2021年 8月22日
久しぶりに動かない2台のQUARTZ時計が入庫しました、2台共管理が良いのか
電池ケース部は完璧でした、先ず1台目、SEIKO QA346Bです。
これはQUARTZ時計としては一般的な時計でムーブメントは容易に手に入る時計、
ムーブムメントを取り換えました。
これで直りました。
(修理前の写真無しです)
2台目は親の退職祝いに貰ったもので、大事にしていたが動かなくなったとのこと、
時計屋に修理に持っていて、断られたそうです。
昭和63年に貰ったもの、33年経っています、たった33年です。
TOSHIBA製TCQ-155 時報付きです。
まず外観です、立派な木製の枠で、時報有り無しのスイッチが有ります。
裏蓋を外すと時報を発生する打点式の棒が有ります。
ちょっと高価なムーブメントです。
見た所異常は有りませんが、とりあえず表のガラスを外し、針を外し、ムーブメントを
取り外しました、取り外した状態で秒針を取付、電池を入れると動き出しました。
ムーブメントを本体に取り付け秒針だけで動かすと問題なく動くことをしばらく確認
しました、
これからが大変、動くのは分かったが、時報付きの為、時計の長針が12時の所で
時報が鳴るように、しかも、短針の針位置と時報の数を合わせなければなりません、
やり方があるはずですが、時計屋さんに聞こうと思って電話すると、コロナの関係で
5時に閉めましたとのこと、仕方がないので針を回しながら時報と短針の位置合わせ
数回してやっと合致させました。
不良原因が不明です、今正常に動いているので、たぶんどこかの接触不良と思われますが
判りません、再発するかも、でも やれやれ!!。
1日動かして問題ないので引き渡そうと思います、これで喜んでくれるかな!!。
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