸入りケーキを差し入れた娘は手紙を書いていいかと尋ね ロバートは礼を言います
人情西部劇
監督はジョン フオード
悲しいところも 笑う部分も 砂嵐の迫力
男たちの荒っぽい しかしぐっとくる愛情
女性が添える明るさ
現実と映画らしい夢と 西部への愛情と
観てよかった
そう思わせてくれる映画です
ジョン ウエインは すてきなのです
映画の情報さん↓
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%BA%BA%E3%81%AE%E5%90%8D%E4%BB%98%E3%81%91%E8%A6%AA
「ジョン・フォードの「三人の名付親」は美しい」(いいなと思った映画紹介です)↓
白黒作品
一時間ドラマ 一つの剣が毎回違う人間に持たれるようになるような話のようです
はねっかえりの綾姫(梓英子)は弟の身を案じ出奔 危ないところをお粂(宮園純子)に救われ 二人は男の渡世人姿になり道連れに
更に困っている女性も加わり 一緒に旅を
品川隆二と津川雅彦の二人も思惑あり一緒に旅する
綾姫の弟をめぐる陰謀 やくざ同士のいざこざ
それぞれ関わる問題片付け 互いの因縁も解けて 自分たち本来の生活へ戻っていく
そんな筋です
いやあ津川雅彦さんが若い
もう少し詳しく知りたい方へ↓
https://pid.nhk.or.jp/pid04/ProgramIntro/Show.do?pkey=001-20130626-10-07119
時代劇が好きな姑が観られる番組がないかなーと探していて BSで見つけました
若き日の世良
幻の如く思える一人の医師の理想と失意
教授の夢
藤原看護師のしたこと
医者にとっての職業としての医療
患者にとっての医師の存在 治療ということ
何か一番大切名ことが 忘れられてはいないか
ピントがずれまくりではないか
様々な思惑の中で 命が弄ばれては たまらない
などと思ったりもする
海堂尊著「輝天炎上」