HL-79E #7号機の調整過程を記録するための準備です。
マニュアルのフローによると最初に点検、調整するのは POWER ユニット。
マザーボードの裏に電圧のチェック箇所があります。
絶縁のアクリル板にテスター棒を当てる穴が開いています。
通常はここにデジタルテスターのリードを当てて表の POWER ユニットにある可変抵抗で調整するんでしょう。
でもそれじゃあ記録するには手がもうひとつ必要になっちゃいます。ネコの手じゃ間に合わないし。
そこでガラクタを探してこんなのを見つけました。元は何だったんだろ?
適度なバネ性があるので理想的。
先端をグラインダーとヤスリで削ってこうしました。
こんな具合に使えば便利ですs。
この状態で可変抵抗を調整すれば作業がよく見えます。
でも電源回路には +730V という高圧もあるので絶縁はちゃんとしないと怖い!
テストリードは専用にした方が安心です。ハンダ付けして直結にしました。
これじゃあ不安なので線を短くして収縮チューブを被せましょう。
これで安心。
調整中にもしテープが剥がれても問題ありません。
POWER ユニット以外は片側から作業できそうですがまた何か用意する必要があるかもしれませんがひとつ進みました。
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