一休さん

夢づくり工房 一休

麗(うらら)

2009-03-20 05:46:01 | 墨彩書画

暑さ寒さも彼岸まで、と言われるように、この時期になるといっぺんに春を感じますね。麗らかな春がやってきました。

「うら」は心を表す古語です。この「うら」からたくさんの言葉が生まれました。占い、羨む、恨む・・・・。そして、この麗らも、「うらうら」が縮まったものと言われています。

心の中に何もない、心そのまま。これがうららのもともとの意味だそうです。気に掛かることも、隠しごともない、さわやかな状態。まるで雲一つ無い青空のように、本当に伸びやかな気持になりますね。その心地よさに、「麗(うらら)」という字をあてたようです。

春は、心を解放して、きっとこんな気持になりやすいのでしょうね。春うらら・・・。昼からは雨も上がるようです。今日もこんな気持で過ごせますように・・・。

コメント (2)
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