暑さ寒さも彼岸まで、と言われるように、この時期になるといっぺんに春を感じますね。麗らかな春がやってきました。
「うら」は心を表す古語です。この「うら」からたくさんの言葉が生まれました。占い、羨む、恨む・・・・。そして、この麗らも、「うらうら」が縮まったものと言われています。
心の中に何もない、心そのまま。これがうららのもともとの意味だそうです。気に掛かることも、隠しごともない、さわやかな状態。まるで雲一つ無い青空のように、本当に伸びやかな気持になりますね。その心地よさに、「麗(うらら)」という字をあてたようです。
春は、心を解放して、きっとこんな気持になりやすいのでしょうね。春うらら・・・。昼からは雨も上がるようです。今日もこんな気持で過ごせますように・・・。