本と猫好きの日日社会メモ

本当の豊かさって何?などとたまに考えつつ、日日生活に流されながら、猫と戯れ本を読む・・そんな毎日を時々アップします。

「貝と羊の中国人」加藤徹著

2010-07-23 06:29:24 | 本・雑誌、読書
ここ数年、猫も杓子も中国なのでやはり中国です。時々中国に関する本を読みますが、どうもいま一つピンときていません。

最近多い中国ビジネス事情や中国人論とは異なり、中国の歴史を見ながら、民俗学的に中国をゆっくりと語っていて自分の中に新しい視点ができた感覚です。

本の題名にある「貝」は農耕民族的な特徴の象徴、「羊」は遊牧民的な特徴の象徴として挙げられています。

中国と一口に行ってしまう国が多民族からなり、複雑であることがじんわり理解できます。

歴史上のヒーローや地政学、歴代の国家など多面的に中国が語られており、興味ある章に関することを拡げて調べていくのもおもしろそうです。

中国を一言で語るのは無理、やはり中国は大きな国だと実感できました。

本を少しぐらい読んでも、ピンとこないのは当たり前とちょっと安心??

もっといろんな視点の本を読んでみないといけないですね。

もっとも・・「百聞は一見に如かず」ですかね・・

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