夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

コレクション自慢 放送用カメラ Ikegami HL-59

2023-09-19 16:33:07 | Weblog

今日も空模様が怪しくて何も進展なしです。

工房のコレクション自慢です。前にも HL-59 の紹介をしたような気がしますが。

優れもののカメラなのに工房にやってきてからほとんど出番がありません。

今年は春に長野電鉄木島線跡を数カット撮影しただけ。

宝の持ち腐れです。すぐにでも撮影可能な状態なのに。

レンズはしっかり放送用の本物です。

もちろんエクステンダー付きです。"FUJINON" の右のレバーを倒すと望縁側に2倍になります。

フィルター部。79 シリーズでは2枚重ねでしたが簡略化されています。

各種機能の操作部。MENU 以外は難しくありません。

VF の設定も面倒なことはありません。タリーは 79 系の 6 連の方が好きです。

ここの設定は MENU で呼び出して様々な機能を使えますが標準で使う方が無難です。

ドッカブルしてある SONY BVV-5 の後ろにコネクタが並んでいます。

そう、これが一世を風靡したベーカム BVV-5 です。SP テープ対応。

20年位昔のデッキですが今も健在です。

バッテリーは当時のスタンダード BP をここに収納します。

ニッカドの BP はもう入手困難なのでできれば V マウントのリチウムにしたいところです。

ゴムキャップをしてあるコネクタは簡易再生アダプタ用です。キャップのリードが切れていたので補修しました。

反対側です。こちらは基本的に操作部はありません。マイクはアンバランス型の安物ですが使えます。

誇らしいラベルです。

MON と GL の BNC は後でキャップをしておきましょう。

何かと役に立つマニュアルもあります。INSTRUCTION MANUAL ですが

中身は。でもいいさ。

空は朝のうち真っ青に晴れてギラギラの日差しでしたが

庭のムクゲは元気に咲いています。

このカメラを寝かせておくのはどう考えても、いや、考えなくてももったいないですよね。

秘かに考えていることはあるんですがその件については実行してからにします。

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Twisted space in the afternoon / Mr.mobius

2023-09-17 10:06:16 | Weblog

今日は太平洋側からの南風でフェーン現象になりそう。

標高580㍍でも猛暑の予感。屋根のペンキ塗りはまたも延期。

カンカン照りの下で作業したら熱中症間違いなしでしょう。雷雨の恐れもあります。

 

では昨日の続きで自主映像作品の残りのコンテについて。

昨日はカット No.30 まででしたがその続きです。

昨日の最後は初老の男が雑木の枝の向こうで前方を見つめるカットでしたね。

31 男の視線 雑木の枝の先にあの短いトンネル

32 雑木の枝 男、枝を手で寄せて歩き出す

33 トンネル 男、トンネルに入るが一瞬立ち止まる

34 トンネル・中 男、トンネルの奥を見つめる

35 同 男の視線 トンネルは短いはずなのに奥が深い

36 同・入り口 男、トンネルに入っていく

38 同・右の側壁 男、奥に向かって歩く

39 同・奥 男、奥から歩いて来る

39 同・側壁正面 壁に数式の落書き 右手から男が現れ立ち止まってこちらを向く

40 同・男の視線の先 外への階段

41 同・階段 暗いトンネルから男が現れ、階段を上がって来る

公開できるのはここまでです。

実際は詳細なト書きがありますがそれを公開したらネタばれになっちゃいます。

これを書いているうちにも気温がぐんぐん上がってきました。

外は恐怖の暑さ!

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Twested space in the afternoon

2023-09-16 11:45:43 | Weblog

新作短編の写真によるコンテです。

もうちょい涼しくなったら晴れた日に撮りたいんですが、どうなりますか。

今の計画では実際に撮影するのはタイトルを含めて43カットです。

このブログは一度にアップできる画像は30枚までなので今回はそこまで。

 

1 メインタイトル

2サブタイトル

3 陸橋の下 歩道の短いトンネル 初老の男、トンネルの向こうに現れる

4 トンネル入り口  男、トンネルに入って立ち止まるが歩き出す

5 橋脚の短いトンネル 右手に男が出てくる

6 トンネル 出て行く男

7 トンネルの出口 男、歩道を進む

8 陸橋全景 男、階段に向かう

9 階段 男、階段の下に現れて手摺りに手を置いて上を見上げる

10 男の視線 要壁の上を歩く誰かが一瞬見える

11 階段 男、視線を下げて階段を上がり始める

12 階段 ゆっくり上がる男 腰のバッグにメビウスの輪が下っている

13 階段 上がる男の足元

14 階段 上がっていく男の主観

15 階段の影 上がっていく男の影

16 階段 男、立ち止まる

17 階段 男、振り向いて空を見上げる

18 男の視線 空

19 要壁の上 階段を上がる男

20 階段 男、最後のステップを上がり、陸橋の上を要壁の側へ

21 要壁 男、要壁の上に進み、立ち止まって下を見る

22 男の視線

23 要壁 男、向きを変えて向うに歩き出す

24 要壁の上 男の足元が近づき、脇の草むらに入っていく

25 歩く男の足元

26 山道 男の後姿が現れ、山道を登って行き、歩きながら顔を上げる

27 男の視線 雑木の間から木漏れ日

28 斜面の下の山道 歩く男の後姿がカーブの先に消える

29 斜面の脇 男、左手から現れ、立ち止まる

30 雑木の枝 立ち止まった男、前方を見つめる

ここまでにします。

何が何だかわからないでしょう。初老の男が歩いているだけですから。

実際の空間を使いながら表現したいのは私の内面世界ですからわかりっこないのが当然です。

普通、映像作品を観る場合、どうしてもストーリーとして理解しようとするもの。

何の根拠もない映像文法を「悪用」して、一見辻褄があっていそうだけどこれはどうも違うみたいだと、

頭の柔らかい人ならゼロベースで観て遊んでくれるだろうと。

たとえて言えば"夢"に近い作品なんです。あ、それは伏せておいた方がよかったかな。

続きのコンテは折をみて公開しましょう。

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これはやはり夏バテでしょう

2023-09-15 16:35:45 | Weblog

朝から蒸し暑い一日です。

屋根のペンキ塗りの続きはひょっとすると俄か雨になる恐れがあるので段取りだけ。

でも結局今のところ降りそうもありません。

まだ日中は暑いけどそこはかとなく秋の気配で、これが好きなんです。

午後は買い物で町(長野市)へ行ってきましたがやはり下界は一段と暑くてこたえます。

帰ってから何を記事に使用か考えて、去年の今頃と2年前、3年前、4年前の写真を見直しました。

どの写真もシャッターを切った時間帯の感覚は鮮明。まるで昨日のことのようです。

 

去年の9月16日。

2年前の9月5日。

3年前の9月8日

2019年9月25日 もう4年の歳月が過ぎ去りました。

私は昭和24年生まれですから、今〇〇歳。

YouTube で西島三重子さんの歌を流しながらこの記事を書いています。

彼女は私よりひとつ年下ですが同世代。

フォークのLPに「池上線」が入っていますが、、、考えちゃいます。

 

ビデオの新作についてはいくつも案がありますがとにかく涼しくならないと体力面で不安があります。

それに加えて今の世界と日本の状況もありますから。

 

映像で捉えたい面白そうな空間がいくつか見つかったんですが。

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バイオリズムが最悪なので何もありませんが

2023-09-14 19:22:32 | Weblog

黒姫の湧き水を汲みに行ったついでに秋の田んぼに寄ってきました。

一部の田んぼは稲刈りが始まっていましたがここはまだでした。つい先日田植えが終わったと思ったのに。

一見平らな土地ですが微妙な高低差があります。


白鷺が何羽か佇んだり舞ったりしていました。


左手の土手の下は鳥居川が流れています。


個人的に秋は四季のうちで一番好きです。今は秋の入り口、夏と秋の微妙な境目。

どれも何でもない北信濃の風景ですが実にいいですね。

こんな環境で何も考えずのんびり水彩画を描いたら至福の時間帯でしょう。

気軽に写真を撮るより、ビデオカメラで撮るより深い行為ですが今度やってみます。

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夏バテかな

2023-09-13 15:12:20 | Weblog

何をやってもうまくいかない時って、ありますよね。

私の場合今がそうです。夏バテでしょうか。

屋根のペンキ塗りは一時雨の予報で断念しましたが慌てることはありません。

ペンキの他に必要な物は昼前に買ってきました。

その帰りにいつもと違う道と先日初めて通って気に入った通りへ。

これは思わず車を停めて何枚か写真を撮りました。なんでもない風景ですが。

北陸新幹線の高架とりんご畑です。絵の素材になるぞ!

映像関連の工作も進めました。HL-79E で撮影する準備です。

79E に合体した GV-D200 を三脚のパン棒を握りながら録画/停止するためのリモコン。

リモコンの固定は面倒な作りを考えましたが超強力両面テープで貼り付けちゃいました。

操作性は良好です。

月曜日に DBPOWER で撮った動画は Shotcut で前後の不要部をカット、 HDV フォーマットで書き出しました。

そのデータは Premiere Pro2.0 で認識しましたが、サイズとアスペクト比が変。

何か根本的に間違えているようです。Shotcut は今までエンコード限定で使ってきましたが編集は面倒です。

これを解析して対処するなら改めて HDV カメラ HVR-Z5J で撮影した方が話は簡単。

テロップを入れたり BGM を使うのも Premiere なら馴れていますし。

それなら今後何かと使えそうなので簡単でしっかりした車載ステーを作ることにします。

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やる事なすことが中途半端

2023-09-12 19:22:14 | Weblog

今日は皆さんが興味を持つ話題はありません。

こんな日も当然あります。

 

築後34年、全体に老朽化した家を少しでも直そうと一階の屋根の補修に掛かりました。

この屋根は前にもペンキを塗ったんですが、それがすっかり色褪せてしまいました。

朝の涼しいうちに商品名は忘れましたが表面に荒い研磨剤になっているスポンジみたいなので古いペンキに足付け。

水を掛けながらの作業ですが、一度足を滑らせてズルズルと雪止めまで。

その先は自分で作った軽量鉄骨のカーポートがあるので庭に落ちる心配はありませんが。

約1時間で足付け作業は終わりましたが変な体勢での作業なのでいささか疲れました。

ペンキはその後で買ってきたのでローラー刷毛その他は明日準備するとしてここまで。

屋外でのペンキ塗りは天気との勝負です。丸一日は雨が降らないタイミングで一気にやります。

私のやることは毎度中途半端で最後まで続いたことはほとんどありません。

でも屋根のペンキ塗りはなんとしても完成させないとまずいことになります。

他にも家の補修は何箇所も必要で、金があれば建て替えたいところです。

毎度ジャンボ宝くじを買っているので一等が当たればねえ。

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プライベートな件で須坂へ行った帰りに長野刑〇所

2023-09-11 16:21:36 | Weblog

今朝起きたら東の空が真っ赤。今まで見たことのない朝焼けでした!

朝焼けは天気が崩れる前兆という説があるので心配しましたが単に残暑で蒸し暑い一日でした。

今日はプライベートな用で須坂市の某行政事務所へ。

用事は数分で完了。帰りに車で前から考えていたあそこを一周してきました。

車の右リヤウインドウを半分開けてそこに小型カメラを固定。

このカメラです。

標準状態で 1920x1080p 30fps の動画が撮れます。

近いうちに YouTube にアップしますがとりあえず静止画を書き出してみました。長野刑〇所です。

電池を入れ替えたら日付けが初期状態になっちゃったのは愛嬌。

長野〇務所は長野市じゃなく東隣の須坂市にあります。

マスコミで話題になった受刑者がここから何人も入り、出た所です。

あのホ〇エモン氏もここは懐かしい所でしょう。

ここで受刑者が作る製品は品質がいいので好評、人気があります。

 

ついでに長野市の新しいホームセンターにも寄ってリチウム電池を買ってきました。

HL-79E と GV-D200 のコンビで撮影する際使うのですが電池が終わっていました。

これを三脚のパン棒に取り付けるステーは明日仕上げます。

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BP-95dx バッテリー復活はまだあきらめないぞ

2023-09-10 13:19:03 | Weblog

超古い BP-95dx バッテリーを2本共復活させるのはあきらめて1本だけでもと未練がましいことです。

BVU-150 で20分テープを再生できることが確認できた "B" の方が望みがあります。

ケースを開いて各セルの電圧を当たってみました。真ん中の二本組が低いぞ。

その2本組みを抜き出して個別に電圧を見るとこれはゼロボルト!

試しに駄目なセルに 800mA で強制充電してみました。

全く反応しません。完全に終わっていますね。

先日セルを入れ替えた "C" から元気なセルを2本組みで拝借、苦手な半田付けで組み込みました。

もっともらしい電圧が出ています。

でも本来はフル充電で 14V 近くになると思います。仮組みして充電してみましょう。

この PROTECH 充電器はファンの音がうるさいし正規の動作をしているか、

やや不安もあるのでので途中から PANASINIC AU-B420 に変更しました。

AU-B420 派ファンが無いので静かです。

まだ充電完了ではありませんが途中で電圧を測定してみました。

これは使えるかもしれません。

このまま満充電までそのままにしておきます。

バッテリー復活作戦はこれにて終了。

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今日のTBS報道特集は

2023-09-09 19:49:48 | Weblog

よくやりました!。関東大震災における虐殺の件です。

あの震災は亡き母が生まれた年。

今日の報道特集は熱が入っていました。

昨今のテレビはほとんど見ませんがあの番組は本気です。

テレビというメディアを100パーセント活用した素晴らしい内容でした。

見ながら思わずつぶやいた「今はもっと恐ろしい」をあの中でキャストが直後に語っていました。同感です。

今やネットに氾濫している怪情報はひとつ間違うととんでもない結果を招きかねません。

人間というものは本来胸の奥に排他的な部分があって、それは国籍、民族を問わず持ち合わせているのだと再認識しました。

世界情勢も国内情勢も常に冷静に見て判断する力を持つ必要があります。

 

私は団塊世代ですが、中学時代の教師は学徒動員で戦地に出向き、様々な体験をした人達でした。

大東亜戦争(敢えて太平洋戦争とは書きません)は関東大震災から18年後。

授業の中でここではとても書けない自慢げな話を彼らから何度も聞かされたものです。

捕虜を度胸付けと言われて銃剣で刺し○した話。

首を斬るのに失敗した話。

戦地で米軍の戦闘機による機銃掃射で頭を撃たれた横の兵士が...。

手榴弾を河に投げて浮かんだ魚を採った話。

当時はまだ子供だったのでその話に違和感を感じなかったことが今となっては更に恐ろしいと思います。

そういう私の亡き父も海軍で上海に行きましたが実戦の経験はなかったようで、

部下が洩らした「この戦は負けでしょうね」に返す言葉が出なかったと言っていたのは救いです。

でも引き揚げ船で一緒だった元上官をみんなで海に突き落とそうかとなったとき、父は止めたと私には言っていましたが、

孫には突き落としてやったんだと話したようです。今となっては確かめようもありませんが。

 

戦時中子供だった教師と普通の人間は逆に戦後「アメリカはすごい」「アメリカは一家に一台車があるそうだ」の大合唱。

あれは進駐軍からチョコレートをもらった世代です。

私はチョコレートをもらっていないのでアメリカが素晴らしいなんて一度も思ったことはありません。(もらっていたらわかりませんが)

ついでに言っちゃいますが、巻き舌の「米語」は大嫌いです。生理的に駄目ってやつです。

 

どうせ丸く収めるんだろうと思っていた報道特集。

晩酌をやりながら見て酔いが覚め思わずこの記事を書かずにはいられませんでした。

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