夢地蔵

田舎の映像作家の備忘録

ジャンクのビデオ三脚を整備

2018-03-15 19:57:43 | Weblog
毎度おなじみのハードオフで業務用ビデオ三脚を買ってきました。
Panasonicの銘板が貼ってありますが古いダイワ製と思われます。
外観はホコリだらけでいかにもジャンクですが、整備すればHDVカメラに使えそうです。

問題は二点、水準器が気泡切れしているのとカメラ取り付けネジが業務用の3/8"で工房のHVR-Z5Jは載りません。

水準器は御覧の通り。これはビデオ撮影では致命的です。

これを代替品で解決する必要があります。

ダメな水準器は接着なので裏からたたいたら簡単に取れました。


ホームセンターを何店か回ってこんなのを買ってきました。


もちろん寸法は合いません。買ってきたのはφ16 純正品はφ15。

旋盤など持っていないのでヤスリで削ってサンドペーパーで仕上げてφ15に加工しました。
手作業で外径を半径で0.5mm削るってのは、結構大変な作業ですよ。

水準器の穴は機械加工してあるので細かいことは考えず穴の底面に突き当てて裏から接着剤で固定。

まるではじめからこうだったみたいに付きました。
錆びてるネジはそのうち百均の錆取りできれいにしましょう。(あれは赤錆を黒錆に変化させる作用があるみたいです)

次はプレートです。
これが付属のプレートで、ネジは3/8"というカメラ用の1/4"より太い物です。

このネジを加工して1/4"のネジを埋め込もうと考えたのですが首の部分が細いので無理です。

そういえば要らない三脚があったぞ。

この三脚もプレート式です。しかもネジは1/4"。

すこし削ればなんとかなりそうです。ヤスリとグラインダーの出番です。

これは削って寸法を合わせ、塗装も済ませた姿です。

ちょっと切り方が荒いけどコルクを貼ってネジを戻して完成。




HVR-Z5Jを載せてみました。


\5,400のジャンク品はこうして使えるようになりました。
この三脚は簡易バランサー機能があって使い勝手は良さそうです。
SonyのカメラにPanasonicの銘板は具合が悪いので後で剥がして何かから外しておいた「Sony」に張り替えました。
コメント
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