7月29日に奥さまを急に亡くされたAさんがひょっこり訪ねて来られました。
細い体が一段と細くなり、在りし日の奥さまのお話をされている間、とめどもなく流れ出る涙を必死にこらえられているお姿に思わず我々も貰い泣きをしてしまいました。
今は何も手に付かず、工房にすら入っていないそうです。死別の悲しみは忘れ去るのではなく、受け入れることじゃないか、とも・・・。
夫は妻に先立たれて取り残されると、虚脱感を実感し、腑抜け状態になってしまい、回復までには相当時間がかかる、という話もされていました。
奥さまに何もしてあげられなかった事を懺悔し、後悔の日々を過ごしておられるAさんが、一日も早く立ち直ってくれることを願っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます