今日アップした動画です。YouTube にリンクを張ってあります。
昔の赤岩駅を知る人がこれを見たら何を感じるでしょう。
薄々頭の片隅にあって、あれから丸22年を期して新しい映像作品を作りました。
素材は2001年春から四季折々に撮影した長野電鉄木島線。
木島線は2002年4月1日廃止された鉄道路線です。
その10年後には、継続するという話だった屋代線も廃止。
どちらも電車そのものではなく ” 電車のある情景 " をテーマに様々な角度から撮影しました。
それは自主作品「線路端の猫戯子」前後編に分けてそこに錯綜する自分自身を重ねて公開中です。
この22年、社会情勢は大きく変わりましたが、結果的にそのことも作品に表れています。
私としてはそこにすべてを組み込んだ力作ですが、再生回数は伸びていません。
それは予想通りですが。
今回は木島線廃止までの1年間撮りためた映像を使って、かつての木島線を映像で振り返る試みです。
先月末、22年前に最初に撮影した赤岩駅の現在の姿を撮影、過去と現在をカットバックで構成した短編が完成。
編集は自分の感性を信じて直感で進めました。
ミスがありました。アナログ映像なので隅に帰線部が出ているのを処理する際に不具合があってやり直し。
今度は大丈夫です。
映像を書き出します。
書き出した映像を確認して Shocut でエンコード。
短編なのでエンコードは短時間で終わります。
エンコード結果をメディアプレーヤーで確認。問題ありません。
使ったカメラは22年前が Ikegami ITC-870 今回は放送用 HL-59 ですが、良くも悪くも違いは感じません。
映像の「味」は撮像管カメラのようには参りませんが。
今回の作品はシリーズ化しようと考えています。
昨今の、スマホで手軽に撮影した映像ではありませんので死蔵させておくのはもったいないですよね。
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